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用語集《TW》 更新日時 2016/07/29 17 51 22 アクセス数 - KILLING FLOOR内で使用されている単語の意味について記述します。 A~E F~J K~O P~T V~Z 数字 記号 日本語(2chのKFスレ用語等) コメント A~E AA12 Auto-Shotgun 20連装のオートショットガン。ダメージと装填弾数と連射力を兼ね備えた銃。 ただし携行弾数が少ないため調子こいてるとすぐ弾切れになる。お値段£4,000はKFの内では最高値。 ・・・だったのだがM7A3Mの£7,500にその座を渡した。 ちなみにハスクガンとバズソーボウも同じ£4,000だが、対応職Lv6時の値段はAA12が£1だけ安い。 Agent Wilkes(エージェント「ウィルクス」) プレイヤーキャラの1人。どこかのエージェントらしいが素性は不明(MI5とか諜報機関?)。 ホージン社の最新軍用防護服を発見、着用している。もちろん性能差は無し。DLCを購入しないと使えない。 AK47 有名なアサルトライフルの1つ。テロリストがよく持っている。ブルパップとSCARの中間的な性能。 レベル6コマンドーの初期装備。3種のアサルトライフルの内、これだけアイアンサイト。 Alternate-fire(オルトファイア) 9mm自動拳銃のフラッシュライト、ARのフル/セミオート切り替えなど、装備の2つ目の使用法の事 (無い物もある)。 またはそれを使う事。デフォルトではホイールクリック。 Alternateの意味は「代用・代替」。キーボードのAltキーもこれの略。 Assault Vest(アサルトベスト) ダメージを吸収・軽減してくれるベスト。防弾チョッキとも呼ばれる。 トレーダーで購入できる他、マップ上に落ちている場合もある。 プレイヤーの命綱であるためウェーブ終了時には必ずトレーダーに修理してもらおう。 Barbeque tonight? (バーベキュートゥナイ?) 火炎放射器で敵を倒すと聞けるボイス。汚物を消毒する人間の気持ちを見事に表したハイテンションっぷりに定評がある。 Berserker(バーサーカー) 略称:BSK、バサカ、バカ。 Perkの1つ。近接戦闘が得意であり、硬さと移動&近接攻撃スピードも上がる暴れん坊。 Bloat(ブロート) スペシメンの一種。視界を塞ぐゲロで攻撃してくるデブ。 ヘッドショット後のタイムアウト以外で倒した時にもゲロを撒き散らす。 Boomstick(ブームスティック) ショットガンを指す英語圏でのスラング。KF内ではHunting Shotgunの事を指す。 「ブームスティックターイム!」 Brute(ブルート) 公式Mutatorに追加された新しいスペシメン。ボクシングのチャンピオンだった男を改造して出来たらしい。 吹き飛ばし付きの自慢のパンチもさることながら、右腕で頭部をガードしなんと被ダメ90%カットというSS泣かせ。 Bullpup(ブルパップ) イギリス軍の制式装備L85A1のこと。名前の通りのブルパップ式アサルトライフル。 威力は低いが40発の装填弾数とリロードの早さが特長。 レベル5コマンドーの初期装備。マップ上に落ちている場合がある。 ChainSaw(チェーンソー) 近接武器の1つ。オルトファイアの威力はカタナ以上だが重さがネックとなり出番はない。 音もうるさいし。 かつてはLv6バーサーカーの初期装備だったが今は斧に取って代わられた。 Clot(クロト) 最も数多く出てくるスペシメン。パッと見はただの白いひょろひょろハゲ。手はデカイ。 ほぼすべてにおいて最低のいわゆる雑魚だが捕まれると動けなくなるため油断は禁物。 Commando(コマンドー) Perkの1つ。敵のHPが見え、透明化を見破る。アサルトライフルが得意武器。 同名のシュワちゃんの映画のタイトルのAAがよく貼られる。 Corporal Lewis(ルイス伍長) プレイヤーのキャラの1人。ガスマスクにヘルメットを着けている。 地獄のようなダイエットをしてまで軍隊に残ったばかりに事件に巻き込まれた可哀相な人。初期から使用可能。 Crawler(クロウラー) 蜘蛛と人を掛け合わせて作られた、這って移動する黒いスペシメン。いきなり天井から降ってきたりする。 姿勢の低さと飛びつき攻撃が非常にうざったいバーサーカーの天敵。 CRITICAL スコアに表示されるプレイヤーの状態のひとつ。赤色の文字。ヘルスが残り50以下になると表示される。 「危機的な・重大な」という意味。画面が赤く染まり、さらに移動速度が下がるためすばやく回復すべし。 メディックはスコア画面を常に確認してCRITICALのメンバーがいた場合は優先的に回復するとよい。 Crossbow(クロスボウ) シャープシューターの得意武器の1つ。XBOWとも表記される。 連射は出来ないがヘッドショット時ダメージ4倍というトンデモ性能。 頭に当たれば強いが、外せばとたんにチームの危機ともなりうるプレッシャーのかかるハイリスクな武器。 Demolition(デモリション) 爆発物が得意なPerk。擲弾の嵐で敵を吹き飛ばす。たまに自分も吹き飛ばす。 ボス戦でパイプボムを頭に乗せて突っ込むのがトレンド。 Demoman(デモマン) デモリションのこと。海外Wikiでよくデモリションのことを指して使われている。 元ネタはTeamfortress2。同じく爆発物がメイン。 DJ Scully(DJ スカリー) プレイヤーキャラの1人。軍役から逃げてDJをやっていたらクラブがスペシメンに襲われた。顔が怖い。 DLCを購入しないと使えない。 Dr. Gary Glover(グローヴァー博士) プレイヤーキャラの1人。防疫服を着て戦うホージン社の関係者。黄色尽くめの為、かなり目立つ。 DLCを購入しないと使えない。通称:ヒヨコ。 Dual 9mms(デュアル 9mm) 9mm自動拳銃の2丁セット。1丁なら重量0なのに2丁だと4になる罠仕様。しかもサイトも覗けない。 欲しくもないのに落ちている9mmをうっかり拾って涙目になるのがKFの定番。 Dual HandCannons(デュアルハンドキャノン) ハンドキャノンの2丁セット。反動は大きいが瞬間火力は稼げる。 Exploits(エクスプロイツ) プログラム上の貧弱性の事、いわゆるバグである。KillingFloorでは下述の安全地帯の事を指す場合が多い。 TOP F~J Field Medic(フィールドメディック) 回復役のPerk。医療注射器とメディックガンの回復量&チャージ速度が上がる。 さらに£3,000のメディックガンを87%割安で買える。アーマーも安くなる。 攻撃に関するボーナスはないが移動速度アップとチートとも思えるアーマー強化のおかげで、 いざという時は味方の壁にもなれる。もちろん逃げ足も速い。 Fire Axe(消防斧) 火災現場で延焼を防ぐために使われる斧。落ちている場合もある。 昔は£150で買えたのだが、アップデートで近接武器の価格が高騰し、£1,000となった。 BSK以外では気安く買えなくなった。 しかし長めのリーチとかなりの威力を持つため、懐に入れておきたい。 反面攻撃速度はかなり遅い。 なので雑魚を捌くにはカタナ、大物には斧をガツンとが定石。 Firebug(ファイアバグ) 名前通りの放火魔なPerk。訳すと「放火魔」。かつては火炎放射器しか得意な武器が無かったが、アプデで増えた。 でも結局どれも火炎武器で、おまけにグレネードまで着火手段と化す。 『バーベキュートゥナイ?』と叫びながらゾンビを焼くのがマナー。『汚物は消毒だぁー!』も可。 FlameThrower(火炎放射器) 名前の通りの武器。雑魚には強いが硬い敵にはかなりの火力不足。 テンションだけはむやみに上がるが射程が延びるFirebug以外で使うとネタにもならないので注意。 FleshPound(フレッシュパウンド) 略称:FP 終盤に登場する最強スペシメン。ムキムキの巨人で腹と背にランプが付いてるドリル腕ブリーフハゲ。 発狂すると他のスペシメンまで吹っ飛ばしながら急接近してくる。その姿はまさに圧巻。 たった1体のFleshPoundで部隊が壊滅することもある。 FoundryWorker Aldridge(鋳造所作業員 アルドリッヂ) プレイヤーキャラの1人。溶接作業用のマスクをしている。 断末魔が聞こえても食事を楽しむタフな人。DLCを購入しないと使えない。 Frag Grenade(手榴弾) レモン型の手榴弾。初期装備で3つありデモリやサポートならLvとともに所持数もアップする。 かなりの威力と爆風範囲で気をつけないと自爆の危険大。 溶接したドアにダメージを与えられる唯一の手段。そのため壊れかけのドアに投げて敵をドアごと吹っ飛ばしたりもできる。 FriendlyFire(フレンドリーファイア) 仲間を攻撃すること。または仲間を攻撃できるか否かの設定。 KFではプレイヤー間は基本的に不可能。敵同士はアリのため、たまに仲間殺しや仲間割れが生じる。 FFと略される場合が多い。 gg Good Gameの略。お疲れ様的な意味でつかわれる。 会話の少ない本ゲームに於いてもっともよく使われる会話文。 Gorefast(ゴアファスト) 全身真っ赤なスペシメン。左腕にデカイ刃物を括り付けているハゲ。普段はノロマだが一定範囲内に来ると急接近してくる。 プレイヤーが増えるとそれなりの体力になるが、頭は柔らかい。 ただし9mm程度で頭を飛ばしてもしばらく生き残るため手加減しないほうがいい。 攻撃力は高く、攻撃時の「シャキンシャキン」という効果音は全プレイヤーの恐怖の的。 Handcannon(ハンドキャノン) FPSではおなじみのデザートイーグル。装填数は9mmの約半分だが威力は3倍強。ただしリコイルもデカい。 落ちている場合があり、その中でも一番高く売れる。 あまり知られていないが貫通性能があり、SharpShooterで使うと小さい群れ程度なら簡単に潰せる。 Head Shot(ヘッドショット) 敵の頭部を撃つ事。もしくは頭部を破壊すること。 KFでは独自かつ、やや複雑な仕様になっているため詳細はこちらを参照。一度は読んでおくといいかも? HEALTHY スコアに表示されるプレイヤーの状態のひとつ。緑色の文字。ヘルスが95以上の場合表示される。 「健康な」という意味。 Hell on Earth KFにおける最高難易度。まさにこの世の地獄。 敵の体力、移動速度、攻撃力、WAVEあたりのゾンビ数、どれをとっても脅威。 Perkレベルが高いだけではどうしようもなく、立ち回り、経験、そしてチームとしての連携がクリアの鍵となる。 Horzine(ホージン社) 今回の事件の発生源となった会社。政府お抱えの軍産企業。 生化学研究所もあり、裏でスペシメンを作っていたあたり、かなり黒いことをやっていた様子。 Hunting Shotgun(ハンティングショットガン) 略称:HSG 水平2連散弾銃。ジャギ様御用達(彼は1発も撃ってないが)。 オルトファイアでの2発同時発射は範囲内の雑魚を根こそぎ吹き飛ばし、ダメージソースとしてかなりの性能を発揮する。 HSG-1 上記のハンティングショットガンの略称とスペルが被るが別物。 元ネタの武器からKSGと呼ばれることもある。 初期のショットガンとの違いは若干早い連射速度とボックスマガジンであること。 当然1発当たりのリロード速度はこちらの方が圧倒的に上。 さらには装弾数が12発、集弾性が高い、重量が6などあらゆる点で改善のなされた強武器。 Husk(ハスク) 火炎弾発射機を装備したサイボーグ風スペシメン。ハゲ。 体力はそこそこだが遠距離攻撃というだけで十分ウザイ。爆発ノックバックと炎のドットダメージで輪をかけてウザイ。 INJURED スコアに表示されるプレイヤーの状態のひとつ。黄色の文字。ヘルスが51~94の場合表示される。 injureで「(動植物を)痛めつける・傷つける」といった意味。非生物なら「damage」。 Iron Sight(アイアンサイト) 目標に向け銃口付近の照星(凸)と銃後部に装着された照門(凹もしくは○型)を 一直線に並べる事で狙いを定めるタイプの照準機。 KFでは多少の手ブレがあるものの、照星の頂点部分が画面中央に来るようになっている。 ただし、M14だけは照星の頂点から少し下あたりなっている。 TOP K~O Katana(カタナ) 刀。 軽い・強い・速いの3拍子揃った近接戦闘の要。バーサーカーだけでなく幅広いPerkのお供に使われている。 対雑魚処理のために1本持っておくと便利。 Kevin Clamely(ケビン・クレメリー) Patさんの本名。 ホージン社の創設者であり最高経営責任者。 政府からの指示で『完全なる兵士』作成の計画に従事してたが、謀反。 今までの研究結果を用いて自分をスペシメンに作り変え、Patriarchと名乗りロンドンを地獄に変えた。 2014年7月3日のアップデートで娘がいることが発覚。同時に娘も使用キャラクターに追加された。 KillingFloor(キリングフロア) このゲームのタイトル。意訳すると『屠殺場』といった感じ。 よく『KF』と略される。 knife(ナイフ) 初期装備。これを装備すると最も早く移動可能。武器としてはあまりにも頼りない。 L.A.W Light Anti-Tank Weapon(携行型対装甲ロケット砲)の略。単発の威力はもちろん範囲も広い。 しかし単発式故のリロード時間と全武器中最高の重量13という性能のため使いどころが非常に難しい武器ではある。 火炎放射器と並ぶロマン溢れるナイスな一品。 Leveling(レベリング) レベルを上げること。またはレベル上げの作業。 海外wikiでも使われているが和製英語らしい。 Lever Action Rifle(レバーアクションライフル) 名前どおりの『レバーアクションライフル』。通称:LAR。 連射は利かないがヘッドショットしやすく頭へのダメージも2倍。 安価且つよく落ちてるにも関らず、序盤から終盤まで凄く便利。BSKならカタナ、斧のお供に持っておくと◎。 Lieutenant Masterson(マスターソン中尉) プレイヤーキャラの1人。叩き上げで中尉までのし上がったスーパー軍人。経歴は不明。 事件の発覚前に部隊を率いてホージン社の制圧に向かったが、敗北を期している。 シュナイダー一等兵とは顔が違うだけ。初期から使用可能。 Lance Corporal Lee Baron(リー・バロン兵長) プレイヤーキャラの1人。爆弾処理班?のような防護服を着ている。 どうやら爆弾魔としての素質があったようで、スペシメン排除という名の下に街中で爆弾を使用できる現在の状況を愉しんでいる模様。 DLCを購入しないと使えない。 Machete(マチェット) いわゆる鉈(なた)。落ちている場合がある。 性能はナイフよりやや強い。安い上に重量も1と軽いので、何も持たないよりはあったほうがいい。 Master Server(マスターサーバー) ゲームサーバーの情報を収集し、サーバーブラウザに送信しているサーバー。 ここが不調になるとゲームサーバーが健常でもサーバーブラウザには表示されないが、IP直打ちすれば入る事はできる。 また、たまにゲームクライアント側の設定ファイルが破損して情報を受け取る事ができなくなる事もある。 Med Syringe(医療注射器) 初期装備の1つ。自分を含めプレイヤーを回復できる。 味方を回復したほうが効率がいいCoopゲー仕様。1回でヘルスを20、徐々に回復する。 ソロモードの場合なぜか1回で50回復する。 緊急時ではメディックでないと回復が間に合わない場合がほとんどなので他のPerkではこまめな回復が必要。 Mike Noble(マイク・ノーブル) プレイヤーキャラの1人。何故か骸骨が描かれたコスチュームを着ている。 ブッ飛んだ公式の紹介文は一読の価値アリ。DLCを購入しないと使えない。 MP7M MedicGun 治療アンプル発射装置付きというこのゲーム独自仕様のサブマシンガン。 遠くの味方を回復できるメディックガン。 武器としては連射力ありすぎでリコイル大きすぎの豆鉄砲なブルパップ以下。 £3,000もするので素直にメディックになって買おう。 Mr. Foster(フォスター氏) プレイヤーキャラの1人。ガスマスクにスーツという異様過ぎる格好だが一応作家らしい。 DLCを購入しないと使えない。 既婚者だが、彼の奥さんもKFに登場する。 mutator(ミューテーター) ゲームの追加ルールの事。特定のスペシメンしか出なくなったり、人数制限まで変えたりする。 公式で予め用意されているもの以外の、ユーザーが独自に設定したミューテーターを使用すると 経験値が入らなくなるので注意。 単語の意味は『変異誘発源』。ゲームの機能を変異させることに由来する。 M14 Enhanced Battle Rifle セミオートタイプのバトルライフル。バランスの取れた威力と連射力を持つ。 さらにオルトファイアでレーザーポインタを使用可能。サイトを覗かなくても狙いやすいといい所尽くめで あらゆる状況に対応出来る。 2010年末頃のパッチで弾数が20/280の300発から20/140の160発へ大幅に修正されSharpShooter無双時代がついに幕を下ろしたがその強さはまだまだ健在である。 M32 MGL(M32擲弾発射器) 回転式のセミオートグレネードランチャー。瞬間火力はピカイチだが煙もすごい。 リロードが死ぬほど遅いため1回撃ち切ってしまうと6発込め直すのはかなりの時間を要する。 FPに効果抜群。 M79 GL(M79擲弾発射器) 単発式のグレネードランチャー。連射は利かないが重量4と軽いため手軽な範囲攻撃の手段として重宝される。 但し擲弾が1発10ポンドという金食い虫。 nf Nice Fightの略。 全滅した時によく頑張った的な意味で使われる。 Nightfall Character Pack KFのDLCの1つ。リー・バロン兵長、マイク・ノーブル、フォスター氏、"肉食獣"警備員ソーンの 4人のキャラクタースキンが追加される。 Outbreak Character Pack KFのDLCの1つ。エージェント「ウィルクス」、DJ スカリー、グラヴァー博士、鋳造所作業員アルドリッヂの 4人のキャラクタースキンが追加される。 TOP P~T Patriarch(ペイトリアーク) 略称はpat。 規定ウェーブをクリアした後に出てくるボス。今回の事件を引き起こした張本人。 本名はケビン・クレメリー。娘がいる。 左腕にロケットランチャー付きガトリングガン、腹からは触手、透明になって突進するなど トンデモ要素を詰め込むだけ詰め込んだステキキャラ。 Perk(パーク) ゲームの用語の1つ。プレイヤーの特定の性能を上げる。これによりプレイヤーに特徴が付き、各々の役割を作る。 KFには6種のPerkがあり、デメリットがあるものは存在しないが、現状として性能のバランスは取れていない。 2010年12月のパッチでSharpShooterの弱体化に加え火虫の強化修正等、かなりバランスは安定して来ている。 Pipe Bomb(パイプ爆弾) 設置するタイプのお手製爆弾。使用感覚としては地雷に近い。 威力が高いため予め設置しておいてFPやボスを引き込む戦法を取れば戦闘がかなり楽になる。 2010年12月のパッチで£800→£1,500と倍近く値上がりしたため気軽には買えなくなった。 Police Constable Briar(ブライアー巡査) プレイヤーキャラの1人。機動隊の一員。物凄く目つきが悪い。初期から使用可能。 Police Sergeant Davin(ダヴァン巡査部長) プレイヤーキャラの1人。いなくなった嫁と娘を探している。 初期から使用可能。 pound(ポンド、パウンド) ゲーム内でも使われている、舞台であるイギリスの通貨単位。記号は『£』 インドなどでも使われているが『ポンド』と表記される場合はほとんどイギリスポンドを指す。 1ポンド=133.07円(2010年6月30日現在) ↓ 1ポンド=174.06円(2014年7月09日現在) やや円安気味になった模様。 ちなみにイギリスでは距離・重量にもヤード・ポンド法を用いていたが、1995年からメートル法に置き換わっている。本ゲーム内でもメートル・グラム表記。 Private Schnieder(シュナイダー一等兵) プレイヤーキャラの1人。階級は低いが有能な兵士。 見た目はマスターソン中尉の顔違い。初期から使用可能。 Ms Clamley(クレメリー女史) プレイヤーキャラの1人。2014年7月3日のアップデートで追加された。 実績解除で使えるようになる。 あのPatさんの娘( Stalker や Siren 的な意味ではなく)。 オブジェクティブモードでは進行役を務めるが、プレイヤーキャラになると声変わりする。 SCAR MK17 3種あるアサルトライフルの最上位。ドットサイト装備。 携行弾数も豊富なのでフル/セミ切り替えが生きる利便性の高い武器。 しかし下位武器のはずのAKがLv6コマの場合、装弾数37発とSCARの25発の1.5倍、 さらに威力もSCARとほぼ差ないので立場が危うい不憫な武器。 Scrake(スクレイク) 略称:SC FPに次いで体力・攻撃力の高い強敵スペシメン。エプロン姿でチェーンソーを担いだハゲ。 一定ダメージで発狂するため個人で倒しきるにはちと厳しく、チームの連携力が問われる。 Sergeant Powers(パワーズ軍曹) プレイヤーキャラの1人。妻子を殺されて精神崩壊寸前の人。 初期から使用可能。 Security Officer Thorne AKA "Carnivore"("肉食獣"警備員ソーン) プレイヤーキャラの1人。名前の『AKA』は『also known as(別名)』の略。ホージン社の社員であり妻帯者。 そして生体実験の被験者であり、全身の皮膚がすでに人とはかけ離れたものになってしまっている。 ネズミ等のゲテモノはおろか人間も食欲の対象らしいが・・・DLCを購入しないと使えない。 SharpShooter(シャープシューター) Perkの1つ。ヘッドショットダメージにボーナスが付く。 略称:SS。サポートスペシャリストもSSと略せるが基本的にはシャープシューターを指す。 Shotgun(ショットガン) 散弾銃。拡散範囲は広くないが、貫通力があり1列に並んだ雑魚を纏めて倒せる。フラッシュライト装備。 扱いやすいがサポートスペシャリスト仕様なのか重量8とやたら重く、サブウェポンにはしにくい。 Siren(サイレン) 拘束着を着せられた女性スペシメン。眼球が無い。あと貧乳。 声による攻撃は範囲内のプレイヤーのHPを容赦なく削ってくる。 軽いためか、爆発に巻き込まれて死ななかった場合は勢いよく吹っ飛ぶ。 メインメニューでたまに表示されるアップはまさにグロ画像。 Specimen(スペシメン) KF内の敵の総称。本来の意味は『検体、標本』。 ホージン社で行われた生体実験によって作り出された、食欲しかない化け物。 ただし、ペイトリアックやソーンのように、後天的にスペシメンに改造された場合は意識はそのまま残る様子。 よく『ゾンビ』と呼ばれているが、感染する病気ではなくあくまで人工的に作られたものであり、 生殖能力も無いため厳密には違う、かも。 とはいえ公式でもゾンビと呼ばれているのでゾンビでも問題ない様子。 Stalker(ストーカー) 透明化能力を持った女性スペシメン。透明になれて調子に乗ってるのか、よく喋る。 透明化は完全ではなく、注意してると見える場合ががある。というか影がある。 巨乳で全裸というだけで萌えようとする者がいるらしい。ビッ○。 Stuck(スタック) 自動車用語等と同様、何らかの理由でプレーヤーやスペシメンが動けなくなる事。 岩の間や見えない壁に挟まったり、理由は様々であるが、危険な場所があるマップが回ってきた場合、 知っていたら事前に注意を促しておきたい。 スペシメンの場合愚直に移動経路を辿って来るために、狭い入り口の扉などに引っかかり数十体レベルで フン詰まる場合もある。 また、移動経緯から大きく外れると上手く動かなくなる為、オブジェクトの後ろに回りこんだまま出てこなくなる事も… 特に大型アップデート前のカスタムマップの場合、ハスクの火炎弾発射時の反動や着弾の爆風で吹っ飛び、 最悪マップの外に落ちる場合もあるので注意したい。 Support Specialist(サポートスペシャリスト) Perkの1つ。ショットガン系の他に溶接機、手榴弾、所持可能重量も強化される。 溶接機は2.5倍まで速度が上がるため、篭る場合は一人はほしい。 所持重量に関してはショットガンの重さ故にむしろ上がらないと話にならない。 略称はサポ、サポスペ、サポシ。 suicidal(スーサイダル) 『自殺的な、自暴自棄な』という意味の言葉。KFのHell on Earthに次ぐ高い難易度。 敵が強くなるのは当然だが、貰えるお金も非常に少なくなるためPerk割引の小さい低レベルでは非常に辛いものがある。 Trader(トレーダー) ロンドン各地で兵器屋を開く黒人女性。素性など一切不明のKF一番の謎多き人物。 プレイヤー達のキンタマを握ってるメスゴr(ry Tripwire Interactive 製品版KFの開発元でありパッケージ版の販売元。Unreal Tournament 2004のModだったKFの開発メンバーと 版権を買い取って有料化した。 Gaming Boltの選ぶ「PCゲームシーンを塗り替えた15のMODチーム」にTOP3で選出されるなど、 Modの開発に関しての評価が高い。 KF以外では「Red Orchestra」が有名。 TOP V~Z wave(ウェーブ) 敵の襲撃の単位。いわゆる『ラウンド』。一定数の敵が現れ、それを全て倒せば終了となる。 後半になればなるほど敵の種類が豊富になり、攻撃が激しくなる。 規定のウェーブをこなせばボスが現れる最終ウェーブが始まる。 Welder(溶接機) 初期装備の1つ。木製でも金属製でもどんな扉も塞げるスーパー溶接機。 敵の進攻を塞き止め、1ヶ所に纏めることが出来るゲーム攻略の鍵なアイテム。 white list(ホワイトリスト) 経験値が加算されるマップのリスト。公式ページのフォーラムに掲載されている。 ホワイトリストに載っているマップでも、公式のではないミューテーターが設定されていれば経験値は入らない。 意味は『警戒する必要のない対象の一覧表』。対義語は『ブラックリスト』。 Wiped out 全滅時に表示される一言。そのまんま「全滅した」という意味。 "Mission failed, your team was wiped out."なら「ミッション失敗、あなたのチームは全滅しました」と言う意味。 Zed-Time KF独自の演出効果。敵を倒した、頭部を破壊した瞬間に稀に独特の効果音と共に3秒ほどスローモーションになる。 細かい発生条件は不明だが、高レベルのコマンドー及びバーサーカーはZed-Time中に敵を倒せばスロー時間を延長できる。 敵の動きはもちろん、マウス感度も下がるため確実にヘッドショットを決めるチャンス。 数字 9mm Tactical(9mm自動拳銃) 初期装備の1つ。威力は低いが反動が少なく扱いやすいサイドアーム。フラッシュライト装備。 シャープシューターの得意武器ではあるが序盤や雑魚の掃除で全Perkがお世話になる。 記号 ~ アルファベット文字以外の、Killing Floorがサポートしていない言語の文字はこう表記される。 その為、日本語化してチャットを日本語で打ち込んだりSteamニックネームに日本語を使うと、 日本語化していないプレーヤーからはこう見える。 また、日本語化したゲームクライアントでサーバーを立てた場合も、そのサーバーに接続したプレーヤーに 日本語化した文章を表示させようとする為にこの記号に化ける。 だが、ネタとしてわざとこれをチャットに書き込むプレーヤーも多い。 日本語(2chのKFスレ用語等) 安全地帯 高台やオブジェクトの隙間、スペシメンの進行ルート等の都合でこちらから一方的に、 安全に攻撃することが出来る場所の事。『キャンプ』とは異なる。 TWIのリリースノートではexploit point等と表記されている。 当然、利用はゲームマナーに則った行動ではない。 安置 安全地帯の略「安地」の誤植、本来は物を安定した状態で置くという意味。 ゲームなどでは安全地帯を安地と略す場合が多いが、基本的に一般的な用語ではない為 変換候補には出ないので、見た目似ているこちらで書き込む人が多い。 カミカゼ(KAMIKAZE) いわゆる『特攻』を指す言葉だが、KFでは『頭にパイプボムを乗せて敵に突撃すること』を意味する場合が多い。 キャンプ 一箇所で敵を迎撃する戦術、またはその場所の事。マップによっては定番ポイントがある。 金 「きん」。「かね」ではない。Lv6 Perkのこと。Perkシンボルが金色になることから。逆にLv6未満は赤と呼ぶ。 使用例)「やっとコマンドーが金になったよ~!」 コマチキ ハロウィン実績を解除すると使えるようになるヒヨコ。中の人はエドモンド・クック監察官。 結局死んでしまうのだが、サイボーグ『チキンネーター』として復活する。 チキネーターはDLC。 二人同時に使うこともできる。 コマンダー Commando(コマンドー)の読み間違い。Commandoは「突撃/急襲/奇襲部隊・メイトリクス」を指す語であるが、 コマンダー(Commander)は「指揮官」であり、別の意味である。 ただしどちらもCommand(命令)から派生した語ではある。 ゴリラ トレーダーさんのこと。メスゴリラとも呼ばれる。 一部熱狂的なトレーダーファンがいるので使用には注意。 サポシ サポートスペシャリストのこと。 元はFF11の『サポートジョブがシーフの人』を指す言葉。 自殺 KFの高難易度suicidalの事。 『自殺的な』という意味から派生。かつては最高難易度だったが、現在はその上をいく難易度Hell on Earthがある。 suimasen maega mienai desu 「すいません、前が見えないです」 「バーベキュートゥナイ?」 タゲられる ターゲットにされるという意味。 敵キャラのFleshPoundはよく標的を変えるので「FPにタゲられる」とかそんな感じで使われる。 伝説の○○ 全世界に数多く存在するKFプレイヤーの中でも、ずば抜けた腕と知識、行動を兼ね備えた伝説の戦士のこと。 各Perkごとに極少数が存在するとされているが、目撃情報は少ないようだ。 バカ バーサーカーのこと。単に短く略しただけなのか、それとも獲物持って突撃する脳筋野郎だからなのかは不明。 恐らく両方の意味を持つのだろう。 ハゲ その通り頭髪の無いキャラクターに対する呼称。KFでは登場する敵キャラクターの大半がハゲであり、 特定のキャラクターを示す語としては上手くないはずだが、何故かScrakeの事の場合が多い。 だがやはりどのキャラクターかは定かでないので「どのハゲだよ」と返そう。 半角/全角 おそらく、大半の閲覧者の左手の左斜め上あたりにあると思われるキー。 エンジンの仕様上、ゲーム中に日本語入力が入るとどのキーを押してもジャンプになって しまう為注意が必要である。 キーボードや日本語入力ソフトの種類にも因るが、もう一度半角/全角キーを押すかEscキーを 押してからもう一度半角/全角キーを押して日本語入力を解除すれば元に戻る。 火虫 ファイアバグのこと。Fire(火)bug(虫)。 ヒヨコ グラヴァー博士のあだ名。全身黄色の彼がヒヨコに見える、らしい。 ぴょこぴょこ動き回るその仕草が可愛いと評判。 ホロ ホロホロホー TF2にカエレ マラソン 1ヶ所に篭らず、走り回りながら戦う戦法。単独行動とも言う。 BSK・メディック・火虫以外がこれをやると連携を取りづらいため全方向に注意しなければならない。 BSK・メディックは足が速いので前だけ見ていればいい。 火虫は囲まれても火炎放射器と火炎グレネードで脱出できる。 リロードキャンセル リロキャンとも略される。 リロード中に武器を持ち替える事。 よく誤解されるがリロードの所要時間その物が減るわけではなく、事前に別武器に持ち替えられるだけである。 ただし、Shotgunの場合はリロードを中断できるのでその限りではない。 我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。 KFスレのテンプレに『マルチでの心構え』として最近追加された一文。意味は自分で考えろ。 元ネタはアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 ワンカー ボイスチャットでよく出る単語「wanker」から。 意味はバカ、アホ、シコり廃人など。 TOP コメント 更新日時:2014/07/17 10 09 12 アクセス数: - ヒヨコ -- (名無しさん) 2010-05-26 09 26 22 やっぱグラヴァー博士一番いいわ -- (名無しさん) 2010-09-04 00 27 48 グローヴァー博士だった -- (名無しさん) 2010-09-04 00 29 02 10箇所ほど修正・加筆してみました。 -- (名無しさん) 2011-02-04 09 32 15 HSGのAlt威力って修正されたんじゃなかったっけ -- (名無しさん) 2011-08-18 22 50 47 ワンカーはどういう意味なんでしょうか -- (名無しさん) 2012-03-07 23 48 34 スパム書き込み消去 wankerはバカとかロクデナシとかそんな意味。キャラクターボイスのページにも載ってるよ -- (名無しさん) 2012-03-13 11 11 46 書いてあることユニークすぎて4~5回吹いたw -- (名無しさん) 2012-12-19 22 53 33 nfとかggとかscとかfpとかの略称がわかんね -- (名無しさん) 2013-08-10 13 30 30 nfはnice fight, ggはgood game, scはscrake, fpはfleshpoundの略 -- (名無しさん) 2013-08-11 15 29 56 HSG-1を産廃とか書いた人、怒らないから出てきなさい。 -- (名無しさん) 2014-07-16 20 06 44 ごめんなさい(’・ω・`) -- (名無しさん) 2014-07-17 10 09 12 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Template 特殊文字 {{声優 | ふりがな = しまもと すみ | 名前 = 島本 須美 | 画像ファイル = Sumi Shimamoto at Sakura-Con 2007.png | 画像サイズ = 250px | 画像コメント = | 本名 = 越川 須美(こしかわ すみ) | 愛称 = | 性別 = 女性 | 出生地 = Template JPN・高知県 | 死没地 = | 生年 = 1954 | 生月 = 12 | 生日 = 8 | 没年 = | 没月 = | 没日 = | 血液型 = A型 | 身長 = | 職業 = 女優、声優 | 事務所 = | 配偶者 = 夫越川大介(お笑いタレント)、娘越川詩織(女優、声優) | 家族 = | 公式サイト = | 活動 = Template 声優/活動Template 声優/活動}} 島本 須美(しまもと すみ、本名:越川 須美〈こしかわ すみ〉、1954年12月8日 - )は高知県出身の女優、声優、ナレーター。血液型はA型。桐朋学園芸術短期大学卒業。現在はフリー、かつては劇団青年座、大沢事務所に所属していた。旧芸名は島本 久美(しまもと くみ)。Template VOICE Notice Hidden 人物紹介 来歴 高知商業高校卒業後桐朋学園芸術短期大学へ進学。短大卒業後、劇団青年座に入団。元々は『花神』等、女優としてテレビドラマに出演していた。 幼少期から活発で運動が得意な子どもだったが、高校時代に演劇部に入部。これが演技の道へ進むきっかけとなったと本人は語っている。 1979年に『ゼンダマン』の第3話「エデンの園だよ!ゼンダマン」(2月17日放送)にて、ゲストキャラクターのイブ役で声優デビューし、4月からはヒロインの星川ムツミ役を担当した『ザ☆ウルトラマン』がスタート(多くの文献・紹介などでは、このムツミ役がデビュー作とされている)。これを機に声優としての仕事が増えていくことになり、12月にはゲストヒロインを担当した『ルパン三世 カリオストロの城』が封切られた。 その後も『スプーンおばさん』のルウリィ役などで人気を獲得してゆき、1980年代半ばから後半にかけて全盛期を迎える。1984年には映画『風の谷のナウシカ』、1985年には世界名作劇場シリーズ『小公女セーラ』でそれぞれ主演。1986年からは『めぞん一刻』(音無響子役)、『オズの魔法使い』(ドロシー役)、『Oh!ファミリー』(フィー・アンダーソン役)でそれぞれヒロインもしくは主人公を担当した。 アニメ雑誌『アニメージュ』主催のアニメグランプリでは、1984年の第7回と1987年の第10回、1988年の第11回において、女性声優部門の1位を獲得。また1985年と1986年、1989年にも2位に入るなど、1980年代半ばから後半にかけて高い人気を誇った。 私生活では、1984年に 青年座の後輩で7歳下の、お笑いコンビ・ちびっこギャングの越川大介と結婚し「愛があれば年の差なんて 越川大介・島本須美」『アニメージュ』1984年11月号、徳間書店、p.160。、娘を1人もうけた ref name= voiceactor 「人気Voice Actor 島本須美」『人気ヴォイスアクター』勁文社、1990年、p.143。。 1980年代後半以降は『キテレツ大百科』のキテレツのママ、『それいけ!アンパンマン』のしょくぱんまん等、ヒロイン以外の役柄での出演も多くなり、役の幅を広げていった。 1990年代に入ると母親役が中心となったが、OVA『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』ではヒロインの銀鈴を担当。人気から、銀鈴を主人公としたスピンオフ作品も複数作られている。 現在は年齢により声質が少し変化したこともあり、ヒロインを演じる機会は少なくなったが、散発的にゲスト出演をしていることがある。しかし、同年代の声優がナレーション業に移行していく中、島本は未だにアニメへの出演が多い。また、2012年に自身の娘、越川詩織が島本がレギュラーで出演している『それいけ!アンパンマン』で声優デビューしている。 Template 雑多な内容の箇条書き 人物像 儚げなキャラクターを多く担当しているが、本人はスポーツ好き・麻雀が得意など、男勝りで豪快な性格として知られている。『小公女セーラ』のアフレコ現場ではリハーサル等において、ネタとして悪役版セーラの演技を披露していたこともあるという。夫の事を聞かれ、『月刊OUT』の取材では惚気て見せたことがある。 複数の作品で主題歌や挿入歌を担当したが、本人は「歌は苦手」と語っている。また出身地である高知が舞台の『海がきこえる』、『お〜い!竜馬』では方言指導を務めた経験もある。 エピソード 『ザ☆ウルトラマン』出演時に拘束時間が長かったため、当初は声優業は最初で最後にする予定だったという。 1980年代半ばには、東京書籍の中学校英語教科書、New Horizonの補助教材用オーディオテープで、音声解説を務めていたこともある(解説があるのは中学1年のみで、2年からは英語のみである)。 日高のり子は声優に転身して間もない頃、オーディションの最終選考で2人にまで残りながら、結果的に島本に敗れた事も多いという(『小公女セーラ』など)。この経験から日高は、「島本須美さんには敵わないと思った」、「オーディション会場で島本さんを見ると、もうダメだと思っていた」、「須美さんはいつも私の少し前を行っていた」等の発言を残している。ウェブラジオ『(三ツ矢3+日高3)2=?!』第2回。。しかし、当の島本もトトロのさつき役やタッチの朝倉南役などに落ちたこともあると公言したこともある 『海がきこえる』では、得意の土佐弁を生かして「方言指導」を行った。『名探偵コナン』においては、島本演じる工藤有希子が出身を高知と偽り、高知出身の頑固な庭師と打ち解けるシーンがある。 『めぞん一刻』の収録期間末期に妊娠・出産、この為に後半は「抜き録り」で対応した。本人は「妊娠中に高い声が出なくなった時期があった」と述懐している ref name= voiceactor / CD『めぞん一刻サウンドシアター』48巻、キティレコード、1991年。。 ネット上で「酒豪」と記されていることがあるため、ファンからお酒を贈られることがあるが、実際は酒豪ではないので贈られた酒は料理に使用しているとゲスト出演したSTVラジオ『島本和彦のマンガチックにいこう!』で語っている。 『銀魂』の沖田ミツバは原作者空知英秋の数少ない指名であった。この時、空知は「ナウシカの声優さんぐらいにお淑やかな人がいいんだけど、そんな大物が出るわけがない」と思ったと言う。 ファイナルファンタジーシリーズの熱烈なファンであることでも知られている。熱心にアピールしたかいもあり『ディシディア ファイナルファンタジー』のコスモス役で念願の初出演を果たした。 宮崎駿との繋がり 『赤毛のアン』では主役のアン役のオーディションの最終選考まで残ったものの、結果的には山田栄子に敗れた。しかし当時、レイアウトと場面設定の担当としてこのオーディションを見ていた宮崎駿が島本の声に強い印象を感じ、その後宮崎から指名されて『ルパン三世 カリオストロの城』のオーディションに参加、そしてクラリス役に抜擢されたという逸話がある「ルパン三世製作メモ5 声優決定プロセス」『アニメージュ』1980年1月号、徳間書店、p.33. 西田宣善「宮崎さん、難しい宿題ばかり出さないでやさしいものを作ってほしい 島本須美インタビュー」『キネ旬ムック フィルムメーカーズ 宮崎駿』キネマ旬報社、1999年、p.190。。 この『カリオストロの城』を皮切りに、島本は宮崎の作品に多数出演。新『ルパン三世』の最終話では小山田マキを演じ、『風の谷のナウシカ』では自ら志願してオーディションに参加して主人公のナウシカ役を獲得『フィルムメーカーズ 宮崎駿』p.191。。その後、『天空の城ラピュタ』は落ちたものの、サツキ役を受けた『となりのトトロ』では母親を演じ『フィルムメーカーズ 宮崎駿』p.192。、『もののけ姫』では若干毛色の違った役(トキ)を演じることになった。 しかし『もののけ姫』では苦戦して、宮崎から20回のリテイクを出され、島本自身も納得がいかずに自ら1回のリテイクを申し出た『フィルムメーカーズ 宮崎駿』pp.192-193。浦谷年良「おトキのゾンザイさん苦闘、島本須美さん」『「もののけ姫」はこうして生まれた』徳間書店、1998年、pp.358-361。。その後、宮崎作品が専業声優の起用を避ける方針を採っていることもあり、『もののけ姫』を最後に宮崎アニメには出演していない。 出演作品 ※太字は主役・ヒロイン テレビドラマ 花神(1977年・NHK大河ドラマ)お竜役 特捜最前線 第63話「痴漢・女子大生被害レポート!」(1978年、テレビ朝日) 西遊記シリーズ 第1期第22話「快楽の館 悟浄白骨の恋」(1978年) コメットさん(1978年) マー姉ちゃん(1979年)磯野マリ子の友人役 太郎の青春(1980年) ウルトラマン80 第4話「大空より愛をこめて」(1980年)スーパーの姉・広子役 池中玄太80キロ 第2シリーズ1話(1981年)客室乗務員役 映画 泥だらけの純情(1977年)高野香苗役 天平の甍(1980年) テラ戦士ΨBOY(1985年)BOYの声 テレビアニメ 1979年 銀河鉄道999(スージィ、本家アリババ) ゼンダマン(イヴ、クレオパトラ) ザ☆ウルトラマン(星川ムツミ、アルファ・ケンタウリ第1惑星の王女) 1980年 タイムパトロール隊オタスケマン (イザベル女王、クレオパトラ、楊貴妃) 燃えろアーサー 白馬の王子(アンナ) ルパン三世 (TV第2シリーズ)「さらば愛しきルパンよ」(小山田真希) 1981年 宇宙戦艦ヤマトIII(惑星生命体)※ノンクレジット 1982年 うる星やつら(雨森露子)※「島本久美」と表記 さすがの猿飛(千秋〈初代〉) 戦闘メカ ザブングル(マリア・マリア〈初代〉) 1983年 うる星やつら(雪の少女) 銀河疾風サスライガー(ステファニア) スプーンおばさん(ルウリィ、デン) ぼくパタリロ!(表記無し) 1984年 うる星やつら(水乃小路飛鳥) ドラえもん(キー坊) 夢戦士ウイングマン(松岡ケイ子先生) 1985年 ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(妖怪花) 小公女セーラ(セーラ・クルー) ダーティペア(マーガレット・タイナー) 忍者戦士飛影(ロミナ・ラドリオ) 1986年 Oh!ファミリー(フィー・アンダーソン) オズの魔法使い(ドロシー) サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ(エルフィ) 青春アニメ全集「伊豆の踊子」(薫) 生徒諸君!心に緑のネッカチーフを(北城真理子〈マアル〉) ドラゴンボール(人魚) 虹のかなたへ! 少女ダイアナ妃物語( b ダイアナ /b ) ハートカクテル(彼女) めぞん一刻(音無響子) 1987年 エスパー魔美(和子) シティーハンター(氷室真希) ミスター味っ子(ヨアヒム) 1988年 宇宙伝説ユリシーズ31(名古屋テレビ版)(ユミ) キテレツ大百科(木手美智子〈ママ〉、主婦、客) 美味しんぼ(笠田みよ子) それいけ!アンパンマン(しょくぱんまん) 1989年 機動警察パトレイバー(藤井綾乃) ジャングル大帝(新)(エライザ、リョーナ) それいけ!アンパンマン(ラクダットのママ、ママザウルス) ピーターパンの冒険(ティンカー・ベル) 天空戦記シュラト(調和神ヴィシュヌ) 魔法使いサリー(平成版)(春日野かすみ) 1990年 NG騎士ラムネ 40(物部先生) キャッ党忍伝てやんでえ(ウサ局さま) それいけ!アンパンマン みなみの海をすくえ!(しょくぱんまん) 楽しいムーミン一家(フィヨンカ) ピグマリオ(精霊オリエ) 1991年 おちゃめなふたご クレア学院物語(ヒラリー) おにいさまへ…(朝霞れい) ゲンジ通信あげだま(平家やまぶき、九鬼キク) それいけ!アンパンマン(モグラ、カン六太郎、くものもくちゃんのお母さん) レポーター・ブルース(トニー) 1992年 お〜い!竜馬(坂本栄、千葉さな子、武市富) 風の中の少女 金髪のジェニー(シスター・コンラット) キテレツ大百科(スーザン) スーパービックリマン(甲機メカタートル) ツヨシしっかりしなさい(川上先生) 花の魔法使いマリーベル(ママベル) フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ(イベット) ママは小学4年生(山口佐和子) みかん絵日記(草凪菊子) 1993年 キテレツ大百科(奥方、花丸郁江) 海がきこえる(美香) ポコニャン!(若葉モモコ) 1994年 赤ずきんチャチャ(うらら園長、ランラン、シロネコ、ピー助) キテレツ大百科(牛若丸) それいけ!アンパンマン(クッキーキャット、オムライスくん、キャンドルちゃん〈初代〉) あそぼう!! ハローキティ(ママ) 1995年 鬼神童子ZENKI(蓮月) キテレツ大百科(桜井芳江〈2代目〉) 空想科学世界ガリバーボーイ(リプリー) 爆れつハンター(ビッグ・マム) 1996年 ネオ・ハイパー・キッズ(朗読) ハーメルンのバイオリン弾き(ホルン) 美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(具志堅あかね) 水色時代(おばさん) るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(関原妙、関原冴) 1997年 金田一少年の事件簿(紅亜理沙) 深海伝説MEREMANOID(ルースミラー、ナレーション) それいけ!アンパンマン(でかこ母さん) 吸血姫美夕(神魔艶儒) みすて #9825;ないでデイジー(らら子先生) 名探偵コナン(工藤有希子) 1998年 EAT-MAN'98(ココ) サイレントメビウス(闇雲那奈) プリンセスナイン 如月女子高野球部(早川志乃) MASTERキートン(アンナ・ブラマー) 1999年 おジャ魔女どれみ(和久のぞみの母) GTO(太田千鶴) 週刊ストーリーランド「名奉行・文さん」(ナレーション) キティズパラダイス(ママ) 名探偵コナン(明智文代) 2000年 陽だまりの樹(芸者) 2001年 あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ(樟葉苳子) サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(イシュキック) 2002年 藍より青し(水無月妙子の母、妙子の祖母) あたしンち(ナレーション) キディ・グレイド(パドゥーシカ) 七人のナナ(鈴木みつ子) 満月(フルムーン)をさがして(グレートマザー) 2003年 AVENGER(ウェスタ) 京極夏彦 巷説百物語(お吉) 高橋留美子劇場(志摩聖子) 高橋留美子劇場 人魚の森(神無木登和) ドラえもん(女神) 2004年 KURAU Phantom Memory(アイネ、クライネ) 鉄人28号(2004年)(敷島夫人) 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(イシズ・イシュタール、神官アイシス) 2005年 シュガシュガルーン(キャンディ・ミュー) SoltyRei(エイレネ) ツバサ・クロニクル(エメロード) ブラック・ジャック(永湖ソノ) BLEACH(志波都) 雪の女王〜THE SNOW QUEEN〜(川の精) 2006年 きらりん☆レボリューション(月島うらら〈ルナ〉) xxxHOLiC(アジサイの声) 2007年 英國戀物語エマ 第二幕(オーレリア・ジョーンズ) 銀魂(沖田ミツバ) 桃華月憚(絶対宇宙) らき☆すた(泉かなた) 2008年 かんなぎ(上森シゲ)※「島木須美」と誤表記 今日からマ王! 第3シリーズ(アラゾン) 地獄少女 三鼎(御景小夜子) ポルフィの長い旅(アネーク) 戦争童話 キクちゃんとオオカミ(お母さん) のらみみ2(ミチルの母) 薬師寺涼子の怪奇事件簿(石動瑠璃子) 2009年 戦争童話 「青い瞳の女の子のお話」(村山秋子) 毎日かあさん(ナレーション) 2010年 クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!(マザースプリング) 2011年 クッキンアイドル アイ!マイ!まいん(おなご先生) 日常(第21話予告ナレーション) フラクタル(モーラン) マイの魔法と家庭の日(立海ユキ) 輪るピングドラム(女神様) 2012年 これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド(妄想ユー) スマイルプリキュア!(ロイヤルクイーン) 2013年 石田とあさくら(木下先生) 戦勇。(アルバのお母さん) OVA 出演年不明 ようちえん戦隊げんきっず(ともみ先生) 1985年 戦え!!イクサー1(サー・バイオレット) ドリームハンター麗夢(高宮陽子、鏡子) 1986年 ザ・超女(スー) 炎トリッパー(涼子、すず) 1987年 ヘル・ターゲット(ティキ・カルマク) 1988年 沙羅曼蛇(パオラ) めぞん一刻 四季 移りゆく季節の中で(音無響子) 1989年 手天童子(白鳥美雪) プロジェクトA子 完結篇(母親) 1990年 聖ミカエラ学園漂流記(シスター弓子) 冒険!イクサー3(シスターグレイ) 1991年 ここはグリーン・ウッド(蓮川すみれ) めぞん一刻番外編 一刻島ナンパ始末記(音無響子) 魍魎戦記MADARA(開耶) 1992年 愛物語 9 LOVE STORIES ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日(銀鈴) 世界の光 親鸞聖人(吉光御前) 1993年 ハローキティのアルプスの少女ハイジ(ママ) ハローキティのかぐや姫(ママ) ハローキティのしらゆきひめ(ママ) 魔物ハンター妖子3(柳姫) みかん絵日記 みかんアメリカへ行く!?(草凪菊子) 1994年 誕生 〜Debut〜(綾瀨未緒) 東京BABYLON2(柏木桐子) ハローキティの小公女(ママ) 無責任艦長タイラー(ミランダ) 1995年 赤ずきんチャチャ(うらら園長、ピー助) 1996年 元祖爆れつハンター(ビッグ・マム) ファイアーエムブレム 紋章の謎(エリス) 1997年 ジャングルDEいこう!(ロンゴ) 1998年 聖少女艦隊バージンフリート(海野潮風) 1999年 青山剛昌短編集(藤峰有希子) 青山剛昌短編集2(工藤有希子) まんがビデオ 仮面ライダー(緑川ルリ子) 2003年 かげろうかーくん(ナレーション) 2004年 おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(和久光) 2008年 名探偵コナン MAGIC FILE2 工藤新一 謎の壁と黒ラブ事件(工藤有希子) 2011年 ブラック・ジャック FINAL(カン医師) 劇場アニメ 1979年 がんばれ!!タブチくん!!(フライトアテンダント) ルパン三世 カリオストロの城(クラリス・ド・カリオストロ) 1983年 ユニコ 魔法の島へ(チェリー) 1984年 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(白い帽子の少女) 風の谷のナウシカ(ナウシカ) 1985年 うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ(ラーラ) 1986年 うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー(水乃小路飛鳥) 1987年 あいつとララバイ 水曜日のシンデレラ(その子) 1988年 現世守護神 ぴーひょろ一家(ヨギ) となりのトトロ(草壁ヤス子〈お母さん〉) めぞん一刻 完結篇(音無響子) 1989年 宇宙皇子(なよ竹のかぐや姫) それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙(しょくぱんまん) 1990年 それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲(しょくぱんまん) 1991年 それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん(しょくぱんまん) 1992年 それいけ!アンパンマン つみき城のひみつ(しょくぱんまん) 楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(フィヨンカ) 1993年 それいけ!アンパンマン 恐竜ノッシーの大冒険(しょくぱんまん) 1994年 ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!(太郎の母) それいけ!アンパンマン リリカル☆マジカルまほうの学校(しょくぱんまん) 1995年 KAZU YASU ヒーロー誕生(三浦由子) それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!(しょくぱんまん) 1996年 それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴(しょくぱんまん) それいけ!アンパンマン ばいきんまんと3ばいパンチ(しょくぱんまん) チョッちゃん物語(黒柳朝) 1997年 キューティーハニーF(クレア) それいけ!アンパンマン 虹のピラミッド(しょくぱんまん) もののけ姫(トキ、エミシの少女A) 1998年 それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に(しょくぱんまん) 1999年 それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき(しょくぱんまん) 2000年 それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ(しょくぱんまん) 2001年 それいけ!アンパンマン ゴミラの星(しょくぱんまん) ONE PIECE ねじまき島の冒険(町長夫人) 2002年 それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ(しょくぱんまん) ぼのぼの クモモの木のこと(ポポくんのお母さん) 名探偵コナン ベイカー街の亡霊(アイリーン・アドラー) 2003年 それいけ!アンパンマン ルビーの願い(しょくぱんまん) 2004年 それいけ!アンパンマン 夢猫の国のニャニイ(しょくぱんまん) 2005年 それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険(しょくぱんまん) 2006年 それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(しょくぱんまん、でかこ母さん) それいけ!アンパンマン コキンちゃんとあおいなみだ(しょくぱんまん) 2007年 オシャレ魔女♥ラブandベリー しあわせのまほう(伝説のオシャレマスター) それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン(しょくぱんまん) 2008年 それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ(しょくぱんまん) 2009年 それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星(しょくぱんまん) 仏陀再誕-The REBIRTH of BUDDHA (山田先生) 2010年 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(沖田ミツバ) それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌(しょくぱんまん) 2011年 それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星(しょくぱんまん) 星を追う子ども(リサ) 2012年 それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島(しょくぱんまん) ゲーム 1989年 ヴァリスII(麻生優子) 1990年 ヴァリスIII(麻生優子) 1991年 ヴァリスIV(麻生優子) XEXEX(イレーネ・ラ・ティアス) 1992年 ドラゴンナイトII(ソフィア) BABEL(マティウ) 夢幻戦士ヴァリス(麻生優子) 1993年 CALII(ジュリエット) 誕生 〜Debut〜(綾瀨未緒) 1994年 アルナムの牙 獣族十二神徒伝説(清帝マリエーン皇女) バトルファンタジー(レピアー、ハリアー) モンスターメーカー 闇の竜騎士(ヴィシュナス) 1996年 エターナルメロディ(ティナ・ハーヴェル) エンジェルグラフィティ 〜あなたへのプロフィール〜(イヴ) 1997年 グランストリーム伝紀(精霊獣ルフィス) スパークリングフェザー(アクアマリン、パール) めぞん一刻 Windows95限定パッケージ(音無響子) ルパン三世 カリオストロの城 -再会-(クラリス・ド・カリオストロ) 1998年 サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜(マルグリット・シャトーブリアン) ユーラシアエクスプレス殺人事件(近町佳恵) 1999年 聖少女艦隊バージンフリート(海野潮風、シャウシェン) ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章(アネット、シスターエリザ) 2000年 スーパーロボット大戦α(銀鈴) 2001年 決戦2(荀彧) スーパーロボット大戦α for Dreamcast(銀鈴) 2002年 スーパーロボット大戦IMPACT(ロミナ・ラドリオ) 2003年 ルパン三世 海に消えた秘宝(クラリス・ド・カリオストロ) 2004年 オシャレ魔女 ラブandベリー(伝説のオシャレマスター) ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章(フローラ) 2005年 新紀幻想スペクトラルソウルズII(レイリア、ホルン) 2007年 オトメディウス(オペレッタ、イレーネ、ゴーファー姉妹) ロストオデッセイ(リルム) 2008年 ディシディア ファイナルファンタジー(コスモス神) らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜(泉かなた) 2009年 らき☆すた ネットアイドル・マイスター(泉かなた) 2010年 うみねこのなく頃に 〜魔女と推理の輪舞曲〜(須磨寺霞) 2011年 オトメディウス エクセレント!(オペレッタ) ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー(コスモス神) DUNAMIS15(倭一花) 吹き替え 洋画 インフェルノ(看護婦)※TBS版 ウルフ(ローラ〈ミシェル・ファイファー〉)※DVD・ビデオ版 F/X2 イリュージョンの逆転(キム・ブランドン) エンゼル・ハート(エピファニー・プラウドフード〈リサ・ボネット〉)※フジテレビ版 危険な関係(トゥールベル夫人〈ミシェル・ファイファー〉) グリーン・カード(ブロンディー・パリッシュ〈アンディ・マクダウェル〉) クリエイター(バーバラ・スペンサー〈ヴァージニア・マドセン〉) クロウ/真・飛翔伝説(リリー〈エマニュエル・シュリーキー〉) 氷の微笑(キャサリン〈シャロン・ストーン〉)※日本テレビ版 サハラ シー・デビル(メアリー・フィッシャー〈メリル・ストリープ〉)※テレビ版 ジェイ サイレント・ボブ 帝国への逆襲(修道女〈キャリー・フィッシャー〉) シックス・センス(アンナ・クロウ〈オリヴィア・ウィリアムズ〉)※テレビ版 ジャック・フロスト パパは雪だるま(ギャビー・フロスト〈ケリー・プレストン〉) ジョニー・ハンサム(ドナ〈エリザベス・マクガヴァン〉) スター・ウォーズ・シリーズ(レイア・オーガナ〈キャリー・フィッシャー〉) スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 ※日本テレビ版(1985年) スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 ※日本テレビ版 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 ※日本テレビ版 スチュアート・リトル2(マーガロ〈メラニー・グリフィス〉) ストーミー・マンディ(ケイト) スリーメン ベビー(シルヴィア〈ナンシー・トラヴィス〉)※テレビ版 遭難機771を救え! ターミナル・ベロシティ(クリス・モロー〈ナスターシャ・キンスキー〉)※DVD・ビデオ版 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー シリーズ(ロータス〈王祖賢〉)※ビデオ版 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3 D・N・A・II(クレア) ナイスガイ(ダイアナ)※テレビ版 ハー・オウン・ルールズ 母の祈り(女性実業家) 張り込みプラス(ジーナ〈ロージー・オドネル〉)※テレビ版 ピノッキオ(青い妖精〈ニコレッタ・ブラスキ〉) ビンゴ!(チャッキー・デヴリン) フィッシャー・キング(リディア〈アマンダ・プラマー〉) ポーズ!おしゃべりパソコン犬危機一髪(エイミー) ポルターガイスト(キャロル・アン〈ヘザー・オルーク〉)※フジテレビ版 ポルターガイスト2(キャロル・アン〈ヘザー・オルーク〉) マイアミ殺人事件 マネキン(エミー〈キム・キャトラル〉) ミクロ・キッズ ミス・マープル カリブ海の秘密 やかまし村の子どもたち(プリッタ) やかまし村の春・夏・秋・冬(プリッタ) ルパン(クラリス・スビーズ〈エヴァ・グリーン〉) ロビン・クックの死への恐怖 若草物語(エリザベス・マーチ〈ベス〉) 海外ドラマ アナザー・ライフ〜天国からの3日間〜(ソフィ)※第16話 アボンリーへの道(エブリン・グリア)※第43話 アリー my Love3(ホルト)※第63話 ER緊急救命室(ゴルダナ)※第198・199話 シャーロック・ホームズの冒険(アリス・ターナー)※第29話 小公女(セーラ・クルー)※TV映画 新アウター・リミッツ(アンジェリーク)※第32話 タイムマシーンにお願い(グローリア・コリンズ)※第10話 たったひとつの愛(ティナ) バーナビー警部(サンドラ)※第15・16話 ファン・ジニ(ヒョングム〈チョン・ミソン〉) ボーイ☆ミーツ☆ワールド(エイミー・マシューズ) 名探偵ポワロ(ミルドレッド、デビッドソン夫人、バイオレット)※ゲスト 楊家将(瓊娥) レリックハンター〜秘宝を探せ(ローリー)※第2話 アニメ ティンカー・ベル(ナレーション) ティンカー・ベルと月の石(ナレーション) ティンカー・ベルと妖精の家(ナレーター) 長くつ下のピッピ(1997年版)(貴婦人) マドレーヌとすてきな家族(ミス・クラベル) テレビ番組 おしゃれイズム(2010年5月2日、日本テレビ)(その日のゲストであるGACKTが島本の声が好きだということで電話にて出演) 地球感動配達人 走れ!ポストマン(ナレーション) トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 〜君の心に“へぇ”はあるかSP (2006年9月27日、副音声ナレーター。キャラクターはナウシカ) 脳内エステ IQサプリ(キティちゃんのママ) お願い!ランキング(2011年10月13、20日、テレビ朝日)「雄二のぶっちゃけ部屋」- 三ツ矢雄二と日高のり子がホストとなり、人気声優を招いて、普段は絶対に言えない声優業界の裏話をするコーナーの第1回(2週に分けて放送)ゲストとして肝付兼太と出演。 ニコニコ映画実況(2012年5月11日、ニコニコ生放送) 〜風の谷のナウシカ〜 島本須美と一緒にジブリ作品を見よう テレビ実況生放送 「Rの法則 声優対決〜秋の陣〜」(2012年10月08日、NHK Eテレ)語り役、他役 人形劇 あつまれ!じゃんけんぽん(先生) ラジオ NHK-FM 青春アドベンチャー 森博嗣原作「女王の百年密室」(デボウ・スホ女王) 森博嗣原作「迷宮百年の睡魔」(メグツシュカ・スホ女王、デボウ・スホ女王) NHKラジオドラマ 宮尾登美子原作「藏」(烈) NHK-FM FMシアター 谷山浩子原作「不思議の国のヒロコの不思議」(アンテ) ヨースタイン・ゴルデル原作「ソフィーの世界」(ソフィー) ドラマCD・音楽CD 愛の戦士ヘッドロココ(ワンダーマリア) AMOUR〜アムール おたくの娘さん(麻生妙子) 風の贈り物 銀河鉄道の夜(ジョバンニの母) 恋するKI・MO・CHI(音無響子) 黄龍の耳(琴子) CDドラマコレクションズ 三國志(小喬) 19(ジューク)のアルバム『音楽』に参加(『スピーカーの前の君へ』の語り部分) 少年魔法士-破幻の眼-(アンヌ) 聖少女艦隊バージンフリート(海野潮風) 聖少女艦隊バージンフリート ソングス サウンドトラックス(海野潮風) ZONE-00 劇-I section CHERRY(花房) ZONE-00 劇-II section KNIGHT(花房) それいけ!アンパンマン ベストヒット(しょくぱんまん) 戦え!ブラザーソルジャー(ディフォルメ星女王) 誕生 〜Debut〜(綾瀬未緒) 電車男(エルメス) とうきょうデンキ KIRAKIRA合唱団 THE TV SHOW 20面相におねがい!! 恋ほど素敵なミュージカルはない(大川誠心) ハーメルンのバイオリン弾き(ホルン) 「方言恋愛」第1巻「愛知県」「高知県」(弘瀬有壱の母) らき☆すた キャラクターソング Vol.011 かなたとそうじろう らき☆すたRe-Mix002〜『ラキスタノキワミ、アッー』【してやんよ】〜(泉かなた) ラジオマガジン VOL.3(DJ 二又一成 島本須美) CM ナショナル住宅パナホーム(音無響子) その他 アルファニッシュ東京ミッド なつみ S Eye (川原なつみ) オープンスカイ2.0(音声解説) もののけ姫 in U.S.A.(ナレーション) OH!くんのOH!きな世界(お話、オードリー) らき☆すた in 武道館 あなたのためだから 作品 アルバム タイトル 発売日 品番 世界名作劇場 小公女セーラ 1985年 世界名作劇場 メモリアル音楽館 小公女セーラ 2005年05月25日 B0008JH3OE 島本須美 sings ジブリ 2009年8月26日 WPCL-10739 ジブリ IN THE MIX 2009年12月04日 FARM-0206 sing her LEGENDS 2010年2月24日 VICL-63536 脚注 Template Reflist 外部リンク 島本須美 - Warner Music Japan 島本須美 - Victor Entertainment Template DEFAULTSORT しまもと すみ
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底本:昭和51年11月10日実業之日本社発行『山本周五郎 幕末小説集』 本文 一 「面妖な坊主だぜ」 「…………」 「妙竹林(みょうちくりん)だ、慥(たしか)にやってやがる」 「何でございますか」 「分からねえかい――?」 甲州猿橋(えんきょう)から大月へ向う合(あい)の宿(しゅく)、東の方からやって来た旅支度の二人の若者がある。一人は素っ堅気の二十五六になる色の小白い温和しそうな男、その伴れが妙なとりあわせで足捌きの眼の配り――どう見ても渡世人だ。 「それ、あの坊主よ」 と渡世人の方が、五六間さきを行く托鉢僧を顎でしゃくった。 「と云っても定吉さんは堅気者だから分るめえが、あの坊主めさっきから博奕(ばくち)を打っていやあがる」 「へえ――博奕を?」 「猿橋の茶店で休んでいたときあの坊主が前を通っただろう、あの時からどうも妙だなと思っていたんだ。見ねえ――今度はあそこの豆腐屋へ立つぜ」 と云っている間に、例の托鉢僧は町並にある豆腐屋の店先へ錫杖(しゃくじょう)を停めた。 「それ見ねえ、当ったろう」 「ですが辰次郎さん、どうして豆腐屋の前へ立つのが分ったのでございますか」 「餅屋は餅屋は。お!目と出たな」 辰次郎は托鉢僧が喜捨を受けて歩き出すのを見ると、何を思ったか小走りに追いかけて行った。 「おいおい坊さん」 と声をかけた。托鉢僧は立停まって、網代笠(あじろがさ)の縁へ手をかけながら振返った。 「拙僧かな――?」 「如何にも拙僧さんだ」 「何ぞ御用か」 「さっきからずっと拝見しているが、だいぶ半目が出るようだね」 「――何を仰有(おっしゃ)る」 「隠してもいけねえ、此方(こっち)あ商売人なんだ、どうだい今度は己らが丁と行こう」 網代笠の中で托鉢僧はぎくりとした。然しすぐ微笑にまぎらせて、 「どうも拙僧にはお手前の云うことがよく分らん、半とやら丁とやら、それは俗に袁彦道(えんげんどう)とか申す類(たぐい)の符牒かの――?」 「ふざけなさんな」 辰次郎はせせら笑って、「猿橋から此方(こっち)、おまえさんが托鉢に寄る家はみんなとっかかりから半目に当る家ばかり、お布施の出ねえ時には丁目の家のまえで頭をあげていた、どうだい――違ったかい坊さん」 「あははははは煩悩(ぼんのう)彰眼(しょうげん)雖不見(すいふけん)」 「なんだと?」 「怒ってはいかぬ、拙僧自分をたしなめたじゃ。仏に仕うる身が托鉢中になんで左様な振舞をしましょうぞ、みなお手前が自分の眼で見る障碍(しょうげ)なのじゃ――鳥は鳥様にみる、あははははは皆是煩悩でござるよ」 「おっと待ちねえ」 「いや、御縁もあらば又――」 「待ちねえったら、おい、坊さん」 袖を振切った托鉢僧は、呆れている辰次郎を後に錫杖を鳴らせながら立去った。追いついて来た定吉が――見ると辰次郎、腕組をして昵(じっ)と托鉢僧の後姿を見送っている。 「どうしました辰次郎さん」 「うーん」 辰次郎は呻った。「あの坊主は唯者じゃあねえぞ、己(おい)らの止めるのを振切って行った後恰好、一分の隙もねえ構えだ、あの網代笠の下にゃあきっと戒名のある雁首が載っているぜ」 「左様でございますかねえ」 定吉は興も無さ相に、「それはまあ兎も角、もう日が傾きはじめましたから、少し急ごうじゃございませんか」 「心得てるってことよ、此処まで来りゃあ大月まではひと跨(また)ぎ、相手の勘八は谷村(やむら)から逃げも隠れもしやあしねえ、まあ己らにずんと任せて置きねえ」 「はい、それは分って居ります」 「それからの」 辰次郎は声をひそめて、「大月へかかれば向うの縄張り内だ、迂闊につまらねえ事を口走っちゃあならねえぜ」 「――はい」 「どこまでも吉田の浅間詣り、宜いな」 「大丈夫でございます」 「さあ行こう。だがあの坊主め――どうも納得のいかねえ野郎だ」 小首を傾(かし)げながら歩き出した。 二 「――無尽意菩薩。白仏言世尊観世音菩薩。云何遊此娑婆世界云何……」 吉田道を大股にやって来た例の托鉢僧は、声低に看経(かんきん)しながら谷村(やむら)へかかる手前の辻を左の方へ折れて行った。 谷村新田(やむらしんでん)に一念寺という寺がある。相州(そうしゅう)藤沢遊行寺(ゆぎょうじ)を総本山とする時宗の末寺で、檀家も少し参詣人も無く、ひどい貧乏寺で、つい先頃までは大月の西念寺の住持がかけもちにしていた無住同様の破寺(やれでら)であったが、半年ほど前、本山から廻されて一人の僧が住持として住むようになった、これが――例の托鉢僧である。 ところでこの住持、法名を自念と云うそうだが、不思議なことに住んで半年まだ誰もその顔を見た者がない、寺にいても外へ出るにも決して頭の網代笠をとったことがないのだ、寝る時にはまさか笠のままでもあるまいが、貧乏寺のことで飯炊き一人いないからそれも分らぬ。 「妙なお住持さんだね」 「全くさ、殊に依ると鼻っ缺けででもありゃあしないか」 「それとも入墨者か」 などと飛んだ噂□の出ることさえある、併し当の自念は黙然として行き澄ましていた。 「――而為衆生説法。方便之力其事云何……。仏告無尽意菩薩」 錫杖を突きながら、黄昏(たそがれ)の道を寺へ戻って来た自念和尚、納所(なっしょ)の裏手へ廻って井戸水を汲み、草鞋を解いて洗足、 「善男子。若有国土衆生応以仏身得度者罐慧遠菩薩――と来た、即現仏身。而為説法。応以辟支仏身……か」 いつかお経が口拍子になって来た。 「猿橋で会った野郎は厭な野郎だ、得度者。即現辟支仏身――だ、而為説法。応以声聞身。得度者。即現声聞身……と来らあ」 「あの――和尚さま」 いきなり背後から声をかけられて、自念は吃驚(びっくり)しながら振返った。丸顔のおちゃりとした愛くるしい娘が、風呂敷包を持って微笑しながら立っている、 「おお是はおきいどの」 「お斎(とき)がもう無い時分と存じましたので、又すこしばかり持って参じました」 「そうれはそれは、毎(いつ)も御親切に添のうござるな、どうか納所の方へ――いますぐ参りまするじゃ」 「――はい」 と娘はいそいそ納所へ入って行った。 寺の東に当る百姓茂右衛門というのが仏性(ほとけしょう)で、自念が来るとから米味噌の喜捨についていた。初めは堅く辞退したが――和尚さまにあげるのではなく仏様への志だから、と云って茂右衛門は絶えず娘のおきいに持たせては喜捨を続ける、そこで今は断りもならず受けているのであった。 「やあ済みませぬのう」 自念が入って行くと、娘は甲斐甲斐しく米櫃を出して、持って来た米を入れ、別の包みの麦を棚へあげなどひているところだった。 「それから此処へお菜を少し」 「おお是はみごとな――」 「わたくしの手作りで美味しくはございませぬ、ほんのお口汚しに」 「何から何までお心添え添ない、お志有難く頂戴いたしまするじゃ」 「お恥しゅうございます」 娘は風呂敷をはたいて、畳むでもなく折るでもなく、手で揉みながら暫くもじもじしていたが、自念が奥へ去ろうとするのを見ると思い切ったように、 「あの――和尚さま」 しどろに声が顫える、網代笠を衣たまま自念は不審そうに娘を見下した。おきいは懸命に、 「あの――一念寺のお宗旨は、あのう……奥さまをお貰いなすっても、宜いのだ相でございますのね」 「左様、時宗では別に妻帯を禁じてはいませぬが、それがどうか致しましたか」 「否、あの――」 娘は一時にかあっと血が頭へせきあがるのを感じ、思わず両の袂で面を蔽うと、会釈も忘れて走るように外へ去って行った。 自念は茫然とその後姿を見送っていたが、やがてどかりと其処へ腰を落し、 「――いけねえ」 と呻くように呟いた。「ちっと前から様子がおかしいと思っていたら、やっぱりあの娘は己(おい)らに……ああ!」 自念は卒然と立上った。 そして駈けるように本堂へやって来ると、燈明をあげることを忘れ、数珠の音も荒々しく声高に誦経を始めた。しかし忽ち絶句して、手にした数珠を取落す、 「駄目だ!」 と悲痛に云って突伏した。 三 「――仏様」 自念は仏前に身を顫わせて、「どうか私(あっし)を叩き直して下さい。昼は昼で托鉢をしながら、つい我を忘れて知らぬ間に独り博奕。また唯今はあの娘のひと言を聞いて、やくざな気持が暴れ出しました。私(あっし)は娘の言葉を聞いたとたんに、自分もいつかあの娘を……否え、どうか私(あっし)を、私(あっし)の性根を叩き直して」 と胸を絞るように叫ぶと――その時、寺の西にある竹藪のあたりで、 「ひ!」 と云う悲鳴が聞えた。 懺悔で夢中だった自念の耳にも、鋭い悲鳴はびんと響いた。はてな――と首をもたげるところへ紛れもない女の声で、 「誰か来て、助けて」 と云う叫び。それが正しく帰って行ったおきいの声だと気がつく、とたんに自念は本堂をとび出す、下駄を突っかける間もなく裸足で、錫杖を右手に外へ――。 「誰だ――」 喚きながら駈けつける。竹藪の前に男が三人、二人がかりで娘を抱きすくめようとしている、自念は嚇として錫杖を執り直しながら、 「何をするのだ、馬鹿者め」 と駈け寄る、鼻先へ、 「待ちねえ待ちねえ」 と傍に控えてた頭分らしい一人が、ぬっと自念の前へ立ち塞がった。 見ると是が大変な奴だった。体は六尺に余り筋骨逞しく、羅漢が辛子を舐めたような醜い赭っ面で、横鬢の禿げあがった眼の鋭い――まあ気の弱い者なら見ただけでひきつけを起し相な男だ。これは谷村に住んでいる博奕打の貸元で美須屋(みすや)勘八という奴、子分の五六十人はあろうというくらいの勢いを持っていながら、渡世人仲間から嫌われている有名なあぶれ者だった。 「待ちねえ和尚さん」 勘八は仁王立ちになって、「出家(しゅっけ)の身で錫杖などを抱え込み、おまえさん一体どうしようと云うのだ」 「それよりその娘を何とさっしゃる」 「はっはっは、この娘かい。こいつはの、男一人の寺から夕闇まぎれにこっそり出て来やがったから、今ちいっと痛めているところなんだ」 「ば、馬鹿な事を」 「何が馬鹿な事だ、例え相手は坊主でも、一人住いの暗がりへ、お百姓衆の娘っ子が忍んで来るなんていけっ太え遣り方だ、外の土地なら知らねえ事この勘八さまのお縄張り内で、そんな猥らな真似は見逃せねえんだ」 「それはお前の思い違いじゃ、この娘さんは東の茂右衛門殿の家の者で、寺へ斎(とき)の物を喜捨に来て下すったのじゃ」 「そんな甘口をそうかと肯く勘八様じゃあねえ、黙ってすっ込んでいねえとお前も一緒にしょ曳いて行くぜ」 「無法な事を――」 「無法は初めから承知の上だ」 歯を喰い反らして喚き立てた。 自念の総身がぴりりと顫えた、思わず右手の錫杖をぐいと握り直したが――ぐっと歯噛みをしながら懸命に耐える、はち切れそうな怒りを抑え抑え、 「そう一概に云われては、拙僧も当惑をするが、では――どうであろう勘八殿、拙僧の方でお顔を立つように仕るが、それで御勘弁は願えまいか」 「顔を立てる――と云うのか」 「多分には参らぬが、本山よりの祠堂金(しどうきん)が僅ばかりござる、それで今日のところはお見逃しに預かりたいが」 「そんなら代物(しろもの)を見せねえ」 金と聞いて勘八舌なめずりをした。 自念は寺へと取って返したが、すぐに紙包を持って戻って来た。勘八は遠慮なく受取ってばりばりと包を明けて見る。――山吹色の小判で三十両、意外な大金。 「へっへっへ、おい坊さん」 勘八は俄に卑しく笑って、「一念寺は貧乏寺だと聞いていたが、寺の内証と娘の懐内は明けて見なけりゃあ分らねえ、大層まあ有福だね」 「それで御勘弁下さるかの」 「ならぬ堪忍駿河の帝釈、出来ねえところだが折角だ、ここは一つ眼をつぶってあげやしょう。やい、――野郎共、もうその阿魔にゃあ用はねえ放してやれ」 「へえ、さあ行きやがれ」 突放されてよろめくおきい、自念は思わずそれを授け止めて、笠の内から温く、 「もう大丈夫、安心さっしゃれ」 と労わるように囁いた。 「それじゃあ和尚さん、あとはしっぽりおやんなせえ、またお邪魔にあがりますぜ。ああ勘八様はお慈悲な人だ、わはははは」 大口あけて笑いながら、勘八は子分を伴れて立去った。 四 「――和尚さま」 三人の足音が遠のくと、おきいは崩れるように自念の胸へ顔を伏せた。 「おきい殿」 「――どうしましょう」 娘はおろおろと、 「あの人に見込まれたからは、この後ともどんな難題を持ちかけられるか知れませぬ、今だから申上げますけれど、あの勘八は以前から度々わたくしに厭なことを云い寄って居りました」 「そうだったか、それで今日も跡を跟(つ)けて来たのだな――なんと云う……」 「あんな男のこと故、どんな事を世間に触れ歩くか知れませぬ、わたくしは構いませぬが和尚さまがどんなにご迷惑をなさいましょう、それを思うとわたくし――」 「おきい殿!」 いじらしさに胸を衝かれて、我にもなく娘の肩を引寄せたが、はっと気付いて押し放し、瞑目しながら口の中で低く、 「煩悩彰眼雖不見」 と三遍唱え、やがて静かに云った、「御心配なさるな、根のない噂□は弘まるより消えるが早いと申す、決して気に病まぬが宜い――さ、時刻も大分遅れたゆえ家で案じていよう、お帰りなさい」 「はい、それでは……」 残り惜しげな娘の眼を、わざと見ぬ振りに、自念は寺へ大股に戻って行った。 その夜は明けるまで、本堂から『念彼観音力』と誦する声が絶えなかった。そして明る日も、自念は托鉢に出ずに終日仏前に看経(かんきん)を勤めて暮らした。 本来仏性(ぶっしょう)でない者が発心しての精進苦行、煩悩塵界に生きて来た身には、風声雨響にも心がゆらぐであろうに、まだ固らぬ道心の兎もすれば崩れかかるのは是非もなき事であろう――然し、自念は懸命に、妄念を払って得脱しようと、本尊仏の前を去らず、まる二日のあいだ食を絶って誦経(ずきょう)に専念した。 そのあいだに幾度か、おきいの訪う声も聞いた、眼のくらむような飢えも感じた、合掌した手や、端座した脛の痺れに、全身の骨まで徹る苦痛も味わった。 「なにくそ、是くらいの事で負けてどうする、昔の高僧智識は五十日も断食苦行したと云うではないか、これからだぞ!」 これからだぞ、と自分と自分に鞭打ちながら勤行をつづけていた。 二日めの夜のこと、本堂の前に当って、不意に自念を呼ぶ娘のけたたましい声がした。丁度いま水を飲みに立とうとした耳へ、鋭く響く、 「和尚さま、大変です、どうか来て」 と呼ぶ声。ぎょっとした自念――また勘八が来たかと思って、ふらふらする足を踏みしめながら出てみると、庭先に娘が、 「何処かのお人が血だらけになって此処に倒れています、どうか来て見てあげて下さいまし、早く」 急きたてるように叫んだ。 自念が下りて行って見ると、娘の足下に若者が一人倒れている、跼(かが)んでぐいと肩を押すと、低く呻きながら若者は半身をあげた、――娘の差出す提灯で、べったり血にまみれた顔。 「これ、どうなすった」 「お、お助け下さい」 若者は嗄れた声で絶え絶えに、「後から追って来る者がございます、どうか私をお匿い下さいまし」 「おきい殿手を――」 自念はそう云って娘の手を籍りると、若者を援け起して庫裡の内へ担ぎ込んだ。行燈へ火を入れて、手早く若者の着物を脱がして見たが、着物が処々引裂けているにもかかわらず、体には別に傷所はない、おきいの汲んで来た水で血を洗う――頭に二ケ所、それも血の割には浅傷(あさで)だった。 「是なら、なに大した事はない。 おきい殿済まぬがそこの行李から薬箱を出して、それに晒木綿(さらし)がある筈だから出して下され、このくらいの傷なら拙僧の手当てでも充分じゃ」 「あ、後から、誰か来は致しますまいか」 若者は全身を慄わせながら囁いた。自念は笠の内で微笑しながら、 「安心さっしゃれ、拙僧がいれば誰が来ようと最早大丈夫じゃ」 「有難う存じます、有難う存じます」 「さあ、少ししみるが動かぬようにの」 娘の手助けで、手際よく傷の手当てをし、晒木綿できりきり頭を巻き終ると、自念は自ら床を延べて若者を寝かした。 「これで宜いから兎に角落着いてひと眠りさっしゃれ。なに大丈夫決して案ずることはない、訳は明日聞こう、ではゆっくり休むが宜い」 「和尚さま、わたくしは……?」 「誰か来でもすると面倒じゃ、おきい殿は早く帰らっしゃれ、――どうして又この夜分に寺へなど来られた」 「休みなしのお勤めゆえ、お粥など拵えて進ぜるが宜い――と父が申しましたゆえ」 「それは添ない、が――勤行中は食を断つつもりなれば、左様な心配をして下さるな、では早くお帰りなされ」 「はい、それでは」 と娘は会釈して帰って行った。 五 「なに、相手は美須屋(みすや)勘八――!?」 「――はい」 その明る朝だ。 傷の痛みがひいたというので、粥を啜らせた後、どうした訳でと聞くと若者の口を衝いで出た名が、又しても其だった。 「訳を聞こう」 「どうかお聞き下さいまし」 若者は起直って、「私は江戸八丁堀の炭問屋、小倉屋五郎兵衛の甥で定吉と申します。私に一人の兄がございました、幼い頃から勝負事が好きで十八九の年には到頭やくざ仲間に入って了いました」 「――うむ」 「そんな訳で、ながいこと音信不通で居りましたが、半月ほど前のことでございます、兄とは同じ渡世の辰次郎というのが参りまして兄が殺されたとしらせて呉れました」 辰次郎の話を手短に記せば。 定吉の兄吉之助と辰次郎は一年ばかり旅を廻って甲州へ入り、谷村(やむら)の美須屋勘八が大賭場を張っていると聞いて、或る夜ふらりと客になった。ところが其の夜ひどく当って、一刻ばかりの内に百二三十両も勝ったのである――その帰り途、良い機嫌で笹子川の流を聴きながら二人がやって来ると、不意に暗闇から十四五人の人数がとび出して、 「賭場荒しだ、たたんで了え」 と襲いかかった。 辰次郎はとっつさに身を躱して、笹子川の崖を転げ落ちたが、吉之助は長脇差を抜いて向ったため膾(なます)のように斬殺されて、勝った金は勿論、胴巻までそっくり掠われて了った。 「幾らやくざ同志とは云え、話を聞けばあんまり卑怯な遣り方です――博奕打ちでも兄は兄、現在手にかけた相手を知ってみれば、弟として例え一太刀でも恨んでやるのが兄への功徳と……辰次郎さんも勧めますし私も覚悟をきめ、お店へは内証でぬけてきました」 「辰次郎という人も一緒にか」 「はい――実はゆうべも申上げようかと存じましたが、三日前に猿橋(えんきょう)の宿はずれで、和尚さまにお会い申しました」 「――と、云うと?」 「托鉢においでなすった途中で、貴方に話しかけた者のあるのをお忘れでございますか」 「おお、それではあれが」 「その辰次郎でございました」 自念はその奇遇に驚くよりも、話の先が知り度かった。定吉は口を継いでし 「あれから大月に宿を取って、二日ばかり美須屋の様子を窺い、ゆうべ何やら祝い事があるとか、酒盛りをして早く寝ると聞きましたので、辰次郎と一緒に思い切って踏込んだのですが――私という足手まといがいた為か、残念ながら子分達に取巻かれて辰次郎は斬殺され、私は生命(いのち)からがら逃げだしました」 「うーむ」 「堅気育ちの意気地なさ、敵(かたき)を前にしながら一太刀恨むことも出来ず、逃げだした自分が今では口惜しくてなりませぬ――お察し下さいませ……」 聞いている自念の拳が、膝の上でぶるぶると顫えだした。我慢しても、我慢しても突上げて来る怒りだ、 「――畜生、あの外道め……」 食いしばった歯のあいだから思わず洩れる呻き。とたんに!はっと気がついた自念は、驚く定吉には眼もくれず、いきなり立って本堂へ走り込んだ。 「いけねえ、いけねえーッ」 胸を摑んで仏前に坐る、「此処で挫けちゃあ何にもならねえ、ええ、頑張れ」 と夢中で数珠を押揉みながら、声を張上げて誦経を始めた。 凄じい声だ、骨身を削る声だ、心の内に涌き上る妄念を掻消そうとする必死の声だ、併し――最早それは残念ながら長くは続かなかった。 「うーむ」 誦経の声がやんだ。 「ああ、畜生、駄目だ、もう駄目だ、己(おい)らにゃあ是以上の我慢は出来ねえ」 敗れるように叫ぶと、手にした数珠がびっと断れ、五十四の水晶珠が霰のように飛び散った。 自念は庫裡へ戻って来た、 「定吉さん――とか云ったね」 「はい」 「これから出掛けるんだ、少し傷には無理だろうが起きなせえ」 がらりと変った僧の態度に、定吉はきょとんとして見上げるばかり。 「ど、どう致しますので?」 「どうする?お前さんの兄貴と辰次郎さんの敵を討ちに行くのさ」 「げ、そ、それは」 「心配しなさんな、己(おい)らが立派に討たせてやらあ、美須屋勘八の五人や十人、束になって来ても驚くこっちゃねえ、さあ支度だ」 自念はがっちりと立った。 六 半刻ばかり後だ。 美須屋勘八は子分を三人ほど伴れて谷村(やむら)の地はずれ、俗に地蔵畑という、小さな地蔵堂の境内へ入って来た――西側は崖で、その下には笹子川が泡を噛んで流れている。 「美須屋殿、ようおいでじゃな」 勘八と子分達がお堂の前へ来ると、網代笠を冠って錫杖を右手に、ぬっと一念寺の和尚が現われた。 「や、お前は一念寺の――」 「自念でござる」 勘八は驚いたらしい。 「それじゃあ呼出しの状を寄来したのはお前さんかい」 「左様さ、おきい殿の筆跡を借りる方が分りが早いと存じましてな、ちょいと仏家の方便というやつを用いましたじゃ、お当が外れて誠にお気の毒、まあ赦さっしゃれ、あははははは」 「人を茶にしゃあがるな」 勘八は喚きたてた、「偽手紙など使やあがって何の用だ、此方は忙がしい体だ。用があるならさっさと云え」 「催促までもなく申上げるがの」 自念はにやりとして「今日は美須屋殿を男と見込んで御無心があるのじゃ」 「無心だと――?この坊主め、このあいだの金でも惜しく成りやあがったのか」 「いや、金なら此方から進上じゃ」 「気味の悪い声を出しやあがる、金でねえ無心たあ何だ、云ってみろ――だがの、美須屋勘八は鬼と云われた通り者だ、下手な御託をつかやあがっても迂闊と甘口に乗る相手じゃあねえぞ、何だ無心てえのは?」 「実はな……」 自念は落着き払って云う「誠に申兼ねたがお手前の首が頂戴し度いのじゃ」 「な、な、何だと――?」 「定吉さん、此方へ出ておいで」 自念が振返って呼んだ。 お堂の蔭から定吉が、襷鉢巻に裾をからげ、右手に脇差を抜いて現われた、頭の晒木綿と何方が白い――という蒼白めた顔、膝っこぶしはもうがたがた慄えている。 「や!汝(うぬ)は昨夜の若造だな」 「騒ぎなさるな。このお方の兄さんで吉之助という人が、この春お手前の手にかかって殺されなすった、その敵が討ち度いと云わっしゃるのじゃ、どうか一つ厭であろうが肯いてやって頂き度いが、どうだろう」 勘八はだだっと二三歩さがった。 「き、貴様は何者だ、坊主!」 勘八は裂けるように、「笠をぬげ、執り成し恰好――唯の坊主じゃあねえ筈だ、笠をぬいで面あ見せろ」 「脱いでも宜いかの」 「――――」 自念はさっと網代笠をはねた。 謎の顔が現われた、半年のあいだ誰一人として見たことの無い顔が――若い、まだ二十七八であろう、色の浅黒い鼻筋の通った、眉の濃い脣の緊まった顔、然も剃りあげた大額にはありありと三日月形の向う疵。 「脱いだらどうする」 自念の声ががらりと変った、「笠を脱ったらどうするんだ、美須屋勘八――手前が井戸の蛙でも、渡世人なら名ぐれえは聞いていよう、如何にも己(おい)らは唯の坊主じゃあねえ、戒名を名乗って耳をかっぽじってよく聞いて置け、江戸で相政(あいまさ)、上州で国定、駿河で清水と極めのついた、次郎長親分の身内でも、大政小政の両兄哥は縄張り持ち、己なんざあ下っ端だが向う不見(みず)の半太郎と、ちったあ海道筋に名を売った男だ、荒神山の大喧嘩で額に受けた向う疵、遠慮は要らねえずっと這い寄ってとっくり拝み奉れ――やいやい、何をへどもどしやあがるのだ。綽名にとった向う不見が祟り、大親分の勘当を受けて発心した半太郎、飛んでもねえ洒落っ気から頭を丸め、一年ばかり辛棒して来たが、やくざの風上にも置けねえ手前の行状を聞いちゃあ、黙ってお経を読んでいることあ出来ねえ、土地の蛹虫、世間の蚰蜒(げじげじ)、どうでも首を貰わにゃならねえ。やい勘八、度胸を定めて地獄へ堕ちろ」 「何を云やがる、清水の身内とありゃ相手に不足はねえ、若造諸共引導を渡してやるから、さあ――来やがれ」 「その口を忘れるな、そーれ!!」 びゅっと錫杖をしごいた。 「野郎共、ぬかるな!!」 喚いて置いて、勘八――抜討ちにぱっと斬りつけた。半太郎は躱しもせずに錫杖を返して横殴りに払う、苛って勘八が、 「――野郎!」 と突っかかる。その時下手の者が、抜きつれて左右から詰寄った。 七 「定吉さん、逃げていねえよ」 半太郎は後へ叫んで、「さあ来い、こう長脇差(ながどす)の光るのを見ちゃあ嬉しくって耐(こら)えられねえ。腹の底からぞくぞくとして来やあがる。やっぱり無頼(やくざ)はいいもんだ――それ!!」 びゅん!と風を切る錫杖。 「ぎゃっ!」 息をついていた子分の一人が、脳天を砕かれて血反吐(ちへど)を吐きながらすっ飛ぶ。 「やりやあがったな」 と勘八が、捨身の無法。 「だあーっ」 と踏込んで来る出端、体を開いて、のめるやつを後ろざまに頸の根へ、錫杖の石突を返してびゅん!と一本、 「うっ!」 呻いてつんのめる、踏込んだ半太郎、 「この外道面(げどうづら)め」 と脾腹へもう一撃、「定吉さん、兄貴の敵(かたき)だ早く止(とど)めを刺しねえ」 「――――」 「定吉さん止(とど)めだ」 慄えながら定吉が、隠れていたお堂の横から走って出る。半太郎は錫杖を執り直して、残った二人の子分の方が振返った。 「やい三下、何を慄えていやあがる、手前(てめえ)っちの親分は己(おい)らが仕止めた、口惜しかったら斬って来い、来ねえか」 「――な、何を……」 「屁っぴり腰をして態あねえぞ、親分が親分なら子分も子分、二人っきりじゃ心細くてかかれめえ、早く帰(けえ)って身内を集め、束になって押して来い――己(おら)あ逃げも隠れもしねえ一念寺で待っているから、死装束でもしてやって来い」 何と云われも、相手は口答えひとつ出来なかった。半太郎は鼻で笑って、 「済んだかい、定さん」 と振返る、「うん、宜し宜し、形だけで沢山だ、それで兄さんも浮ばれるだろう――済んだら行こうぜ」 気の上ずっている定吉を援け起こし、 「待っているぞ」 とひと言。木偶(でく)のように突っ立っている子分の者を後に、半太郎は定吉を促して悠々と街道の方へ立去った。 ――――――――――――――― 「……成値怨賊繞。各執刀加害。念彼観音力。咸即起慈心……か」 一念寺の本堂。仏前へ手行李をひろげて、半太郎はいま法衣と着物の着換え中だ。――吉田道で定吉に金を与え、江戸へ帰らせると、その足で戻って来たばかり。 「或遭王艱苦。臨刑欲寿終。念彼観音力。刀尋段段壊――とくらあ、ねえお釈迦さん、お前(めえ)さんとも随分つきあって来たが、己(おい)らあたった今から盃を返(けえ)すぜ、お経の文句に噓あねえと云うが、まるで駄ぼらばかりじゃねえか、観音力を念ずれば怨賊も慈心を起し、悪者の抜いた刀あ段々に砕ける――?へっ!お前さんも商売だろうが、嘘の灰汁(あく)がちっとばかりひど過ぎるぜ」 腹へきりきりと晒木綿(さらし)を巻く、 「世の中にゃ悪い奴がいて、お経の百万遍をあげたってへえちゃらな面(つら)あしている、そんな野郎にゃあ大蔵経をひっくり返して見せるより、脇差(どす)に物を云わせる方が早仕舞だ、或囚禁枷鎖。手足被杻械。念彼観音力。釈然得解脱――かね、置きやあがれ」 半太郎は着物の裾をからげてきりりと上締め、襷をかけ坊主頭に鉢巻をすると、悪口を続けながら足拵えをして、ふいっと出て行ったが間もなく手頃の竹を一本伐って来た。 「呪詛諸毒薬。所欲害身者。念彼観音力――どっこいしょ、と」 戒壇に腰を下して、竹の枝を払い、穂尖を作って竹槍を仕立てた。 「退き口は富士、お山開きにゃあ早(はえ)えが、清水港へは一本筋だ、大政の兄哥にお詫びを頼んで、伸び伸びと無頼(やくざ)本性――ええ畜生、もう沼津の鰻と剣菱の匂いが鼻に来やあがる、念彼観音力……だ、心残りはおきい坊だが、何方(どっち)にしたって添い遂げられねえ因縁とすれやあ、結句こうなるのが互いの仕合せよ」 半太郎の眼は一瞬うるみを帯びた――が、思い切って頭を振ると、すっくり立上って竹槍に素振りを呉れた。 「おきいさん、おさらばだぜ」 とあっさり呟いた時、どっと前庭の方へ人の駈込んで来る足音がした。 「来やあがったな」 と半太郎にやり笑って、「数珠を操っての念仏看経、これからは数珠無しの竹槍念仏――どれお勤めを始めようか」 大股に出て行って、正面の明り障子をぱっと蹴放す、庭へ詰めかけていた頭数――ざっと二三十の群が、 「わあーっ」 とどよめいて左右に散った。 広場へ仁王立ちになった半太郎、南を仰げばくっきりと澄みあがった空に、まるで手招きでもする如く富士の山が晴れて見える。――あの向うには清水港があるんだ!群がる敵を前に、半太郎の脣はにんまりと微笑を描いた。
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肌匂う 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)夭折《ようせつ》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)方|塞《ふさ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#6字下げ] ------------------------------------------------------- [#6字下げ]一[#「一」は中見出し] 沢木甲午は四人きょうだいの三男であったが、二人の兄が夭折《ようせつ》し、姉も十二歳で死んだため、彼は九歳で一人っ子になった。 沢木家は九百五十石あまりの永代老職で、父は主計《かずえ》といい、母は同藩庄司氏の出で、いそ[#「いそ」に傍点]といった。四人の子供のうち、三人まで早くとられたので、甲午を育てるのには、夫婦はひどく大事をとった。あまやかしたとはいわないまでも、相当わがままを許したことはたしかで、そのためだけではないだろうが、彼はすぐれた躰格《たいかく》と健康にめぐまれながら、敏感で、衝動的で、傷つきやすい、神経質な性格に育った。――しかしこういうことは、その後の彼の、江戸における放蕩《ほうとう》や帰国してから遭遇した出来事とは無関係かもしれない。多くの人の中には、境遇や教育によっても、その性格を変えることのできないものがあるからだ。 甲午は十七歳の年から五年間、江戸屋敷で暮した。初めの二年は藩主の側で勤め、あとの三年は留守役に預けられた。永代老職の長男は、たいていこの経路をとるし、留守役に預けられている期間が、その人物の価値をきめる基準になるようであった。いうまでもないことだが、留守役は外交官で、他藩との交際や、商人たちとの折衝をするため、饗応《きょうおう》に招かれたり、招宴を設けたりすることが多い。もちろん遊里にも出入りするので、つい身を誤る者も少なくなかった。 甲午が身を誤らずに済んだのは、国許《くにもと》の母と、家扶《かふ》の桑川五郎兵衛と、そして預けられた留守役島田兵庫との、巧みな庇護《ひご》によるものであったが、それでもなお、彼の放蕩の評を隠すことはできなかったし、もう一年も江戸にいたら、無事には済まなかったかもしれない。――父の主計の病死によって、甲午は江戸詰を解かれ、二十三歳の二月に、国許へ帰った。 帰国してから二年ちかいあいだ、彼は八方|塞《ふさ》がりなような、気まずい、鬱陶しい気分ですごした。家庭の中では、母と家扶とが、彼のために、江戸の然るべき筋へ奔走し、多額な金を遣った、ということがわかって、これが相当な負担になったし、外では外で、友人知己に限らず、極めて多くの人が彼の放蕩ぶりを知っていて、――むろん誇張され、尾鰭《おひれ》が付いていたが、機会のあるごとに彼をからかったり、皮肉を云ったり、くさらせたりするのであった。その中の一例をあげると、友達が五六人で、吉田大六の家に招かれたとき、岸井兵馬がいやなことを云いだした。 「沢木はもう嫁を貰うんだろうが、気をつけないといけないぞ」と兵馬が云った、「ずいぶん道楽をして女を知っているようだが、しょうばい女と生娘ではぜんぜん違うからな」 すると吉田大六が、「うん」と考え深そうに頷《うなず》き、「それは忠告しておかなければならない、淀野《よどの》のこともあるからな」と、語尾を濁すように云った。甲午は黙って聞いていたが、他の友人たちも代る代る、同じようなことを云いだした。要するに新婚の夜が、いかにむずかしく困難なものであるかということ。男が不注意である場合はもちろん、花嫁の躰質によっては、非常な苦痛と危険の伴うものであること。その実例はいくらもあるし、現に自分たちも多かれ少なかれ、似たような経験をもっている、などということであった。甲午はかれらがいつもの手でからかっているのだと思ったが、そこにいる者の多くがすでに妻帯者であるのと、放蕩ちゅうにも、女たちからそんなふうな話を聞いた覚えがあるので、少しばかり不安な気分になり、それでもできるだけ平静に苦笑しながら、「淀野がどうかしたのかね」と訊《き》き返した。 「それはよそう、淀野のことは訊くな」と大六が首を振った、「あれは例外だ、あれはあまりにひどい」 うん、あれはひどい、とみんなが云い、岸井兵馬が、ひどいけれども「それほど稀《まれ》なことでもないんだ」と云った。甲午は怯《ひる》んだような気持になり、それ以上は訊かなかった。 だが、すべてがそんなぐあいだというのではなく、彼に同情と好意をよせる者もいた。その一人は庄司家のちや[#「ちや」に傍点]である。彼女は甲午の母の兄の娘だ。甲午より一つ年が多く、幼いときから親しかった。ちや[#「ちや」に傍点]には伝八という兄があり、妻そで[#「そで」に傍点]とのあいだに子供が二人いた。庄司は母の実家だから、ずいぶん遠慮なく往き来をしたが、伝八は甲午より八歳も年長なので、彼には従姉のほうに親しみがもてたし、ちや[#「ちや」に傍点]もまた姉さまぶって、彼をあまやかしたものであった。 「噂《うわさ》なんか気にしなくってもいいことよ」とちや[#「ちや」に傍点]は甲午に云った、「みんなは甲さんがわる遊びをしながら、ぼろを出さなかったことを妬《ねた》んでいるんでしょ、そうでなくっても、わる遊びをなすったことに間違いはないんですもの、いまさら人の噂なんか気にしたって、しようがないじゃありませんか」 それから暫く経ってのち、ちや[#「ちや」に傍点]は彼をにらんで、「甲さん、お気をつけなさい」と気をもたせるように云った。夫人や令嬢たちが、彼に興味をもち、好意をよせている、というのである。放蕩者だった、ということが、逆に好奇心を唆《そそ》るらしい。そういう点では、女性たちも相当なものなので「中にはあなたを誘惑してみようかなどという人さえある」とちや[#「ちや」に傍点]は告げた。 「だから早くお嫁さんを貰っておしまいなさい」とちや[#「ちや」に傍点]は云った、「さもないと本当に誰かに誘惑されてしまってよ」 「自分こそ早く嫁にゆけばいい」と甲午はやり返した、「私は男だからいいが、貴女はもう二十四にもなるじゃないか、どうしてお嫁にゆかないんだ」 [#6字下げ]二[#「二」は中見出し] 「ひとのことはいいの」とちや[#「ちや」に傍点]が云った、「気にいった縁がなければ、三十が四十になったってお嫁になんかゆきはしないわ」 気にいらない結婚をして、失望したり苦労したりすらいなら、一生独身でくらすほうが気楽である、とちや[#「ちや」に傍点]は云った。 「それよりどうして甲さんはお嫁を貰わないの、ずいぶんほうぼうから縁談があるんでしょ」 甲午はあいまいに口を濁した。 友人たちから聞かされた新婚の話が、彼を臆病にしてしまったのである。かれらの話のあとで、べつの機会に淀野幸也のことを聞いたが、それは甲午の胆を冷やすに充分なものであった。要約すれば、幸也は新婚の翌日と、その翌日いっぱい、寝所の中で屏風《びょうぶ》をまわしたまま、新妻《にいづま》とともに、動くことができなかったというのである。そしてそのあとには、医者とか、切開とか、非常な出血などということが続き、なお、幸也自身は「不具になった」ということであった。 ――それほど稀なことではない。 という、岸井兵馬の言葉と思いあわせて、甲午は(生娘との結婚に)ほとんど恐怖をさえ感じるようになった。 その年の九月、大谷新左衛門の家で、新宅びらきの祝いがあり、甲午もその祝宴に招かれた。大谷は次席家老で、招かれた客は中老以上の七家、みな妻女や娘を同伴していた。甲午のほかに村上総兵衛、木内平内、吉岡忠之進という、三人の独身者もいたが、女性のほうがはるかに多く、たいそう華やいだ宴席になった。――その席へゆくまえに、控えの間で支度を直していると、庄司のちや[#「ちや」に傍点]があらわれた。彼女は客ではなく、頼まれて手伝いに来たのだそうだが、甲午の支度を直すのを助けながら、「娘さんたちをよくごらんなさい」と囁《ささや》いた。招かれた客の中の娘たちは、みな甲午の嫁の候補者だ、というのである。甲午は信じかねたが、ちや[#「ちや」に傍点]は事実だと云い、「しっかりとよく見てお選びなさい」とき、やさしくにらんで、奥へ去った。 甲午はまだ信じられなかったが、席へついて酒が始まると、あるじの大谷新左衛門が、「沢木どのは長い江戸詰で疎遠になっていたから」と云って、彼を他の客たちに紹介し、客は客で、各自の家族、――特に(と思われたが)その娘たちを彼にひきあわせた。そればかりではない、やがてその娘たちは、代る代る出て、琴、鼓、小謡、仕舞などの芸を披露した。彼女たちの介添には、大谷家の嫁と、庄司のちや[#「ちや」に傍点]が当り、衣裳《いしょう》を直すのや、楽器の出し入れを手伝っていたが、娘が代るたびに、ちや[#「ちや」に傍点]はすばやく甲午のほうへ眼くばせをした。すると、隣りに坐っていた村上総兵衛が、「気をつけろよ沢木」と囁いた。 「田島と宮川の娘は美人で評判だが、あんまり頭のいいほうじゃないからな」 「それがどうしたというんだ」 「とぼけるなよ」と総兵衛が云った、「おれはちゃんと知ってるんだから」 甲午は酒を飲むことに専念した。 ちや[#「ちや」に傍点]の云ったことが、ほぼ事実らしいとわかると、酔ってしまうほかに手のないほど、気づまりな当惑を感じたのである。彼はいさましく飲み、娘たちを無視した。他の客たちが話しかけても、ろくさま相手にはならず、ひたすら飲むことにかかっていた。――酒には自信があったが、やがて手洗いに立ち、廊下へ出ると、ふらふらするほど酔っているのに気がついた。久しくそんな飲みかたをしなかったので、それだけ躯《からだ》にこたえたのであろう。暗い廊下に紛れこんで、手洗い場がわからなくなり、大きな声で人を呼んだ。すると、下女とみえる娘が来て、忍び笑いをしながら彼を案内し、「こちらは内で使うのだが」と断わりを云った。 「結構だ」と彼は頷いた、「そんな区別をしていられる場合じゃないんだから」 彼は手洗い場で、独り言を呟《つぶや》いたり、唄をうたったりした。 さっぱりした気分になって、見当をつけておいた廊下を、戻って来ると、途中の暗がりに跼《かが》んでいる者があった。近よっていって、「どうしました」と訊くと、苦しそうな喘《あえ》ぎと、かなりつよい香料の匂いが感じられた。甲午は「お酔いになったんですか」と覗《のぞ》き、相手はもっと苦しげに喘いで、彼のほうへ凭《もた》れかかった。客の中の婦人であろう、甲午はすぐ脇に小座敷のあるのを見て、「少し横になって休まれるがいいでしょう」と云い、婦人をたすけ起こして、その小座敷へ入れてやった。 「ここで横になっていて下さい」と彼が云った、「いま誰か来るように云います」 そして立とうとすると、女は甲午にしがみついて来た。突然であり、意外に強い力で、甲午は思わず膝《ひざ》をついた。女は彼を抱き緊めながら、片手で自分の帯をぐっと押し下げ、甲午の手を取って、乱暴に、自分の胸へひき入れた。押し下げるとさ、帯がきゅっと鳴り、衿《えり》のひろがった胸元から、香料とも肌の香ともわからない、刺戟的《しげきてき》な匂いがつよく匂った。甲午は眼が昏《くら》んだ。吸いつくように軟らかく、ひんやりと温かい乳房の、まるみと重みとが、掌《てのひら》から全身に伝わって、感覚を痺《しび》れさせ、燃え立たせた。抑制心も、意識さえも熔《と》けてしまい、女が「閉めて」と囁くのを聞いたが、障子を閉めたのも、それからの動作も夢中のようであった。すべてが現実のようではなく、火のような感覚と、反射神経だけが彼を支配し、彼は殆んど失神した。 苦痛を抑えかねたような痙攣《けいれん》のなかで、「あなたが好き」だという意味のことを、女は囁いた。その声は喉《のど》の奥でかすれ、聞きとるのが困難なほど、わなわなとふるえた。そしてさらに、「まえからあなたが好きであった」というように囁いたが、その声はもっと乱れていて、殆んど言葉をなさなかった。彼は女の肌の、蒸れるような熱さと、あまい刺戟的な匂いのなかで、もういちど失神した。 [#6字下げ]三[#「三」は中見出し] 甲午は庭に立っていた。 女の「もういらしって」という、かすれた囁きが、耳に灼《や》きついていた。「あちらへいらしって、――」彼はその小座敷からぬけだし、袴《はかま》の紐《ひも》をしめ直しながら、廊下をまわって庭へおりた。こんどは迷わずに廊下を戻ることができたし、履物もすぐにみつかった。祝宴は賑《にぎ》やかに続いており、その座敷の灯で、庭はかなり明るかった。 ――たいへんなことをした。 甲午はにがい悔恨と罪悪感にとらわれ、うろたえた。とりとめのない考えのなかに、自分を見失いながら、惘然《もうぜん》と立ちつくしていた。誰だろう、どの娘だろう、いや、娘ではないかもしれない。娘ならあんなふうにはできない筈だ。すると誰かの夫人だろうか、人の妻女だとすると、どうなる。彼は長い太息をし「どうなるだろう」と口の中で呟いた。向うに夕顔が咲いていて、ぼうと白く、幻のように浮いて見えた。彼はそれがなんの花とも思わず、ぼんやりと見まもったまま、同じことを、繰り返し考え続けていた。「そこにいるのは沢木か」とやがて廊下から村上総兵衛の呼ぶのが聞えた、「なにをしているんだ、酔ったのか」 「ああ」と甲午が答えた、「いまゆくよ」 彼はおずおずと振向いた。 席へ戻ったが、彼は眼をあげることができなかった。そこにいる客たちの中に、いまの女がいるのである。女は「まえからあなたが好きであった」と云った。女のほうでは彼を知っていたのだ。いまも彼のほうを見ているかもしれない。おそらく、その席から、彼のほうを見ているにちがいない。甲午は群衆の前で裸にされるような、恥ずかしさと屈辱を感じ、すぐにもそこから逃げだしたくなった。 ――誰だろう、誰だったろう。 彼はおちつかない不安な日をすごした。 祝宴の日から、二日、三日と経つうちに、不安はうすらぐどころか、反対に強くなるばかりであった。娘なら、嫁に貰えばいい。好ましくあろうとなかろうと、嫁に貰えばあやまちの償いはできる。しかし娘ではなかったようだ。自分で帯を押しさげ、彼の手を取って胸へひきいれ、そうして、大胆に抱きついて来た態度は、どうしても娘のようではなかった。すると、――すると、どうなる、彼女はどうするだろう。たとえ酔っていたにしても、あれほどひたむきな情熱を持っているとすると、いちど限りで済むとは思えない。彼は江戸における放蕩の経験で、女がそういう情熱を持った場合、いちど限りでは済まない、ということを知っていた。 「誰だかわかればいいんだ」と甲午は呟いた、「相手さえわかれば、なんとか手を打つことができるんだ」 彼は女がなにかいって来ると思った。 母のいそ[#「いそ」に傍点]女は、大谷家の招宴の意味を知っていたのだろう、「誰か気にいった人がいたか」と訊き、「もういいかげんに嫁をきめなければいけない」とせきたてた。甲午は思案に余って、庄司のちや[#「ちや」に傍点]を訪ねた。ほかのことならともかく、こういう秘めごとをうちあけるにはちや[#「ちや」に傍点]のほかになかったからである。――ちや[#「ちや」に傍点]は甲午をあいそよく迎え、「誰かいい方をみつけて」と微笑した。それどころではない、「じつはとんでもないことになったのだ」と甲午は答えた。どうしたの、なにがとんでもないことなの。なにがって、それが、と甲午は口ごもり、自分でもそれとわかるほど、赤くなった。 「赤くなったりして、いやな甲さん」とちや[#「ちや」に傍点]はにらんだ、「さっさとお話しなさいな、どうしたというの」 甲午は思いきって話しだした。すると、終りまで聞かずに、ちや[#「ちや」に傍点]は「まあいやらしい」と両手で耳を塞いだ。「まあいやらしい、いやらしい甲さん」ちや[#「ちや」に傍点]は憤然とした口ぶりで云った、「そんな話、聞きたくもないわ、聞いているほうで恥ずかしいわ、よしてちょうだい」 甲午はあやまった。ちや[#「ちや」に傍点]の口ぶりがあまり激しく、容赦しない調子だったので、彼はすっかり狼狽《ろうばい》し、そのまま立って帰ろうとした。するとちや[#「ちや」に傍点]が「お坐りなさい」と呼びとめた。 「いいからお坐りなさい」とちや[#「ちや」に傍点]がいった。彼女の眼にはもう赦免の色があった、「しようのない人ね、しようのない人よ、甲さんは」とちや[#「ちや」に傍点]は云った、「それでいったい、どうなさろうというの」 「どうしたらいいか」と彼は口ごもった、「母には嫁をきめろとせめられるし、嫁を貰うにはそのほうを解決しなければならないしね」 「なぜ解決しなければならないの」 「だって、その人が黙っているかどうかわからないもの」と彼が云った、「嫁を貰ってから、その人があの晩のことを云いだしでもしたら、みんなに迷惑をかけることになるからな」 「いいきみだわ」とちや[#「ちや」に傍点]は彼をにらんだ、「その心配は充分にあってよ、まえから好きだったなんて云ったとすれば、これからも逢おうとして、きっかけを覘《ねら》っているにちがいないことよ、いいきみだわ」 「わかったよ」と甲午はがまんをきらした、「そのほかに云ってくれることがないのなら、私はもう帰るよ」 「云うことはあってよ」とちや[#「ちや」に傍点]は初めて坐り直した、「まじめに相談をしましょう、あの晩はあたしもお手伝いにいっていたから、ことによると見当がつくかもしれないわ、あなた、その人に、なにか特徴があったら、思いだしてごらんなさい」 甲午は思いだそうとした。暗い庭の向うに白く、ぼんやりと夕顔の花が咲いていた。だがあれはあとのことだ、女とは関係がない。あの小座敷を出たあとだ。ちや[#「ちや」に傍点]は彼の顔を見まもり、甲午は首を傾《かし》げた。 「特徴といえるかどうかわからないが」とやがて彼が云った、「かなり強く、からだが匂っていたのを覚えている」 [#6字下げ]四[#「四」は中見出し] 「肌の匂いなの、それとも香料なの」 「わからない、どっちともわからないが、かなり強く匂ったことはたしかだ」 ちや[#「ちや」に傍点]は溜息《ためいき》をつき、「こころぼそいのね」と呟いた。それから暫く、なにか思案していたが、「そうね」といって甲午を見た。 「こうなさいな」とちや[#「ちや」に傍点]は云った、「あのとき集まった客の家を順に訪ねてみるの、そうすればわかるかもしれないわ」 「どうしてわかる、――」 「その人の家へゆけば、きっとその人が出て来るわ、そしてなにか眼顔で知らせるかもしれないし、さもなければその匂いでわかるかもしれないでしょ」 それがいちばん早い、そのほかに手だてはない。そしてその人がわかったら、改めて相談することにしよう、とちや[#「ちや」に傍点]が云った。甲午は考えていて、ようやく頷いた。 「うん」と彼は云った、「ためしてみよう」 彼は云われたとおりにした。 その人とはっきりわかることも、おそろしいような気持だったが、わからないままで、絶えず不安になやまされるよりもいい、と思ったからである。しかし結果は徒労だった。どの家でも彼は歓迎され、鄭重《ていちょう》にもてなされた。いつかちや[#「ちや」に傍点]は、――女性たちが彼に興味をもち、好意をよせている、と云ったが、訪ねた家では主人よりも、妻女や娘たちのほうが、おもに彼の接待をした。もちろん、甲午は永代老職の若い当主であり、これから嫁を選ぶという立場だから、好奇心だけの歓待である筈はない。むしろもっと現実的な意味をもっていたであろうが、それらの女性たちからは、これとおぼしい人はみつからなかった。疑えば、疑える人もいたし、香料なども似たように、感じられるものがあった。立ち居のとき、ほのかに香って来る匂いは、どれも似ているようであり、またどれも違うようであった。 「もうしようがないわ」とちや[#「ちや」に傍点]は報告を聞いて云った、「度胸を据えてお嫁さんを貰いなさい、なにか云って来たとしても、そのときはそのときでどうにかなるわよ」 「そうはいかないよ」 「男は度胸よ、当って砕けなさい」 「そうはいかないよ」と彼は首を振った、「嫁に来る人を傷つけるわけにはいかないからね、もう少しようすをみることにするよ」 こうして、彼は待った。 甲午にとって、その年の冬ほど寒さがきびしく、北風の吹き続いたためしはないように思えた。彼は家の中にひきこもって、興もなく本を読んだり、字を書いたりしながら、いつ投げられるかもしれない飛礫《つぶて》を待って、ときに度胸を据え、多くは不安な、おちつかない日々をおくった。 年があけて、三月になった或る日、――甲午は一通の(署名のない)手紙を受取った。ふしぎなことに、彼はその封書を手にしたとき、おそろしさよりも一種の安堵《あんど》と、よろこばしいような感情に浸された。それは、待っていた恋文を受取ったときの感じに似ていた。 「ようやく幕か」と彼は呟いた、「これでようやく幕になるわけか」 甲午は封を切った。 その手紙は短いものであった。「わたくしはあなたが好きだったが、あなたにはわたくしがわからないようだ、あの一夜の契りは夢だったと諦《あきら》めよう、わたくしのことは気になさらずに、いい方があったら結婚してもらいたい、あなたが独身でいると、却《かえ》ってみれんが残るから、――」という意味のことが、明らかに手跡を紛らわして書いてあった。 「誰だろう」と甲午は呟いた、「これだけでは誰だかわからない、娘だろうか、それとも人の妻だろうか」 手紙は外から門内へ投げ込んであったという。使いの者でも持って来たのならべつだが、これではその主の捜しようがなかった。――甲午は手紙を持って庄司へいった。ちや[#「ちや」に傍点]はその手紙を読むと、「手が変えてあるわね」と云った。 「いいじゃないの、諦めるって書いて来たんですもの」とちや[#「ちや」に傍点]が云った、「これで大丈夫よ、いいからお嫁さんをお貰いなさいな」 「しかし、誰だかわからないとなるとね」 「そんなこと忘れなさい、自分のことは気にするなって書いてあるじゃないの、これでも安心ができないとすると、甲さんは男とはいえなくってよ」 「ひとのことならなんとでも云えるさ」 「いくじなしね」とちや[#「ちや」に傍点]は彼をにらんだ、「女ひとりぐらいがそんなに怖いんですか、江戸でさんざん遊んで来たくせに、いまさらそんな殊勝なことが云えた義理ではないでしょ、しっかりしなさい」 そうして、手紙を甲午に返した。 甲午はその六月に結婚した。相手は梶井《かじい》藤右衛門の二女で、年は十八歳、名は小雪といった。梶井は三百石あまりの物頭で、もちろん大谷家の祝宴に招かれはしなかった。あのとき招待された客の中からは、どうしても嫁を選ぶ気になれなかったのである。――なかだちをしたのは中老の瀬川市郎兵衛で、仲人役は大谷新左衛門が買って出た。祝言にはむろん庄司の家族も来、ちや[#「ちや」に傍点]は甲午の支度をたすけながら、「よかったわね、おめでとう」と浮き浮きしたようすで云った。 「あの人ならきっといいお嫁さんになるわ、甲さんもいい旦那さまにならなければだめよ」 「それが問題さ」 「甲さん」とちや[#「ちや」に傍点]が白い眼をした。 「いや違うんだ」と甲午は顔をそむけた、「それとは違うんだ、しかしわかった、なるべくいい良人《おっと》になるようにするよ」 ちや[#「ちや」に傍点]はけげんそうに彼をみつめ、甲午はそら咳《ぜき》をしながら、裃《かみしも》の前をくいと直した。――祝言は無事に終り、新婚の夜はなにごともなく明けた。 [#6字下げ]五[#「五」は中見出し] 祝言の日から三日めに、甲午はごく親しい友人たちだけ六人を招き、妻の紹介を兼ねて、小酒宴をひらいた。――かれらのほうでは忘れていたらしい、かなり酒がまわったころ、妻が座をはずしたときを覘って、甲午はまず岸井兵馬に「なにか云うことはないか」と訊いた。 「なにかって」と兵馬は訝《いぶか》しそうな眼をした、「祝いはもう述べたぞ」 「そっちはどうだ」と甲午は吉田大六を見、他の友人たちを見た、「おれは新婚三日めだ、なにか云うことはないのか」 みんな黙った。甲午がまじめな顔をしているので、かれらはなにごとかと思い、互いに眼を見交わした。 「忘れたんだな、こいつら」と甲午はかれらに云った、「ひどいやつらだ、おれはしんけんに心配したんだぞ」 かれらにはまだわからなかった。 「岸井が初めに云ったんだ、思いだしてみろ岸井、思いだしてみろ」と甲午が云った、「おれが江戸から帰ってまもなくのころだ、吉田の家でみんなが集まったとき、岸井が先立ちになっておれを威《おど》したことがあるだろう」 岸井兵馬が「あ」という眼をした。 「そうか」と大六が微笑した、「わかった、思いだしたよ」 「あやまれ」と甲午が云った、「おれはしんけんに聞き、本気で心配した、本当だぞ、おれは結婚というものに恐怖さえ感じた、こんどの祝言の夜も、じつを云うと逃げだしたくなったくらいなんだ」 岸井兵馬が、「だってわれわれは友情から」と云いかけ、甲午が、「たくさんだ」と遮《さえぎ》った。 「云いわけはたくさんだ、あやまれ」と甲午は云った、「新婚の夜は無事に済んだ、なにごともなかった、なにごともだ、困難といったっておどろくほどのものじゃなかった、それをきさまたちは、――いいからあやまれ、なんでもなかったぞ」 「いやどうも」と吉田大六が頭を下げた、「そいつはどうも、失礼」そしてみんなが声をあげて笑いだした。 結婚生活は平穏に過ぎていった。甲午は七月に「年寄役」に任じ、納戸方取締を兼ねることになった。妻の小雪は、明るいはきはきした性分で、母の気にもいったし、親族の評判もよく、甲午にとっても不足はなかった。――中一年おいて長男が生れ、仲人役の大谷新左衛門が名付け親になって、鶴之助と名付けた。 鶴之助が生れた明くる年、庄司のちや[#「ちや」に傍点]が結婚した。相手は国許|祐筆《ゆうひつ》の森島|斎宮《いつき》というのだが、斎宮は若いときから固疾があって、弟の大学に家督を譲り、一年の大半は寝ている、という状態であった。――甲午はそういうことは知らなかった。ちょっと役所の事務が多忙なときで、話は聞いたかもしれないが、うわのそらだったろう。ちや[#「ちや」に傍点]が訪ねて来たときも、「三十|白歯《しろば》などといわれずに済みましたね」とからかったものであった。なにかやり返すだろうと思ったが、そのときちや[#「ちや」に傍点]は淋しげに「そうなのよ」と微笑し、「これがきっと割れ鍋《なべ》にとじ蓋っていうんでしょ」と云った。 事情を聞いたのは、その年の秋のことであった。秋といっても八月初旬の、まだ残暑のきびしいときであった。到来物の梨があり、あまりにみごとだったので、森島へ少し届けさせた。その日は午後にひどい夕立があって、甲午が下城したときは、小雪もちょうど森島から帰ったところだった。 「途中で夕立にあったものですから、ちや[#「ちや」に傍点]さまのお召物を拝借してまいりましたの」 小雪はそう云って、借りて来たという、その単衣《ひとえ》をたたんでいた。薄い藤色の地に萩を染めた、絽《ろ》の単衣だったが、――たたみながら、小雪はそれを二度ばかり鼻に当てた。 「ちや[#「ちや」に傍点]さまお気の毒ね」と小雪が云った、「森島さまは寝たっきりで、このさきも丈夫におなりなさるかどうか、医者にもわからないんですって」 「森島が」と彼は妻を見た、「いつからだ」 「初めからですって、ちや[#「ちや」に傍点]さまはそれを承知でいらしったんですってよ」と小雪が云った、「あんなにお縹緻《きりょう》よしだし、ほかにいい御縁もあったでしょうのに、御夫婦とは名ばかりでお子を産むこともできず、一生ただ御病人の看護をして暮すようなお家へ、どうしていらっしゃる気におなりなすったのでしょう」 そのとき甲午の頭の中でなにかが起こった。音のような、光りのようななにかが、頭の中でくるくると、渦を巻きだすように感じた。 「やっぱりこれだわ」と小雪はまた、たたんだ単衣を鼻に当て、「なにかしらと思ったら」と独り言を云った、「やっぱりこのお召に付いた匂いだったのね」 「どうしたんだ」と甲午が訊いた。 「このお召物が匂いますの」と小雪は立ちあがった、「お香の匂いでもないし、なにが匂うのかと思ったんですの」 甲午は妻のほうへ手を出し、その単衣を受取って嗅《か》いだが、「あの人には昔から軽いわきががあったんだ」と云って、妻にその単衣を返そうとして、突然うっと息をのんだ。 甲午は眼をさました。彼は長いこと眠っていて、いま初めて眼をさましたように感じた。――その、萩の模様の単衣に、かすかにしみついているのは、あの夜の人の、肌の匂いであった。あの夜の、大谷家の小座敷で、眼の昏むようなひとときに、彼を包んだあの匂いであった。 「わきがって、もっといやな匂いなのでしょう」と小雪が云った、「それとも、こういう匂いもあるものなのでしょうか」 「これはあの人の匂いだよ」と甲午は単衣を妻に返しながら云った、「すっかり忘れていたけれども、小さいじぶんに嗅いだ覚えがある、この匂いならすぐわかる筈だったのに、――ばかなものだ」 「なにがばかですの」 「いや」と彼は首を振り、「なんでもない」と云って立ちあがった、「――その匂いのことは、あの人に云わないほうがいいよ」 そして、彼は一人になるために、縁側を庭へとおりていった。 底本:「山本周五郎全集第二十七巻 将監さまの細みち・並木河岸」新潮社 1982(昭和57)年8月25日 発行 底本の親本:「週刊新潮」 1956(昭和31)年7月30日号 初出:「週刊新潮」 1956(昭和31)年7月30日号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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登録日:2011/10/02 Sun 00 35 37 更新日:2024/04/03 Wed 20 03 11NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 14年冬アニメ 17年秋アニメ 18年春アニメ WIT STUDIO ♪ここはじ~ご~く~じ~ご~く~楽しい地獄~ あんた鬼だ!←鬼ですが? たまに涙腺崩壊 なかよし なんですか人を鬼みたいに←鬼だろ アニメ アニメ化 エジプト神話 ギャグアニメ ギャグ時々オカルト ギャグ漫画 ケモナーホイホイ コメント欄ログ化項目 シロの足跡 ドS パロディ多し モーニング 万引き撲滅アニメ 万引き撲滅漫画 仏教 八大地獄 八寒地獄 地獄 地獄の沙汰とあれやこれ 地獄の沙汰も君次第 地獄少女かと思ったら銀魂だった 完結 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 日本昔話 日本神話 昔話 時々カオス 江口夏実 漫画 真地勇志 稲川淳二 紫もなか 講談社 豪華声優陣 閻魔大王 鬼 鬼に金棒 鬼徹 鬼灯の冷徹 鬼畜 ※この漫画はフィクションですが、地獄はあるかもしれません。 現世での行いには十分ご注意ください 『鬼灯の冷徹』とは、モーニングに連載されていた江口夏実による漫画である。 日本の地獄を舞台に、閻魔大王第一補佐官・鬼灯(ドS)とその周囲の日常を描くコメディ。単行本は全31巻が発売中。 妖怪や昔話、歴史上の偉人や故事など、扱うネタは東洋の古いものが多い。 また現代ネタやメタ発言、パロディネタ、ブラックネタや下ネタ等もじゃんじゃん放り込まれる。 地獄の刑罰なども当然描かれているが、かなりマイルド。鬼灯の暴力の方がよっぽどバイオレンスである。 登場人物のほとんどが和服(風)。女性キャラはそれほど多くないが、和風好きには嬉しい光景だ。 2013年にはアニメ化が決定し、2014年1月から4月まで放送(全13話)。 更に2017年10月から12月まの第弐期の放送がされ(全13話)、2018年4月から7月まで「第弐期 其の弐」が放送された(全13話)。 ナレーターは稲川淳二氏(第壱期)と真地勇志氏(第弐期)。 以下、最終話までのネタバレを含む為注意。↓ ~登場人物~ 鬼灯(CV 安元洋貴) 本作の主人公。切れ長の目と、額の短い角、黒い着流しが特徴の鬼神で、閻魔大王の第一補佐官。 クールでありS。おそらく作中最強の人物。 壁を殴って壊し家一軒持ち上げる怪力を持ち、自分の身長程の金棒を振り回す。文字通り…鬼に金棒。 他の能力も総じて高く、地獄の運営から植物の品種改良まで何でもござれ。 動物好きだったり、人望があったり、決して悪い人ではない。 世界○しぎ発見のミステリーハンターのお姉さんが好き(*1)で、早くこっち(地獄)に来てほしいとの事。 パッと見の印象では真面目な堅物キャラに見えるが、結構ノリは良く悪ふざけも多い。ただ、何をやっても基本的に仏頂面なので外見から感情を推し量るのは難しい。 自分の境遇からか「みなし子」と「生贄」には情を見せる一面もある。 閻魔大王(CV 長嶝高士) 言わずと知れた地獄の代表。イメージ通りの髭面と巨体である。最近メタボ気味。 素は好々爺然とした優しいおじさんなのだが、職務に対しややだらけているので鬼灯は苦労が絶えない。 その為…鬼灯からは遠慮ない扱いを受けており、よく金棒で殴られる。でも懲りないし「痛いからやめて」と叱る程度で済ませちゃう。てかどんだけ頑丈なんだ閻魔大王。 ちなみに鬼灯の身長が185cm程度。その鬼灯が小柄に見えるのだから、どんだけデカイんだ閻魔大王。 これでもれっきとしたホモサピエンス。 金魚草 地獄にのみ生息する、ヒマワリのような茎に金魚をくっつけた見た目をした謎の生き物。 鬼灯が趣味で品種改良した。地獄ではポピュラーな動植物で(*2)、様々なグッズも販売されている(*3)。 秋になると紅葉する。また、秋になると金魚草が主役のイベント・金魚草コンテストが開催される。 ただし金魚草にもしもの事があると困るので、猫は参加できないらしい(*4)。 調理して食べると美味しいらしい(*5)。そして、金魚草エキスを濃縮したサプリは健康に良いらしい(*6)。 しかし金魚草を動物扱いするべきか植物扱いするべきかで迷う者が多い為、地獄の植物園には水族館が併設されており、植物園の出口と水族館の出口の間の部屋に展示されている。 作中では常に「おぎゃあ」と鳴(泣)いているが、お酒にまつわる回で一言だけ、「へべれけですよおー」と喋った事がある(*7)。 アニメ版第1シーズンのEDでは、番と思われる2匹(?)が手漕ぎトロッコで全力疾走する姿が描かれている。 しかし最終回では…鬼灯によってジュースにされ、本来2匹(?)がいるはずの場所はただ何もない背景になっていた。ちなみにジュースは閻魔大王が飲んだらしい。 第2シーズン(前半)のEDでは、各回のキーパーソン的存在のキャラクターがピーチ・マキと一緒に満開の金魚草を見ると言う演出がなされていた。 桃太郎(CV 平川大輔) 日本で1番有名なヒーロー。 元々は天国の住民だったが、鬼退治による成功体験から抜け切れず閉塞感の打破の為再度鬼退治をもくろみ、第1話で地獄を訪れ一番強い鬼を出せと鬼灯に喧嘩を売ってしまい、あっさりと玉砕。 以後は桃源郷で薬師見習いとして、後述の白澤に師事している。 第1話では完全に厨二病だったが、白澤の許で修業し、彼の面倒を見る内に作中一の常識人と化した。薬師もどうやら天職だった様子。 ギャグ界の常識人の例に漏れず、周りのハチャメチャな行動に振り回されまくっている苦労人。 シロ(CV 小林由美子) 柿助(CV 後藤ヒロキ) ルリオ(CV 松山鷹志) 桃太郎のお供の犬、猿、雉。通称「桃太郎ブラザーズ」。 第1話以後は地獄の住人として不喜処地獄にて働いている。 シロは鬼灯になついているのか何かと扱いが良く、またその愛らしい外見からか彼が主役となる話もある。 だが働いている環境故か、第1話に比べるとホッキョクグマのごとく丸くなった。「デブ」と言われるとキズつく。 『花咲爺』の犬・ポチをライバル視している。 自分ではやればできる賢い犬と思っているが、話が進むうちに頭が緩くなったのか柿助とルリオからは「アホ」と認識された。実際フルスロットルでアホの子である。 柿助は『さるかに合戦』のあの猿。過去の過ち(本人的にはトラウマ)には触れないであげて欲しい。 後にたくさんの後輩(ゴリラやアイアイなどの類人猿)ができた。 ルリオは…お察しください。がんばれ国鳥。 不喜処地獄に就職してたくさんの鳥友ができた。 余談だが、シロの中の人は2018年から同じシロという名前の犬が登場する漫画の主人公(飼い主)を演じている。 夜叉一(CV 津田健次郎) 桃太郎のお供トリオの先輩にあたる不喜処地獄のベテラン獄卒。地獄生まれの地獄育ち。 顔の大きな傷が特徴で、通り名は「向こう疵の狂犬」。 屈強そうな見た目だが、根は優しく面倒見が良い性格。 万引き犯を叩きのめすピーチマキを落ち着かせるなど、几帳面さも兼ね備える。 クッキー(CV 横山智佐) 桃太郎のお供トリオの先輩にあたる不喜処地獄のお局様。トイ・プードル。 生前に悪質ブリーダーに繁殖犬として飼われ、子供を産まされ続けたのが原因でキツイ性格になったらしい。 夜叉一との結婚を機に寿退社して、子宝(*8)に恵まれた。 白澤(CV 遊佐浩二) 中国の神獣。日本と中国の境、桃源郷で薬師をしている。 基本的には人の姿になっており、白衣と頭巾を着用。 鬼灯とよく似た顔立ちで、周囲の人物からも度々似ている事を指摘される。後に自分でも「顔のパーツが同じ」と自覚しショックを受けた。 そして、かなりの女好き。初登場時は女(*9)に投げられていた。 その後もナンパしていたり遊女と遊んでいたり自由奔放にやっている。 鬼灯とは犬猿の仲。しかし膂力で勝る分もあってか、往々にして鬼灯の方が一枚上手であり、どちらかと言うと天敵なのかもしれない。 万物を知る神獣だが、残念な事にそれを表現する画力はない。猫又のつもりで描いたオリジナルキャラ「猫好好ちゃん」(CV 堀内賢雄)のデザインも壊滅的かつ不気味。 唐瓜(CV 柿原徹也) 茄子(CV 青山桐子) 地獄の獄卒コンビ。通称「地獄のチップとデール」。物語開始時は新米で、話が進むにつれて後輩もできた。 彼らは小鬼という種族であり、身長140cmで童顔…と子供のような見た目だが立派な成人男性である。 吊り目の方、唐瓜はしっかり者かつ常識人。元ヤンの姉・甜瓜(*10)がいる。 仕事も真面目にこなしているが、実は隠れドMで、お香姐さんに片思い中。ちなみに好きなタイプは杉本彩。 垂れ目の方が茄子で、緩い性格の天然。一人っ子。母は小鬼で父は朧車という、稀なハーフ。劇中でもツッコまれている通り、どうやって子を成したのかは謎。 獄卒大運動会の借り物競争の際に他人のカツラを「ゲットだぜー!!」してくるのも厭わない、良くも悪くも躊躇う事をしない、鬼灯も素晴らしいと称賛する、ある意味タフな精神力の持ち主。 絵・彫刻などの創作が得意で、鬼灯の依頼で閻魔殿の壁画を描いたり、原型師デビューを果たしたりしている。獄卒になった理由は、芸術家だけでは食っていくのは難しいと唐瓜と就活をして獄卒になっている。 白澤に刺激を受け、描いた絵を実物にする能力を会得し、オリジナルキャラ「ねうねう」(CV 小山力也)(*11)を考案した事も。 お香(こう)(CV 喜多村英梨) 衆合地獄(邪淫罪の者が落ちるハニトラ地獄)の女性獄卒。美人。 元はハニトラ要員だったが、女性獄卒増員の際に抜擢され、現在は主任補佐(要するに衆合のNo.2)と結構偉い。 鷹揚で女性に嫌われない性格だが割かし天然なところも。面倒見が良く、鬼灯の代理で座敷童子の面倒を見る事も多い。 蛇好きで帯も2匹の蛇であるほか、多くの蛇を飼育している(*12)。 実は鬼灯の幼馴染。 芥子(からし)(CV 種﨑敦美) 『かちかち山』のうさぎどん。かわいい。 獄卒となった今も、狸への恨みは消えておらず「狸」のキーワードに反応して深層心理にあるストレスをぶちまける。 「おのれ狸おのれ狸おのれ狸………」 ちなみにメス。ウサギなのでう○こも食べる。 「レディがう○こなんていうもんじゃありません」 獄卒になる前は白澤の元で修行を積んでおり、彼から(対鬼灯兵器として)辛子味噌の作り方も学んだ。つまり桃太郎の姉弟子にあたる。チャラ男が嫌い。だいたい師匠のせい。 努力家であり、獄卒になっても鍛錬を欠かさず、鍛錬の成果を試す為『窮鼠猫を嚙む大一番』(*13)を鬼灯に頼んで開いてもらった事もあった。 小判(CV 杉山紀彰) 歳を経て妖怪化した猫・猫又。ゴシップ誌『週刊三途の川』専属記者だが、報道部を見返してやりたいとスクープ集めに必死。 ただし、テンションが高い女の子で売る事に疲れて発狂するミキを撮る事を自身の良心から撮ってはいけないと躊躇するなど、TPOは弁えているらしい。 鬼灯に目をつけ、密着取材と称して付け回すも、ネタをつかめないどころか鬼灯の巧妙な手口に引っかかって奪衣婆の入浴シーンを撮るハメに。 それ以来鬼灯が天敵になる。だが鬼灯の依頼を受けて写真撮影をする事もある。 生前は大判という名の遊女の飼い猫だったが、彼女の足抜けの際に一緒に肥溜めの中へ心中させられた。 ピーチ・マキ(CV 上坂すみれ) 元ショップ店員のアイドル。本名は「真黍(まきび)」。 清純派、悪女キャラときて、『キャラメル桃ジャム120%』というタイトルのCDが売れてブレイク。 素がおバカな事もあり、鬼灯の助言を受けクイズ番組に出演してからは天然路線に落ち着いた模様。 鬼灯とは電車の中で遭遇して以来縁があり、金魚草コンテストの大会ゲストとして呼ばれるなどの仲だが、マキ本人は鬼灯の事を恐れている(*14)。 ファンに変人が多い事も気にしており、鬼灯から懸衣翁が自身のコンサートの為に仕事を投げ出している事を聞いた際は「なんかすみません!」と謝っていた。 普段は貞淑で親切な性格だが万引き犯を見ると豹変して大暴れするなど、トラブルメーカーな一面もある。 なお、元ショップ店員時代のエピソードは作者の過去の経験談が元になっており、無駄にリアリティのある話になっている。 万引きダメ、ゼッタイ。 源義経(CV 梶裕貴) 烏天狗警察の一員で、主に作戦の指揮を担当する。 見た目は小柄で雅な少年でかなりのイケメンなのだが、本人は武士らしくマッシブ志向で本当は力士になりたかったらしい。 ガチムチになりたい願望は抱いているが、アレルギーの為プロテインを飲むとジンマシンが出てしまう。 800年間横笛を吹く事に飽きたので、現在はアルプホルンを愛用している。 生前に兄貴の反感を買って自害に追い込まれた為、不憫に思った師の僧正坊のコネで烏天狗警察に就職できた過去を持つ。鬼灯曰く「ある意味究極の判官贔屓」。 武蔵坊弁慶(CV 後藤ヒロキ) 源義経の従者の破戒僧。烏天狗警察の寮舎の寮長。 烏天狗警察の職員に手料理を振る舞い、得意料理は肉料理。 小野篁(おののたかむら)(CV 井上剛) 十王が一人、秦広王の第一補佐官。鬼と見紛う天パが特徴的な平安貴族。妻帯者。 生前に地獄に迷い込み、宮中視察に行きたい鬼灯と入れ替わって閻魔大王の手伝いをした事がある。 のほほんとした見た目に反して結構な自由人で割かし天然。 牛頭(CV 山田栄子) 馬頭(CV 島本須美) 地獄の門番。2頭共メスで、恋バナで盛り上がる程、互いに仲が良い。 牛頭はミノタウロスが好みだが、白澤にもアプローチを仕掛けている。 馬頭はペガサスに憧れを抱いている。 一寸法師(CV 鈴木達央) 地獄の獄卒の1人。美人な姫を妻にする為に一芝居打った罪で地獄に堕ちたが、情状酌量により雑用係に落ち着く。 打出の小槌で大きくなったものの、有名人故に「一寸じゃない」と勝手に落胆されて苛立ちを募らせる日々を送っていた。 だが、似たような境遇の桃太郎や芥子と知り合い、彼らと仲が良くなったおかげで落ち着いた模様。 ちなみに打出の小槌は閻魔大王がうっかり尻に敷いてしまった為壊れたとの事。 妲己(CV 柚木涼香) 複数の国を股に掛けた傾国の美女。後述する茶吉尼やリリスの親友。 衆合地獄の花街でぼったくり妓楼ほか夜のお店を多数経営している。 白澤と火遊びした。 檎(ごん)(CV 細谷佳正) 衆合地獄の花街で働く野干。飄々として憎めない性格だが、超のつく怠け者でモットーは「楽して儲けたい」。 大の博打好きであり、幼少期から寺子屋で堂々と博打をしていた事で教師から目をつけられた結果、寺子屋を中退している為学力は高いといえないが、銭が好きな事から銭勘定は得意。寺子屋の試験の日には休んで頭の良い人物が取ったノートを使って友人達に手信号で答えを知らせて手数料を貰っていた事もある。 妲己の店のポン引きや狐ホストクラブ(後に狐カフェ)のマネージャーを担当する。 側から見れば働いてないように見えるが、太鼓持ち・客引き・店長など色々と働いており、鬼灯も意外と働いているのに働いて見えないのが凄いと言われている。 妹的存在のミキによると、昔は名目上の責任者などグレーな事なども色々とやっており、トカゲの尻尾切り要員として烏天狗警察にちょくちょく捕まっていたとの事。 妲己の下で働く事になったのは、昔大借金を作り、八寒の湖に沈められそうになったところを妲己が借金を肩代わりして、その後は妲己とトイチの返済契約をしているからである。 その為、妲己には逆らう事が出来ず、自身を唯一働かせられる気付け薬的存在でもある。 最も自身も妲己の下にいると「虎の威を借る狐」で雑魚を勝手にビビらせられるので「虎の威を借る狐」を地でいってる狐である。 杖をついているが、これは生まれつき片脚が悪く(*15)、その為に幼少期から周りに憐れまれて、逆に哀れに思われるより疎まれるほうがましという考えに至っており、「悪口言われるくらいが良い」と述べている。 小判に情報を提供する事が多い。 ミキ(幹)(CV 諏訪彩花) 野干のゴスロリ系アイドル歌手。語尾に「ニャーン」を付ける。 テンションの高いキャラで売っているが、本人はこのキャラに疲れており、表では見せないがしばしば影で発狂している。 素の性格は真面目で私服も地味系。プライベートでは眼鏡を愛用している。 「イマイチ売れてないアイドル」を自称していたが、前述するピーチ・マキと組んでまきみき名義で仕事をするようになってから人気アイドルの仲間入りを果たした。 芸能界入りした切っ掛けは檎から仕込まれた野干故の恵まれた歌唱力(スカウト)。 教員免許を取得している程学力が優れており、仕事で閻魔庁を訪問した際に地獄の豆知識を語るなどして、鬼灯から「勉強できるアイドル」として感心された。 芥子ちゃんはミキの大ファンで、まきみきが仕事で閻魔庁を訪問した時にテンションが上がっていた。 また、芥子ちゃんのプライベートルームはミキの比重が高めのまきみきグッズで溢れ返っている。 4人兄妹の末っ子で、兄の葉之兵衛(はのべえ/ホヤ)、枝兵衛(えだべえ/オジヤ)、花兵衛(はなべえ/トルティーヤ)は檎の狐ホストクラブ(後に狐カフェ)で働いている。 兄3人は檎ですらド級と言う程、頭が悪い。だが野干の能力の化ける能力は普段の人間の姿以外に化けるのは苦手のミキに対して、兄3人は化ける能力比較的高い。 そして後に、3人の兄と共に教育番組に出演するようになった。 烏頭(CV 鳥海浩輔) 蓬(CV 水島大宙) 鬼灯の幼馴染。 閻魔庁の技術課で働いており、烏頭が拷問器具や機械獄卒を企画・開発し、蓬が実用できるように調整し、鬼灯が現場への採用を検討するのが基本的な流れである。 茶髪で2本角の方は烏頭で、毒物・劇薬の取扱い免許を(何度も落ちた末に)取得しており(*16)、機械弄りが得意。 字を書くのが下手で、「鳥」と「烏」の字を間違えるなど自分の名前を書き間違える事も多い。この事が原因で、記録課主任・葉鶏頭や部品の下請け会社に勤めている唐瓜の姉と揉めた事も。 一時期、お香さんに憧れていた。 黒髪で3本角の方、蓬はサブカル好きで、劇中漫画『鬼卒道士チャイニーズエンジェル』の大ファン。 何かと騒ぎを起こす烏頭には手を焼いているが、稀に烏頭と悪ノリする事もあり、この事で鬼灯から苦情が来た事も。 茶吉尼(だきに)(CV 田中敦子) 稲荷神を兼務するお迎え課の上司。眼鏡と素晴らしき美脚が特徴の美人で、鬼灯曰く「誰もが一度は妄想するイカン女教師」。 お迎え三連星(*17)と火車を従えている。 元々は死期が近い人間に近づき、心臓や血肉を食らう悪鬼で、生きている人間の精気も吸い取る事も可能。 中国から日本へ高飛びした妲己と出会って仲良しになり、夜な夜な荒らし回っていた。 その事が原因で元祖・稲荷神の宇迦御魂(うかのみたま)と大揉めになったが、現世視察に訪れていた鬼灯が双方の意見をまとめた上で、彼からお迎え課にスカウトされ、現在に至る。 なお、お迎え課にスカウトされる前は眼鏡を掛けておらず、お迎え課にスカウトされてから眼鏡を愛用するようになったらしい。 火車(CV くじら) 裁判なしで地獄行きが決定した亡者を収監する事を生業とするメスの化け猫。『窮鼠猫を噛む大一番』で付けられたキャッチコピーは「紅蓮の怪獣」。 元々は火に包まれた荷車を牽いていたが、亡者が荷車から落ちる事故が起きた挙句「スピードが速すぎる」との理由でサイドカーを運転するようになったらしい。 稀に鬼灯を乗せて走る事も。 サタン(CV 玄田哲章) 鬼灯の薬の材料…ではなくEU地獄の王。忙しい…と見せかけてメイドの制服のデザインにご執心。 天国一美しい天使ルシファーが堕天した姿だが、元々プリンス系よりナイト系が好きなのでガチムチな今の姿に満足している。 ゲームのセーブデータを消されただけでキレるが、閻魔大王に対する鬼灯の仕打ちには内心ドン引きしていた。 ベルゼブブ(CV 小西克幸) 税関で3回止められた、サタンの部下。西洋での鬼灯ポジション。上司が能天気で苦労人という点で鬼灯と心を少し通わせる。 ただし、彼の性格は鬼灯にとっては格好の玩具なので会うたびに突っかかっては叩きのめされるのを繰り返す天敵となっていく。 嫁のリリスの奔放ぶりにいつもやきもきしている。でもぞっこん。 レディ・リリス(CV 本田貴子) クレジットカードという魔法のカードを手に入れたベルゼブブ夫人。白澤と無言でニュータイプの如く共鳴。 アダムの前妻だったが、どちらが「上」になるかケンカして家出してきた。 ちなみにリリスにとってベルゼブブは大事なサイ……旦那様らしい。 「今サイフって言いかけませんでした?」 スケープ(CV 遠近孝一) ベルゼブブの部下にしてレディ・リリスのお目付け役。 元々は悪魔に生贄に捧げられたヤギで、ベルゼブブに拾われたのがきっかけで彼の元で働く事になった。 トラブルメーカーな2人(ベルゼブブ、リリス)に苦労しつつも、今の生活には満足しているらしい。 マジカル・マリン(CV 野沢雅子) レディ・リリスと親交のある魔法使いのオババ。イギリス冥界・魔女の谷在住。サバトの生贄をEU地獄にあるサタン城まで連行するのが主な仕事。 自称「ドジ魔女っ娘」で、薬を爆発させるのは日常茶飯事。魔女なのにカエルが苦手。 箒での飛行が下手で、空を飛ぶ際はもっぱらザルを利用しているらしい。 鬼灯とはレディ・リリスを通じて親しくなったらしい。 お年寄りながら好奇心旺盛で、鬼灯の現世視察に同行した際「東洋のハーブを見たい」「舞浜に行きたい」と言っていた。 「舞浜に行きたい」に関しては、鬼灯から「キャストと間違えられます」とツッコまれている。 木霊(CV 広橋涼) 山神ファミリーの一員。幼い子供の姿をしているが、樹木の化身なので実は鬼灯や閻魔大王より遥かに年上。 最近では花粉症や山の汚れ、山神ツートップの不仲に悩んであの世に行く事も少なくない。 花粉の顔の表情を捉える程の千里眼の持ち主。 石長姫(いわながひめ)(CV 庄司宇芽香) 通称「イワ姫」。山神ツートップの1人だが、ニニギの元に嫁いだ際に「醜い」と返されてしまった過去を持つ。 それ以来大の美人嫌いになり、一緒に嫁いだ妹のサクヤ姫に複雑な感情を抱いている。 好みのタイプは鬼灯。 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)(CV 小松未可子) 通称「サクヤ姫」。山神ツートップの1人でイワ姫の妹にあたる。 美人でゆるふわガールな為人気が高く、それ故に姉から恨まれている。 ニニギの妻で、懐妊時には「本当に自分の子か」と疑われて大喧嘩になったが、幼少期の鬼灯の計らいで仲直りした。 春一(CV 山口勝平) 「摩訶鉢特魔(まかはどま)のブリザード」の二つ名を持つ八寒地獄の獄卒。 実態を知ったらヒくと上司に形容されるレベルで自由奔放な性格で、八大地獄を偵察しに行った時はあっさり目的をバラした。 鬼灯と壮絶な雪合戦を繰り広げた事も。脱ぎ癖あり。 語尾に「~だよぅ」を付ける。 白澤ですら血反吐を吐いて拒絶した天探女がイケる強者。 ポラリス 春一と行動を共にするホッキョクグマ。『窮鼠猫を噛む大一番』で付けられたキャッチコピーは「八寒地獄のホワイトブルドーザー」。 しかし春一に名前を覚えてもらえない事で悩んでおり、彼から「クマ」と呼ばれている事を気にしている。 座敷童子 遠野出身の妖怪で、黒と白の双子の少女の姿をしている。 現世に住める商家がなくなった為、あの世にやって来た。 後に黒い子に「一子」(CV 佐藤聡美)、白い子に「二子」(CV 小倉唯)という名前が付いた。 無表情だがイタズラ好き。ダンスも上手で、宋帝庁の猫獄卒である漢さんと一緒にボリウッドダンスを踊った事も。 表情に関しては閻魔殿での暮らしを通じて多少豊かになっており、リアクションも激しくなった。 頑張る人を応援するが堕落すれば見限る性格で、同じタイプの鬼灯に懐いている。 「S極がS極引き寄せてどうすんですか」 伊邪那美命(イザナミノミコト)(CV 小林沙苗) 伊邪那岐命(イザナギノミコト)の妹にして妻。死後に閻魔大王の初代補佐官を務めていたが、私怨から様々な地獄を作った。 故に過去に鬼灯から「天下り先で好き勝手するただの年寄り」と論破され解任された。 現在は大焼処の御殿にて隠居中。 滝夜叉姫(CV 悠木碧) 菅原道真や崇徳上皇と並ぶ「御三家」として日本有数の祟り神である、平将門の愛娘。 美形好きで、ポスターの源義経を一目見て気に入り、烏天狗警察に無言電話を掛け、義経公を悩ませた。 生前に妖術を会得し、鬼神として鬼灯を呼びだした事がある。 そして地獄で鬼灯と対面した際、彼に自分のしもべになれと交渉したが失敗に終わった過去を思い出した。 豊玉姫(とよたまびめ)(CV 國府田マリ子) 竜宮城の姫君で、『浦島太郎』に登場する乙姫様のモデルにあたる女神。引潮と満潮を司る。 茄子が閻魔帳をうっかり海に落とし、探しに海に潜った時に出会った。 芥子ちゃんと出会って早々に親友になり、ウサギのグッズ集めが趣味になった。 芥子ちゃん曰く「カマボコの匂いがする」らしい。 正体は鮫。ちなみに茄子が海に落とした閻魔帳は鮫に戻った彼女の口の中に納まっていた。 塩椎(しおつち)(CV 高橋伸也) 竜宮城の住人で、『浦島太郎』に登場するカメのモデルにあたる神。潮の流れを司る。 通称「シオッチ」。豊玉姫の趣味(ウサギのグッズ集め)に困惑しており、「カメにも見向きして欲しい」と愚痴を零した。 『うさぎとかめ』のカメと勘違いされる事が多く、勘違いされる度にツッコんでいる。 アヌビス(CV 谷山紀章) エジプト冥界の神様で、エジプト冥界の王・オシリスの補佐役を務める。死者のお迎えと裁判で死者の心臓を計る事を仕事としている。 黒ジャッカルの頭が特徴、愛想が良くフレンドリーな性格。既婚者。 シロとは犬同士で友達になり、樒とは秤マニア同士で仲が良い。 獄卒大運動会に同僚のスカラベ共々ゲストで招かれた事も。 実は玉入れ競争の際、同僚の玉(正体はう○こ)が使われていた。 ~余談~ 単行本には連載前の読み切り『地獄の沙汰とあれやこれ』が収録されており、こちらの鬼灯は肩幅が狭い為女性に見える。 アニメ化の際には『鬼灯-』の一エピソードとして登場した事から、世界観は繋がっていると思われる。 アニメ版でも原作でガンガン放り込まれるパロディネタは健在…というか原作以上で、特に第1話のEDは話題を呼んだ(*18)。 また、その後のEDも、マキがCDデビューした第8話に迷曲『キャラメル桃ジャム120%』を、とある出来事のあった第1期最終回・第13話では普段と同じ『パララックス・ビュー』の2コーラス目が使われ、映像もいろいろ異なっている。 そして、なかよしでは紫もなか作画によるシロが主役のスピンオフ『鬼灯の冷徹 シロの足跡』が連載された。単行本は全5巻が発売中。 鬼灯様のドSぶりに耐えられる方は追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 地獄版こち亀or銀魂 -- 名無しさん (2014-12-23 09 37 12) ↑3あると思う、もともと閻魔様も「ヤマ」と呼ばれる元中国人(インドかも知れない)だったらしいし。 -- 名無しさん (2014-12-23 09 57 47) 桃源郷が天国の中国と日本の境だとすると、中国の地獄もあるのかな? -- 名無しさん (2015-02-19 14 54 59) 基本なんでもギャグになる作品だが、地獄を扱う以上一度徹頭徹尾皮肉を効かせた暗い話を書いてほしいなぁ、と思わなくもない -- (2015-11-13 02 47 03) ↑3 ありますよ~。ぼかしてはあるけれど国ごとに地獄があるそうです。 -- 名無し (2016-05-06 22 26 37) 閻魔様の地味なんだけどめっちゃすごい変装!(165cm) -- 名無しさん (2016-05-06 22 36 07) pixivとかで地獄少女とコラボさせてる人とかいるけど違和感なさすぎて吹くw -- 名無しさん (2018-01-01 19 36 28) 芥子ちゃんに「狸キラー」の称号があってもいい -- 名無しさん (2018-01-13 22 48 54) ↑5鬼灯の過去とかギャグっぽく書かれてるけどかなり壮絶だと思う。他のマンガだったら絶対シリアスになってた -- 名無しさん (2018-06-08 19 26 45) 牛頭馬頭が美人声過ぎる -- 名無しさん (2019-03-23 13 34 49) 報告にあったコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-07 17 01 13) 唐瓜と茄子って「地獄のチップとデール」と呼ばれてるけど…どっちがチップでどっちがデール?そして…鬼灯様はドナルドですか? -- 名無しさん (2019-11-03 20 07 32) 店頭で久々にモーニングを見かけ、手に取ってみたらそうかあと残り2話なのか… -- 名無しさん (2019-11-29 21 43 35) 終わっちゃうの寂しい..義賊についてとか罪状とはどうなるんだろうなとか聞きたかったな...。寂しい...。 -- 名無しさん (2019-11-29 23 32 50) ↑といってもそろそろネタ切れ感あったからな。地獄を舞台とした社会風刺入ったシュールギャグだからやろうと思えばできただろうけど、地獄関係なくなってきてたしキャラも飽和状態だったし。 -- 名無しさん (2020-02-02 11 00 30) タイトルがパッと見だとあの作品と混同してしまう。どっちも頭文字が鬼で助詞を含んでるし。 -- 名無しさん (2020-11-16 13 03 11) 天国や地獄の住人達が死ぬとどうなるかは結局わからなかったな。賽の河原の子供達みたいに現世にでも転生できたら面白いんだけどね -- 名無しさん (2021-01-16 19 06 17) そこら辺のファンに人気だからかBLファン向けだと思われる事もあるがそんなシーンはまったくない -- 名無しさん (2021-04-26 21 04 32) ↑3 あっちの鬼の親玉はぜひ地獄で鬼灯様にしばいてもらいたい -- 名無しさん (2021-04-26 21 18 51) ピラフ一味の声優が全員出演してて草 -- 名無しさん (2021-05-30 13 36 30) ↑2あっちの鬼の親玉、阿鼻地獄に行ったから今は生前の行動のDVD見ながら落ちてる最中だね -- 名無しさん (2021-05-30 14 41 06) ↑あの刑って大抵の人は黒歴史見せられて精神的にやられるんだけど、一部は開き直ったりナルシストはむしろ喜ぶというから…どうなんだろうねえ。 -- 名無しさん (2021-10-09 09 10 05) 個人的に作者の存在感が濃すぎて受け入れられなかった(鬼灯のセリフが作者に言わされてる感すごかった) -- 名無しさん (2021-12-27 20 32 58) なお鬼灯さんのキャラが強烈すぎたためか、次回作の出禁のモグラのモグラさんはお人好しである -- 名無しさん (2022-05-27 22 44 26) 次回作のモグラって元獄卒なんじゃないかと思わせる描写があるな。 -- 名無しさん (2023-03-28 15 35 47) 腐の人達に人気だがまったく彼らが喜ぶようなシーンはないので安心 -- 名無しさん (2023-04-12 19 30 53) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-04-12 20 18 07) ログ化しました -- (名無しさん) 2023-04-19 15 14 01 芥子ちゃんと「フェ~レンザイ」のたまちゃんが仲良くお茶しているところに狸と月餅を放り込みたい。 -- (名無しさん) 2023-10-05 21 21 47 原作では得意って言っただけで描写はなかったアニメでお香姐さんの板尾の嫁ダンス再現したのめっちゃ吹いた -- (名無しさん) 2024-01-20 21 08 57 名前 コメント すべてのコメントを見る
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『今週はこれを読め(2019.1-)』 VOL.360 2019.12.25 楽しく読めて役に立つ『からだと病気のしくみ講義』はサルでも読める医学書だ! 『こわいもの知らずの病理学講義』 仲野 県立 8F491.6ナ 市立491ナ 大学491.6N39k 公 『(あまり)病気をしない暮らし』 『おしゃべりながんの図鑑』 病理学から見たわかりやすいがんの話 県立 8F491.6オ 市立491オ 麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 け 『世にも危険な医療の世界史』 県立 市立490ケ 大学(医2F)490.2Ka54y 『無敗の男 中村喜四郎 全告白』竹のようなしなやかさを特徴とする組織づくり289ナ 並の人ではない。 (これから出る本 2020年1月) 『言語化力』 (言葉にできれば人生は変わる) 県立 青森 六336ミ 『秋篠宮家の子育て』 『言語化力』 県立 青森 六336ミ 『羽生結弦を生んだ男 都築章一郎の道程』 7FS784.6ツ ×『NHKスペシャル 戦争の真実シリーズ3 731部隊の真実』 『定年後のお金』 貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人 県立 7FS591ク 大学2577 中公新書 『特攻隊員の現実』 7FS210.7イ 市立210.7イ 『運命の絵』 けあし ×『理学博士の本棚』 『 「共に生きる」ための経済学』 7FS330.4ハ 『見えない絶景 深海底巨大地形』 県立 7FS452.8フ 市立452フ 大学452.8F65m 六452フ 『FULL POWER』 科学が証明した自分を変える最強戦略 六159ハ 名前の哲学 (講談社選書メチエ) けだ 『無形資産が経済を支配する』 資本のない資本主義の正体 市立332ハ 『世界を変えた150の科学の本』 県立 8F402ク 六402ク 『CIA裏面史』:薬物と洗脳、拷問と暗殺 県立 市立391キ 大学(サン)391.6Ki48c 『聖なるズー』動物性愛者と過ごした日々、語り合うことで生まれる自由 県立 8F367.9ハ 市立367.9ハ 性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱 [図説]“特殊性欲"大百科――“ビザール"の生態学 東京が生んだ奇跡、代官山『HILLSIDE TERRACE 1969-2019』 残像のモダニズム――「共感のヒューマニズム」をめざして け VOL.359 2019.12.18 喪失が連鎖する時代の怖さ 『つけびの村』 県立 8F368.6タ 市立368タ 『聖なるズー』動物性愛者に密着取材!近来稀な問題作 県立 8F367.9ハ 市立367.9ハ ×動物王国ノクターン (角川文庫) 『我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの 』生命を司るメカニズムの「多様性」 県立 市立579フ 『地球の歴史』(上中下合本) (中公新書) 7FS450カ1-3 大学2938-2940 『しらふで生きる 大酒飲みの決断』生きることは寂しい、だからこそ酒を断つ 県立 7Fマチ 市立914.6マ 『2030年の世界地図帳』を買ったのは、どういう人たちなのか? 市立 六304オ 『1兆ドルコーチ』 シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え 県立 8FN336.3シ 大学336.3Sc5i 『ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック』 県立 8FN336.4サ 市立336サ 六336サ 『地面師たち』 県立 7Fシン 市立913シ 六913シ セックス難民 ピュアな人しかできない時代 (小学館新書) 星野佳路と考えるファミリービジネスの教科書 日本の科学は失速状態 『誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃』 市立409ダ 六409ダ 『科学立国の危機』 失速する日本の研究力 県立 大学409.1To83k 公 『科学者が消える ノーベル賞が取れなくなる日本』 県立 8F409.1イ 市立409イ 『この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代』歴史の進歩とは何か 県立 8F369.2ア 『宇宙から帰ってきた日本人』あの名著から36年、宇宙は近くなりにけり 8F538.9イ 市立538イ 六538イ 『宇宙からの帰還 』(中公文庫) 市立 7F書庫 VOL.358 2019.12.11 『奥東京人に会いに行く』えっ? ここが東京? あなたの知らない東京の横顔 青森 大学(サン)291.36O33o 公 VOL.357 2019.12.04 『ドライバーレスの衝撃――自動運転車が社会を支配する』 県立 『国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか』日本経済再生のカギは「中小企業神話」の克服にあり 県立 動物を愛し性を意識する人々 『聖なるズー』 県立 8F367.9ハ 市立367.9ハ VOL.356 2019.11.27 天才プログラマーにして闇社会の帝王、超大金持ちにしてドケチ。その男の名はル・ルー。ドラマ化決定の『魔王 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男』は超弩級のノンフィクションだ! 7F933ラ 『謎の独立国家ソマリランド』 そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫) 県立 8F302.4タ 市立302タ これから出る本 2019年12月 日韓激突-「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機 (中公新書ラクレ (673)) 『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門』改訂第3版 『これからの会社員の教科書』 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71 8FN336タ 大学336.49Ta11k 『日中の興亡2025』 あ 『「共に生きる」ための経済学』 『わが子をAIの奴隷にしないために』 『地雷を踏むな』 『理学博士の本棚』 『佐藤栄作』 村井 だ 『相撲協会死亡診断書 貴乃花追報の真相と角界改革論』 スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM(『プログレッシブ キャピタリズム』) 利益はみんなのために 大学332.53St6p 公332.53St6 「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学 県立 8F491.3ノ 市立491ノ 『地球に降り立つ』 新気候体制を生き抜くための政治 ラトゥール 県立 市立519ラ 『秘密資金の戦後政党史』 米露公文書に刻まれた「依存」の系譜 県立 8F315.1ナ 市立315ナ 大学(サン)315.1N26h☆米国・ソ連の資金が日本の政党に流れた 羽生結弦を生んだ男 都築章一郎の道程 (集英社新書) あ 『野生化するイノベーション 日本経済「失われた20年」を超える 』イノベーションに今、何が起きているのか 『未来の社会学』 (河出ブックス) 市立304ワ 経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫) だ 持続可能なコーヒー栽培を目指して──『世界からコーヒーがなくなるまえに』 県立 8F617.3レ 市立617レ(以前もあったのか?) 『土・牛・微生物』 文明の衰退を食い止める土の話 県立 8F615.7モ 大学613.56Mo38t 『「してはいけない」逆説ビジネス学』読むと起業したくなくなる? 傷だらけ試行錯誤の説得力 川田 『野球消滅』「メジャー」が「マイナー」へと変わる時、何が起きているのか 7FS783.7ナ ×プロ野球ビジネスのダイバーシティ戦略 改革は辺境から。地域化と多様化と独立リーグと 『中南米野球はなぜ強いのか』――ドミニカ、キュラソー、キューバ、ベネズエラ、MLB、そして日本 青森 『「地元チーム」がある幸福』 スポーツと地方分権 (集英社新書) 県立 7FS780.2タ 巨人ファンはどこへ行ったのか? 『美味しい進化 食べ物と人類はどう進化してきたか』 県立 8F383.8シ 市立383シ 六383シ VOL.355 2019.11.20 『悩めるローマ法王 フランシスコの改革』バチカンでいま何が起きているのか ローマ法王 (角川ソフィア文庫) 『バチカン株式会社』 金融市場を動かす神の汚れた手 県立 8FN338.2ヌ 市立 『消された信仰 「最後のかくれキリシタン」--長崎・生月島の人々』 県立 8F198.2ヒ 市立198ヒ 大学(サン)198.22H71k 六198ヒ 『パワースポットはここですね』あなたにもきっと「ここ」と思える場所がある! 青森 市立291.09タ 大学291.09Ta33p 『定年入門』 『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』 (新潮文庫) 県立 7FスポーツX783.7タ 市立783タ 大学783.7Ta33 バイリンガル・アート情報紙『ON BEAT』 ONBEAT vol.11 『義足と歩む ルワンダに生きる日本人義肢装具士』ジェノサイドから25年、ルワンダの今 県立 7FJ30マ 市立302マ 『イノベーターズⅠ・Ⅱ 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』AIはどこから来たのか? そしてどこへ行くのか? 六007ア 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 ウォルター・アイザックソン 【文春e-Books】 県立 8F702.3レ 市立702ア 大学702.37L55I 『スティーブ・ジョブズ』 1 (講談社+α文庫) 県立 8F289.3シ 市立289ジ(原著G2801I) 大学289.3J56 六289ジ 『LNG 50年の軌跡とその未来』巨大ビジネスの誕生秘話 県立 LNGは再生可能エネルギーのベストパートナー。 VOL.354 2019.11.13 『古典は本当に必要なのか、否定論者と議論して本気で考えてみた。』難問と相対する白熱の全記録 け 『危機と人類』を買ったのは、どういう人たちなのか? 市立209ダ 六209ダ 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考 日経テクノロジー展望2020 世界を変える100の技術 けあ 『ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り』 (新書企画室単行本) 県立 『動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法』 モンゴメリー(諸田) 県立 8F480.4モ 市立480モ 大学480.4Mo38d 歴史人物怪異談事典 けあ ろ(館内) 『2050年のメディア』ジャーナリズムの変化は足元から 県立 市立070シ 六070シ 勝負の分かれ目【上下 合本版】 (角川文庫) あ DNA鑑定とFACT 『DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで』 県立 市立498.9ウ 高次元空間を見る方法 次元が増えるとどんな不思議が起こるのか (ブルーバックス) けし 『作曲の科学』 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」 (ブルーバックス) 県立 6FY740テ 市立761デ 『海峡に立つ 泥と血の我が半生』生臭い社会を駆け抜けた「フィクサー」の半生 県立 8F289.2キ 市立289キ 大学(サン)289.2Ky1k ジャレド・ダイアモンドが導き出す、危機の枠組み──『危機と人類』 市立209ダ 六209ダ VOL.353 2019.11.06 『ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光』 スーザン・ネイピア 県立 8F778.7ミ ×『AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望』AIが突きつける「人間とは何か?」という根源的な問い 『ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話』ギークな女子高校生2人の痛快サクセスストーリー 県立 青森 大学798.5H96g 『テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」』テクノロジーが変革する世界で我々はどう思考すべきなのか 蛯原 県立 大学504E14t 『奴隷船の世界史』それは過去完了では語れない、近代そして現代世界の暗部 布留川 岩波新書 県立 7FS316.8レ 大学1789 公 『アインシュタインの旅行日記―日本・パレスチナ・スペイン』天才物理学者が見た日本人と日本文化 県立 8F289.3ア 市立289ア 大学(サン)291.09E39e 公 『「カッコいい」とは何か』 平野 しびれる体験 7FSヒラ 公 講談社代新書 見えなくても、聞こえなくても、映画を一緒に楽しむ『夢のユニバーサルシアター』 県立 青森 『地図と読む 現代語訳 信長公記』さらに読みやすくなった"信長の一代記"の現代語訳 ×『マゾヒストたち 究極の変態18人の肖像』 VOL.352 2019.10.30 『愛という名の支配』 田嶋陽子 わたしたちを幸せにするフェミニズム 県立 市立 タピオカドリンクがヤクザの資金源に?『教養としてのヤクザ』 7FS368.5ミ 『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源』「密漁ビジネス」を追う 県立 市立368ス 大学(サンライズ)662.1Su96s 暴力団 (新潮新書) けあ 著者インタビュー『哲学と宗教全史』出口治明氏 み 『この作家この10冊2』 僕の担当は「沢木耕太郎」 けあ 『実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実』 ”広島のマザー・テレサ”の知られざる半生 8F289.1ナ 市立289ナ 大学289.1N36A 真の教育、オックスフォード大学にあり『教え学ぶ技術 問いをいかに編集するのか』 苅谷 大学1436 ・オックスフォード大の学部の学生:チュートリアル:問いと課題文献(10冊ほどの著作や論文)から毎週10枚ほどのエッセイ。(議論を展開) 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫) だこ グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価 (中公新書ラクレ) グローバル化時代の大学論2 - イギリスの大学・ニッポンの大学 - カレッジ、チュートリアル、エリート教育 (中公新書ラクレ) こ オックスフォードからの警鐘 - グローバル化時代の大学論 (中公新書ラクレ) み 『教えることの復権』 (ちくま新書) 7FS370.4オ 市立 大学370.4O64o 公 CD付 英語喉 50のメソッド 恐竜ってなんでこんなにおもろいねん!の三冊 『恐竜の世界史 負け犬が覇者となり、絶滅するまで』 市立457ブ 六457ブ 『恐竜博士のめまぐるしくも愉快な日常』 市立 『恐竜まみれ 発掘現場は今日も命がけ』 均衡としての汚職──『コラプション なぜ汚職は起こるのか』 県立 大学368.6F28c 公 『黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』プロデュースのスリルと快楽 け VOL.351 2019.10.23 ×『亜細亜熱帯怪談』前代未聞の新ジャンル!現代アジア怪談ルポルタージュの誕生 『前世への冒険』 ルネサンスの天才彫刻家を追って (知恵の森文庫) 7FB916モ 普通の生活 (角川文庫) 景山民夫 あ 『仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術』不完全である勇気を持って、最低限で止める あ 『成功術 時間の戦略』 (文春新書 (443)) 公159Ka31 京大・鎌田流 一生モノの時間術 あし ×・一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流 「想定外」を生きる 『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ』 『食べるとはどういうことか』 世界の見方が変わる三つの質問 (かんがえるタネ) 6FY238フ 市立383フ 六383フ 『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』世界の大古典は、案外簡単に読めるもの 『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』 全3冊合本版 (ブルーバックス) 県立 市立423ニ 世界がわかる理系の名著 (文春新書) 一生モノの受験活用術――仕事に効く知識とノウハウ(祥伝社新書464) VOL.350 2019.10.16 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』私にもあった女性差別の驚き 北村 県立 青森 市立902キ 『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』それは「平成の八つ墓村事件」なのか? 県立 8F368.6タ 市立368タ 『津山三十人殺し』―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮文庫) 7FB326.2ツ 無名科学者の挑戦から読み解く『エネルギー400年史』 六501ロ 『トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉』を買ったのは、どういう人たちなのか? 青森 大学366.62N86t 『暴君』 新左翼・松崎明に支配されたJR秘史 牧 JR労組秘史 県立 8F366.6マ 市立366マ 大学366.62Ma34b 教養としてのヤクザ (小学館新書) あ ×・襲撃 裏社会で最も恐れられた男たち 『外国人ヒットマン』 市立 『水道が危ない』 (朝日新書) 市立518ス 『電源防衛戦争』――電力をめぐる戦後史 県立 『つけびの村』山口連続殺人事件の真相、噂は続くよ、どこまでも 県立 8F368.6タ 市立368タ 悲劇のランナーが遺したことば『円谷幸吉 命の手紙』 松下 県立 7FX782.3ツ 市立782マ 敗れざる者たち (文春文庫) け 『アベベ・ビキラ』 「裸足の哲人」の栄光と悲劇の生涯 ジューダ (草思社文庫) 県立 市立 VOL.349 2019.10.09 『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』膨大な弱いつながりを見つめ直し人間らしく生きる哲学 県立 六007ニ 『僕らはそれに抵抗できない』 「依存症ビジネス」のつくられかた 県立 8F493.7オ 市立493オ 『精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ』「精密さ」の果てに到達した自然界の「不精密さ」の価値 県立 市立502ウ 大学(サン)502W76s 六502ウ 『クラカトアの大噴火』 県立 市立 『世界を変えた地図』 ウィリアム・スミスと地質学の誕生 県立 8F455.0ウ 『「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校 ヴィルム・ホーゼンフェルトの生涯』憎悪と暴力の渦の中で人間愛を失わなかった男 県立 8F289.3ホ 大学289.3H91V 六289.3ホ 十二人を殺害し五〇人を暴行、百件以上の強盗を行った最悪の殺人鬼──『黄金州の殺人鬼──凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』 県立 7F933マ 大学936Ma23o 『殺人犯はそこにいる』 (新潮文庫) 『撫で肩の男』―ロシアの殺人鬼を追って 市立 ×『経済学はどのように世界を歪めたのか』経済学はなぜリーマンショックを予見できなかったのか? アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書) けし VOL.348 2019.10.02 『国境を越えたスクラム』なぜ彼らは日本代表として戦うのか けだ 『史上最恐の人喰い虎――436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』悲しき猛獣は、なぜ生まれたか? 県立 8F489.5ハ 『慟哭の谷』 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫) 『羆嵐』 (新潮文庫) 『人を襲うクマ』 遭遇事例とその生態 カムエク事故と最近の事例から 『カラー版 シベリア動物誌 』(岩波新書) 『真面目にマリファナの話をしよう』空前のブームの最前線で、いま何が起きているのか 8F368.8サ 大学368.8Sa45m ×幸福になるためのワンコイン投資(ただし税別) 『逃げろ 生きろ 生きのびろ! 』 生きるって、なに? し 『ガンジス河でバタフライ』 (幻冬舎文庫) 6FY71 市立 ダライ・ラマに恋して (幻冬舎文庫) あ 『思いどおりになんて育たない 反ペアレンティングの科学』あれこれ子育てに悩んだら、真っ先に読んだらいい け セルフドリブン・チャイルド 脳科学が教える「子どもにまかせる」育て方 こ モンスターマザー ―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い― (新潮文庫) けあし 毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫) だ VOL.347 2019.09.25 悪に科学で踏み込む──『悪について誰もが知るべき10の事実』 ショウ 県立 8F141.6シ 市立141シ 『「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』個人の実感ではなく、データの分析を重視すること 山口 県立 7FS367.3ヤ 大学367.3Y24k 公 育休は1年がベスト。3年はいらない。 出口さんの大著『哲学と宗教 全史』は一気読み けあし 『哲学と宗教全史』を買ったのは、どういう人たちなのか? み 経済学はどのように世界を歪めたのか 経済ポピュリズムの時代 未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書) けあ 『人口で語る世界史』 県立 8F334.2モ 市立334モ 大学(サン)334.2Mo74j 六334モ ラグビー知的観戦のすすめ (角川新書) け 英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High School 山川出版 『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』緩くつながり、ときに裏切り、香港で見たアングラ経済の姿 県立 大学334.42O24c VOL.346 2019.09.18 『哲学と宗教全史』読み終えたとき、旅がはじまる 出口著 けあ 全世界史 上巻 (新潮文庫) 出口著 あ イスラームの歴史 - 1400年の軌跡 (中公新書) あだこ 『生物の中の悪魔』我々の中にもいるかも知れない「マクスウェルの悪魔」 けあ 『交通誘導員ヨレヨレ日記』人生の縮図そのものの悲哀 県立 青森 市立673カ 六673カ 『脱出老人』 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち (小学館文庫) 8F334.4ミ 市立334ミ 地図帳は、愛玩物であり夜空である 『地図帳の深読み』 県立 8F448.9イ 市立448イ 新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas) 帝国書院 これが実話だなんて!『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』 県立 7F933シ 大学936J64d Walter Rothschild The Man, the Museum and the Menagerie 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか 県立 7FS362.1オ 市立362オ 大学362.1O26n 『暴力と不平等の人類史 戦争・革命・崩壊・疫病』平等は破壊の後にやってくる けあ 気候と人間の歴史 I 〔猛暑と氷河 13世紀から18世紀〕 (気候と人間の歴史(全3巻)) け ×・ハミルトン アメリカ資本主義を創った男 (上)(下)巻セット 『韓国 内なる分断 葛藤する政治、疲弊する国民』これを読まずに韓国政治を語ってはいけない あ VOL.345 2019.09.1 『月下の犯罪』一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史 バッチャーニ(保阪) 名門一族の秘められた罪をめぐる極私的ノンフィクション 県立 8F234.7ハ 大学946B27g 第2次世界大戦中のユダヤ虐殺にかかわる一族の歴史を明らかに 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 未来は彼らの手の中にある! 県立 8F376.3フ 市立376.3ブ 大学 『僕らはそれに抵抗できない』 「依存症ビジネス」のつくられかた』誘惑に勝てないのは意志が弱いせいじゃない 県立 8F493.7オ 市立493オ 『ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する』 この宇宙を作ったのは神か? それとも科学者か? 県立 8F443.9メ 市立 大学(サンライズ)443.9Me61u 『宇宙が始まる前には何があったのか? 』(文春文庫) 県立 8F443.9ク 市立443ク 『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書) 7FS443.9ア 市立443ア 三体 作者 劉 慈欣 けあしろ 時間とはいったいなんなのか?──『時間は存在しない』 けあしろ 『すごい物理学講義』 県立 8F420ロ 市立420ロ 『人類の意識を変えた20世紀 アインシュタインからスーパーマリオ、ポストモダンまで』 け VOL.344 2019.09.04 「性」を選んで生きるということ~桜木紫乃の『緋の河』、モデルは同郷のカルーセル麻紀だ ろ 『ペニスカッター』 性同一性障害を救った医師の物語 県立 BL古典セレクション3 怪談 奇談 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を買ったのは、どういう人たちなのか? 『上級国民/下級国民』 橘 (小学館新書) 県立 7FS361.8タ 市立361.8タ 『奴隷船の世界史』 布留川 岩波新書 県立 7FS316.8レ 大学1789 公 『「ハッピーな部活」のつくり方』 (岩波ジュニア新書) 県立 6F12ナ 『掃除婦のための手引き書』 ルシア・ベルリン作品集 県立 7F933ヘ 市立933ベ 六933ベ 『マイ・ストーリー』 オバマ 県立 8F289.3オ 市立289オ 大学289.3O11m 六289オ 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 不都合な真実から目を背ける人たち けあしろ 『脳は楽観的に考える』 8F141.5シ 市立141シ 『フェイクニュースを科学する』 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ (DOJIN選書) 県立 8F361.4サ 市立361.4サ 六361サ 影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか けあろ 『PRE-SUASION』 影響力と説得のための革命的瞬間 チャルディーニ 2017 8F361.4チ 大学361.45C71p 『世界の危険思想 悪いやつらの頭の中』世界の裏社会から見えてくる、犯罪者の思考と人間の深い業 けあだ 『生物学キーワード事典 生きものの「なぜ」を考える』ネット検索では得られない”大人の絵本”の知的大冒険 け セミが最期に見ているのは?『生き物の死にざま』 県立 8F481.7イ 市立481イ 六481イ 『ハダカデバネズミ』―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの) 県立 6FY248 市立489ヨ 大学489.47Y86 『人生の諸問題 五十路越え』笑いながら読んで考える「悩まない生き方」 青森 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』 (講談社現代新書) VOL.343 2019.08.28 『クロード・シャノン 情報時代を発明した男 』情報時代の本質とその未来を考えるために けだ 「ついで」に回す香港のアングラ経済 『チョンキンマンションのボスは知っている』 県立 大学334.42O24c 『21世紀の楕円幻想論』 その日暮らしの哲学 県立 市立330ヒ 『転がる香港に苔は生えない』 (文春文庫) 数百分の1の時間で追体験すべき『ストーカーとの七〇〇日戦争』 7F916ウ 市立916ウ ×・ストーカー病―歪んだ妄想の暴走は止まらない― 『「ストーカー」は何を考えているか』 (新潮新書) 県立 7FS368.6コ 六368コ 『アスペルガー医師とナチス 発達障害の一つの起源』現代の精神医学とナチス 光と闇の意外なつながり 県立 市立493シ 大学 ナチの児童安楽死に手を貸した VOL.342 2019.08.21 『哲学と宗教全史』「稀代の読書家」立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長による3000年にわたる人類の哲学と宗教の全史 けあ 『死の海「中河原海岸水難事故」の真相と漂泊の亡霊たち』あの日、彼女たちは何を見たのか? けだ 『死に山』 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 県立 7FX786.1ア 大学786.18E37s 人喰い (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズIII-8) けあだ 『那須雪崩事故の真相』 銀嶺の破断 8FX781.6ア 『慟哭の谷』 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫) 県立 7FB489.5キ 『心。』を買ったのは、どういう人たちなのか? 稲盛著 あし ジャニーズは努力が9割 (新潮新書) あ 「人を動かす人」になれ! すぐやる、必ずやる、出来るまでやる (単行本) あ 『昭和天皇の声』 県立 7Fナカ 市立913.6ナカ 『老いる自分をゆるしてあげる。』 県立 8F383.8シ 市立383シ 六383シ 『本業転換』 既存事業に縛られた会社に未来はあるか 山田 県立 大学336.1Y19h 『兵士に聞け 最終章』「戦後」を旅した24年 けあし 『恐竜の世界史──負け犬が覇者となり、絶滅するまで』 失われた世界の新たな歴史 市立457ブ 六457ブ 『恐竜の教科書』 最新研究で読み解く進化の謎 県立 8F457.8ナ 市立457ナ 大学457.87N28k 公 DVD付 新版 恐竜 (小学館の図鑑 NEO) あ 『『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』 洞田貫 アカウントの品格とは 県立 8F706.9ト 『欲望の資本主義3 偽りの個人主義を越えて』GAFAが支配する世界における人間の自由とは? けあ 『売上を、減らそう。』 たどりついたのは業績至上主義からの解放 中村朱美(佰食屋) 給与が同じなのに5時間も早く帰れる経営 県立 8FN673.9ナ 大学673.97N37u プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) 吉森教授の そろそろ『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』の話をしよう けだ 宇宙誕生の謎を解き明かしつつある人々の話──『ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する』 VOL.341 2019.08.07 すべては“心”に始まり、“心”に終わる。『心。』 あし 生き方 けあしろ 生き方 特装版―人間として一番大切なこと 老舗×伊勢×ADHD×空手×酵母 =『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』 青森 嘘いうなっ! 誰も何も学んでないやないか? 『人生で大切なことは泥酔に学んだ』 県立 8FA280ク 檸檬 (角川文庫) 『文人悪食』 (新潮文庫) 県立 7F910.2ア 市立 暗い好奇心を満たす豪華絢爛の著『犯罪学大図鑑』 県立 8F368.6ハ 市立368ハ 『ことばにできない宇宙のふしぎ』「宇宙と人間」を楽しむ大人の絵本 県立 8F404サ 市立404サ 六404サ 『翻訳できない世界のことば』 県立 8F804サ 市立804サ 大学801.4Sa62h 六804サ 『誰も知らない世界のことわざ』 県立 8F388.8サ 市立388サ 『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』著者はまちがいなく、ボクを超えるADHDだ 青森 『人生で大切なことは泥酔に学んだ』 県立 8FA280ク ×そうだ、夏休みには伝記を読もう! 『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』 ×・仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう 『こわいもの知らずの病理学講義』 仲野 県立 8F491.6ナ 市立491ナ 大学491.6N39k 公 『(あまり)病気をしない暮らし』 県立 あおもり 市立490ナ 『エピジェネティクス』――新しい生命像をえがく (岩波新書) 県立 7FS467.3ナ 大学文庫1484 『ベストセラー伝説』 本橋 予想外のヒットを生む、変わらない「ぶれない心」 県立 7FS023.1モ 大学023.1Mo83b 『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』2019年のNo1新書 成毛 県立 7FS391.2オ 市立391オ 大学1785 公 『沢東の大飢饉』毛 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962 ヒトラー(上) 1889-1936 傲慢 け VOL.340 2019.07.31 『SHIFT:イノベーションの作法』あたまが自然と動きだす論文集 『ファスト スロー』 あなたの意思はどのように決まるか? 意思決定の理論と技法―未来の可能性を最大化する だ ブレイクスルー思考―ニュー・パラダイムを創造する7原則 け 「デザイン思考」を超えるデザイン思考 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文 『今日われ生きてあり 知覧特別攻撃隊員たちの軌跡』 け 『少年ゲリラ兵の告白 ?陸軍中野学校が作った沖縄秘密部隊』 (けあ) 『無人の兵団』 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』現実の政治と軍事に即したロボット兵器の未来 県立 8F559シ 『自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス インスピレーション 』は、生きるヒントの玉手箱だ! 8F159.4ホ 市立159ボ 大学159.4B64j 『世界を変えた50人の女性科学者たち』 県立 7FJ40イ 市立J402イ 大学402.8I24s 六402イ 『歴史を変えた50人の女性アスリートたち』 県立 市立J780イ 六780イ 『キリン解剖記』 (ナツメ社サイエンス) 県立 市立489グ 六489グ 『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』 獰猛な集団がもくろむ「人間の嗜好」の数式化 大学778.06Ke13n(サ) 『NETFLIXの最強人事戦略』 自由と責任の文化を築く 大学336.4Ma13n(サン) 『amazon 世界最先端の戦略がわかる』 県立 8FN673.3ナ 市立673ナ 『宇宙の覇者』 ベゾスvsマスク 県立 大学538.9D46u 自律型兵器に関する、一般読者向けの最良の道案内となるノンフィクション──『無人の兵団』──AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』 vol.339 2019.07.24 『日本の異国』「共に生きる」とは、どんな社会なのか? 県立 市立334ム 在日外国人の知られざる日常 読了 思わず二度見してしまう『おならのサイエンス』 県立 8F491.3ケ 市立491ゲ 六491ゲ ヒョウ柄に金箔押しのド派手カバー『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』は”真の大阪”を知るためのバイブルだ! 『世界の覇権が一気に変わる 『サイバー完全兵器』水面下で激化する、国家間の新たな戦争 県立 8F391.6サ 市立391サ 大学391.6Sa63s 『習慣の力〔新版〕』変えるためのコツは、意外とシンプル (旧版 あ) 祝 直木賞受賞!!『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』書店で周りに並べてほしい文楽関係本 けあしろ マンガでわかる文楽 あらすじから見どころ、歌舞伎との違いまで全部わかる ろ 『文楽へようこそ』 (実用単行本) ×・赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い (小学館文庫) 『あやつられ文楽鑑賞』 (双葉文庫) 8F777.1ミ 市立777ミ 『浄瑠璃を読もう』 義太夫を聴こう け もう少し浄瑠璃を読もう けあし ×・週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」 (文春新書) 恋する文楽 (ちくま文庫) けあし 能・文楽・歌舞伎 (講談社学術文庫) けし 『仏果を得ず』 三浦 文楽大夫 県立 7Fミウ 市立 一の糸 (新潮文庫) とうざい 田牧 合邦の密室 『人間、やっぱり情でんなぁ』 竹本住大夫 県立 8F777.1タ 市立777タ うたかた 中野 文楽の家 竹本 文楽・六代豊竹呂太夫 五感のかなたへ 一日に一字学べば…… 文楽のすゝめ 文楽芸談 三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき 火色の文楽 コミック 全3巻セット 簑助伝 『土門拳全集〈6〉文楽』 土門拳文楽 全集6 県立 市立(書庫大型)748ド6 ☆おじいちゃんだらけ 『ニュータイプの時代』を買ったのは、どういう人たちなのか? 8F159.4ヤ 大学159.4Y24n 『Think CIVILITY』(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である 県立 8FN336.4ホ 大学336.49P82t 『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』 GAFAを超える最強IT企業 大学778.06Ke13n(サ) Mobility 3.0 ディスラプターは誰だ? 繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) けだ 日本エロ本全史 人の可能性をひらく「エイブルシティ」に何を見るか:トランスローカルマガジン『MOMENT』創刊号 信じられないけれど奇跡ではない ”みんなの学校” 『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』 県立 『「みんなの学校」が教えてくれたこと』 学び合いと育ち合いを見届けた3290日 (教育単行本) 市立 VOL.338 2019.07.17 『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』魚を捌いて市場に出向いて、日本の魚文化を体験しよう 県立 『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』 県立 『僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から』 「佐世保小6殺害事件」被害者の兄ふたりの“その後” あろ 『謝るなら、いつでもおいで』 佐世保小六女児同級生殺害事件 (新潮文庫) 県立 8F368.7カ 市立368カ 『ハイエンドトラベル』 発想と創造を生む新しい旅の形 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』』天才 その二面性 県立 8F702.3レ 市立702ア 大学702.37L55I 『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 けあだ 『資本主義はどこに向かうのか 資本主義と人間の未来』 VOL.337 2019.07.10 偉大な力にすっぽりと包まれる本 『友情2』 あし 『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』 県立 7FX783.4ヒ 市立 大学783.48Y34y 郡司芽久の『キリン解剖記』は研究の真骨頂だ! 『巨大生物解剖図鑑』 (SPACE SHOWER BOOKs) 『フタバスズキリュウ もうひとつの物語』 佐藤 県立 『アインシュタインの旅行日記 日本・パレスチナ・スペイン』天才物理学者の日記にある日本の"今"と"昔" けあし 「『こわいもの知らずの病理学講義』につまずいた人、必読!」ってどういう意味やねん! 『おしゃべりながんの図鑑』 病理学から見たわかりやすいがんの話』 県立 8F491.6オ 市立491オ 『こわいもの知らずの病理学講義』 仲野 県立 8F491.6ナ 市立491ナ 大学491.6N39k 公 医者がマンガで教える 『日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』 青森 市立494コ 大学494.5Ko73 がん外科医の本音 (SB新書) あ 『迷いを断つためのストア哲学』現代人が共感しやすい「普通」の感覚の哲学 だ 人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』 カンデル 県立 市立701カ 大学701.4Ka51n VOL.336 2019.07.03 『人生で大切なことは泥酔に学んだ』悲しいかな、酒を呑んでしくじったところで人生は終わらない 県立 8FA280ク 『骸骨巡礼 イタリア・ポルトガル・フランス編』身も蓋もありません(『骸骨考 イタリア・ポルトガル・フランスを歩く』 けあしろ) 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を買ったのは、どういう人たちなのか? 『美しき愚かものたちのタブロー』 原田マハ 県立 7Fハラ 市立 書き換えられた聖書 (ちくま学芸文庫)(『捏造された聖書』) アインシュタインの旅行日記 日本・パレスチナ・スペイン あし 『サリエルの命題』 県立 7Fニ 市立ニ 六913ニ 『王家の遺伝子』 DNAが解き明かした世界史の謎 (ブルーバックス) 県立 7FS469.4イ 市立469イ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ヒップでポップで、最高にかっこいいパンクなかあちゃんにインタビューしてきた! 『女たちのテロル』 青森 市立 労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書) こ アナキズム・イン・ザ・UK――壊れた英国とパンク保育士奮闘記 (ele-king books) 『どもたちの階級闘争』子――ブロークン・ブリテンの無料託児所から 『チャヴ 弱者を敵視する社会』 市立 大学361.85J72c 花の命はノー・フューチャー DELUXE EDITION (ちくま文庫) 『流れといのち』 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』生命の知恵の結晶 県立 大学401B32n 『地球の歴史』 鎌田 自分が楽しいから書くのが一番『読みたいことを、書けばいい。』 県立 8F816タ 市立 スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲 [Blu-ray] フレディVSジェイソン [DVD] インディ・ジョーンズ 最後の聖戦[AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 古賀 (星海社新書) 市立816コ ・書こうとするな、翻訳せよ。 『ストーカーとの七〇〇日戦争』勇気ある行動が教える、社会の硬直性の破り方 7F916ウ 市立916ウ 高校生山岳部員たちの命を奪った雪崩事故は何故おきた ”『那須雪崩事故の真相』 銀嶺の破断” 8FX781.6ア 生と死のミニャ・コンガ (ヤマケイ文庫) あ 『空へ』 エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか クラカワー 7F933ク 市立 1996年5月の悲劇 映画『エベレスト3D』 『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』 (ヤマケイ文庫) 『八甲田山 消された真実』 『死に山』 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 VOL.335 2019.06.26 『世界が動いた決断の物語』【新・人類進化史】 県立 青森 市立141ジ 六141ジ 歴史を動かしたプレゼン(新潮新書) 『決断』 会社辞めるか辞めないか 成毛眞 7FS159.4ナ 『世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史』 『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語』【新・人類進化史】 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』無類に面白い!少年の成長物語 物語はいかに、どれほどこの世界に影響を及ぼしているのか──『物語創世』──聖書から<ハリー・ポッター>まで、文学の偉大なる力』 県立 市立902プ 大学902P96m 『世界の辺境とハードボイルド室町時代 』歴史学者と探検家の目 けあ 絶滅寸前のインド仏教復活!その立役者は……『世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う』 市立188.5シ 『世界のへんな肉 』(新潮文庫) 『破天 』 インド仏教徒の頂点に立つ日本人 山際素男 市立188.5ヤ 求道者(サンガ新書) 『流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』物理学から見えてくる生命の新しい景色 『流れとかたち』――万物のデザインを決める新たな物理法則 市立401ベ 『流れ』――自然が創り出す美しいパターン2 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) かたち――自然が創り出す美しいパターン1 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) けしだ 究極のリサーチ!『アフリカの難民キャンプで暮らす』 だ 『富士山はどうしてそこにあるのか』 地形から見る日本列島史 美しい地形には、賞味期限がある 県立 フィリピン海プレートが相模トラフ、駿河トラフに接してぶつかる場所 『富士山噴火と南海トラフ』 海が揺さぶる陸のマグマ 鎌田浩毅 (ブルーバックス) 県立 市立453カ VOL.334 2019.06.19 『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』躍動感あふれる創造の歴史 7FS383.8ス 大学2540 『社長の条件』日本企業のガバナンスのあるべき姿を示す経営改革の集大成 あみ 『両利きの経営』 8FN336.1オ 公・成熟事業と新規事業の両方で競争に打ち勝つ 『キン肉マン「超人」』初回限定ケース版 』を買ったのは、どういう人たちなのか? 市立 『Think clearly』 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 県立 8F141.5ト 市立141ド 大学141.5D81t 教育と愛国――誰が教室を窒息させるのか あ 社長の条件 あ 『呪いの言葉の解きかた』 県立 青森 市立361ウ 大学361.45U44n 六361ウ 世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書) け 『ストーカーとの七〇〇日戦争』ストーカーは病気である! ストーカー病―歪んだ妄想の暴走は止まらない― 『「ストーカー」は何を考えているか』 (新潮新書) 県立 7FS368.6コ 六368コ 『ストーカー』 「普通の人」がなぜ豹変するのか 小早川 県立 7FS368.6コ 大学368.6Ko12s 公 VOL.332 2019.06.12 『「うつ」は炎症で起きる』 「それは体の問題」という新たな視点 県立 『みんなの「わがまま」入門』小さな声を社会につなぐ方法論 青森 市立309ト とまどわないペリカン 『ハシビロコウのすべて』 市立488ハ ”Dr. ヤンデルの病院選びーヤムリエの作法" を読んで病院選びの達人をめざそう け 『準備せよ。 スポーツ中継のフィロソフィー』スポーツの名場面を生み出す制作者の哲学 田中 県立 大学699.65Ta84j 『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』バカ売れのヒントは経営学ではなく民俗学? 7FS626.4ノ 市立626ノ 『138億年宇宙の旅』 県立 8F443.9カ 市立443ガ 大学443.9G17h 六443ガ 忘れ去られしカオスな物語群にどっぷり浸かる『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 けあ VOL.331 2019.06.05 多様なイラストレーションによって彩られた、奇想小説執筆ガイド──『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書』 ヴァンダミア 県立 『わたしは哺乳類です母乳から知能まで、進化の鍵はなにか 県立 8F489ト 市立489ド 六489ド 大学489D91w 文学を語ることばで科学を語る。『科学する心』 池澤 県立 8F404イ 市立404イ 大学404I35k 『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』 県立 『捨てられる銀行3』「変わらない」道を選んだ、未来と向き合わない銀行 あ 『幻の料亭 「百川」ものがたり』「百川」に「咄々」する 市立 『世にも危険な医療の世界史』を買ったのは、どういう人たちなのか? 県立 市立490ケ 大学(医2F)490.2Ka54y 『歴史を変えた100冊の本』 県立 8F028ク 六028ク 脱税の世界史 け 人類の起源、宗教の誕生 ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき (平凡社新書) 『京大変人講座』 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本) VOL.330 2019.05.29 リッツ・カールトン本にハズレなし『伝説の創業者が明かす リッツ・カールトン 最高の組織をゼロからつくる方法』 あ 『スターバックス成功物語』 8FN673.9シ 市立 大学335.13Sc8 『スターバックス再生物語』 つながりを育む経営 県立 8FN673.9シ 市立 大学673.98Sc8 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 けあ 『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』 高野 県立 8F689.8タ 市立 公 『140字の戦争 SNSが戦場を変えた』 市立3198ハ 『7つの人類化石の物語古人類界のスターが生まれるまで』 県立 読めば気分が…、医学譚全61話 『爆発する歯、鼻から尿―奇妙でぞっとする医療の実話集』 け 『世にも危険な医療の世界史』 『世にも奇妙な人体実験の歴史』 ノートン(出久根) 人類のために 県立 8F490.7ノ 市立 『本当にあった医学論文2』 『ヘンな論文』 8F049サ 市立049サ 大学049Sa65h 『さあ、バリアフリー温泉旅行に出かけよう!』経験豊富な温泉ライターが教える安心で安全な“楽しみ方” 県立 7FT291.0ヤ 市立291ヤ 六291ヤ 『宇宙と宇宙をつなぐ数学』未来からやってきた数学理論 県立 六412カ 加藤教授が、この理論について詳しく解説したYouTube動画が公開 https //www.youtube.com/watch?v=fNS7N04DLAQ 望月教授のブログもかなり面白い https //plaza.rakuten.co.jp/shinichi0329/ 『執念深い貧乏性』無意識の隷属状態からいかに抜け出すか 大人が買わざるを得ない図鑑 『キン肉マン「超人」初回限定ケース版 (学研の図鑑)』 『キン肉マン「超人」』 (学研の図鑑) 市立 VOL.329 2019.05.22 『性と欲望の中国』 安田 爆買いから爆セックスへ 県立 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか しだ 『数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか? ~あなたを分析し、操作するブラックボックスの真実』正しく付き合うために、知っておくべきこと 『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』 『人喰い ロックフェラー失踪事件』精神世界と現代社会、両者間の深刻な断絶 県立 青森 大学382.24H81h 『世にも危険な医療の世界史』 『異文化理解力』――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 大学336.49Me95 六336メ 『眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎』 祝 復刊!!『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』 青森 市立 『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』 (星海社新書) VOL.328 2019.05.15 狙うは女と口『ユダヤの商法』 あ 『成功はゴミ箱の中に』 レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 県立 市立 50歳過ぎてからのベンチャー 孫・柳井が尊敬する 勝てば官軍(新装版) し 『トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち』 清武英利 バブルの後始末はまだ終わっていない 青森 市立324キ 六324キ 『実験思考 世の中、すべては実験 』本の値段を読者に委ねてみたら… 松本人志松風’95 『死ぬこと以外かすり傷』 箕輪厚介 青森 市立159ミ 大学159.4Mi47s 六159ミ・NewsPicks Books 月額サービス(NewsPicks アカデミア) 『流れといのち』 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』 『ネオナチの少女』ドイツに根づくナチズムという悪夢 県立 市立946ベ 『バブル 日本迷走の原点』時代を見事に描き切った総括、形をかえた自伝 県立 8F332.1ナ 市立332ナ 大学(サン)332.1N16b 六332ナ 「社長のおくりびと」が書いた 『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円』 VOL.327 2019.05.08 『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』その何気ない行動が、ゾウの生死を分ける 県立 8F659.7ミ 市立659ミ 六659ミ 密猟象牙 (ナショジオ・セレクション) 『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』 県立 市立368ス 大学(サンライズ)662.1Su96s 『人質の経済学』 県立 市立368ナ 大学368.6N49h 『ゆるカワ日本美術史』日本独自のアート 矢島 県立 7FS702.1ヤ 祥伝社新書 『へそまがり日本美術』 禅画からヘタウマまで 府中市美術館 県立 『メモの魔力』や『FACTFULNESS』 けあしだ を買ったのは、どういう人たちなのか? (『メモの魔力』併読本) 『THE TEAM』 麻間 『情報だけ武器にしろ。』 お金や人脈、学歴はいらない! 堀江貴文 ポプラ新書 7FS159ホ☆・ビジネスモデルやコンピュータ関連の専門書を数百冊読む・お金の教養本 インベスターZ、経済ってそういうことだったのか会議、武士の家計簿、日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 あ 『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 バルファキス 県立 6FY233フ 市立330フ 大学330.4V43c 公 はじめに余剰ありき。国家と宗教は必須。農奴の商品化。 『メリハリ美筋ボディー 』 『苦しかったときの話をしようか』 あだみ 『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる東大作文』 けあ 『疑う力』 「常識」の99%はウソである 堀江 青森 市立 『論理的思考のコアスキル』 だ (『FACTFULNESS』併読本) 『直感と論理をつなぐ思考法』 県立 8FN336.2サ 大学(サン)336.2Sa81c 『そして、バトンは渡された』 県立 7Fセ 市立913セ 六913セ 『調べる技術 書く技術』 佐藤優 7FS002.7サ 『シーソーモンスター 』 けあしろ VOL.326 2019.04.24 『ビッグ・クエスチョン』 <人類の難問>に答えよう』を買ったのは、どういう人たちなのか? 県立 市立440ホ 『ナショナルジオグラフィック にわかには信じがたい本当にあったこと』 (NATIONAL GEOGRAPHIC) 県立 青森 市立404ナ 『世にも美しき数学者たちの日常』 市立410ニ 六410ニ 火星無期懲役 (ハヤカワ文庫SF) 協力と裏切りの生命進化史 (光文社新書) 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上) 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略 け 『へんちくりん江戸挿絵本』日本絵画がもつ へんちくりんな「ゆるさ」 県立 日本医学の大恩人になりかけた男『ウイリアム・ウイリス伝』 薩摩に英国医学をもたらした男 山崎 県立 新装版 白い航跡(上) (講談社文庫) けあしこ 『アダム・スミスはブレグジットを支持するか?』彼らはなぜ偉大なのか? あ 『掃除で心は磨けるのか いま、学校で起きている奇妙なこと』ある特定の方向へ誘導する教育の問題 杉原 県立 大学372.1Su34 VOL.325 2019.04.17 『苦しかったときの話をしようか』新刊超速レビュー み 働く君に贈る25の言葉 けあしろ ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 こあ 『わたしが「軽さ」を取り戻すまで シャルリ・エブドを生き残って』死を免れた女性漫画家の“その後” け シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (*1) あこ 最近海外の人が増えたなあ。そんな人は『ふたつの日本』を。 7FS334.4モ 大学334.41Mo12f 『「在日」外国人』―35ヵ国100人が語る「日本と私」 江崎ほか 市立 大学 公 『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』現実と幻想とが混在してきた歴史 県立 8F253ア 市立235ア 大学(サン)253A46f 公 『西洋の自死』 移民・アイデンティティ・イスラム 『団地と移民』団地をみればこの国の未来がわかる 課題最先端「空間」の闘い 安田 大学サン365.35Y62d 『オルレアンのうわさ』 女性誘拐のうわさとその神話作用 モラン 県立 市立 公 VOL.324 2019.04.10 『超孤独死社会』 特殊清掃の現場をたどる』つらく、悲しく、身近に迫る死 8F368カ 市立368カ 『孤独死大国』 予備軍1000万人時代のリアル 県立 8F368カ 市立368カ 語りえぬ言葉たち 『あわいゆくころ』 けあ 『企業ファースト化する日本 虚妄の「働き方改革」を問う』働き方「改革」は「改悪」になるのか 竹信 県立 大学366.11Ta64k 公 『人喰い ロックフェラー失踪事件』マイケルはなぜ喰われたのか? 県立 青森 大学382.24H81h 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 み 『ヤノマミ』 (新潮文庫) VOL.323 2019.04.03 『日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義』日本経済再生のための提言書 けあだ 『ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正 』こんなスケールの大きい日本人が本当にいた 『持たざる経営の虚実』経営文学に支配された、平成30年間の企業経営 だ 『両利きの経営』 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く 8FN336.1オ 公・成熟事業と新規事業の両方で競争に打ち勝つ 『宅配がなくなる日』 同時性解消の社会論 県立 青森 市立675マ 六675マ 『森瑤子の帽子』「女であること」と向き合い続けた作家の生涯 県立 7F910.2モ 市立910.268モ 身近なれど未知なる障害『吃音 伝えられないもどかしさ』 県立 8F496.9コ 市立496コ 公 きよしこ (新潮文庫) 『どもる体』 (シリーズ ケアをひらく) VOL.322 2019.03.27 生産性をあげるための必殺技 ”どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門” 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書 あ 『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』 本のない原初の図書館から空想上の図書館まで──『図書館巡礼 「限りなき知の館」への招待』 六010ケ 『書物の破壊の世界史』――シュメールの粘土板からデジタル時代まで 県立 市立020バ 六020バ 『もっと言ってはいけない』社会でタブー視される残酷な真実を問い直す 7FS304タ 大学304Ta13m(サン) 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』を買ったのは、どういう人たちなのか? けあだ 『プーチンの実像』 朝日新聞国際報道部ほか 朝日新聞 県立 市立 『西洋の自死』 移民・アイデンティティ・イスラム 『アパレル・サバイバル』 県立 市立673サ 大学673.36Sa25a 六673サ 『OODA LOOP』(ウーダループ) 県立 六336リ 『敗者の生命史38億年』 県立 市立461イ 大学(サン)461I52h 六461イ 『生命科学クライシス』 新薬開発の危ない現場 ハリス 県立 大学499.09H33s 心理学の7つの大罪 け では、あの犠牲とは何だったのか?『生かされなかった八甲田山の悲劇』 県立 8FA390イ 市立 大学A396.21I89i 『八甲田山 消された真実』 VOL.321 2019.03.20 『幻想の経済成長』 県立 8F331.1ヒ 市立331ピ 『クリエイティブ・ラーニング』 創造社会の学びと教育』学ぶことの遠い将来を見定める 大学370.4Ku61 『学びとは何か』 〈探究人〉になるために (岩波新書) 県立 7FS141.3イ 大学 公 スキーマを理解しないと、言っていることが理解できない。 『両利きの経営』 二兎を追いながら、双方を高いレベルで実現していく 8FN336.1オ 公・成熟事業と新規事業の両方で競争に打ち勝つ 二度と帰らない 昭和ノスタルジー『夜間飛行』 北迫 県立 青森 『政治に口出しする女はお嫌いですか?』独裁者が恐れた「女の武器」とは? け 『山口晃 親鸞 全挿画集』五木寛之「親鸞」連載で全開になった山口晃ワールド 『地磁気の逆転』地球に刻まれた歴史を読み解く 県立 大学450.12Mi59c(サン) 『チェンジング・ブルー』――気候変動の謎に迫る (岩波現代文庫) 『三つの石で地球がわかる』 岩石がひもとくこの星のなりたち (ブルーバックス) VOL.320 2019.03.13 ご近所助け合いをする『樹木たちの知られざる生活』 あ 『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』アマゾン創業者とテスラ創業者。宇宙ビジネスの覇者になるのは? 県立 大学538.9D46u 『イーロン・マスク 未来を創る男』 『amazon』 世界最先端の戦略がわかる 『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』 『1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法』高邁な理想主義がなぜ失敗するのか? 『吃音 伝えられないもどかしさ』吃音者の著者が当事者たちの現実に迫る 県立 8F496.9コ 市立496コ 公 遊牧夫婦 はじまりの日々 (角川文庫) あ 『中国でお尻を手術。』 近藤雄生 県立 7FT292.2コ 市立292コ きよしこ (新潮文庫) 重松 けあしこ 青い鳥 (新潮文庫) 重松 柔らかな白い部分に触れる 『誰も教えてくれないイベントの教科書』 テリー植田 県立 『ソッカの美術解剖学ノート』全クリエイターにおすすめ け VOL.318 2019.02.27 完璧なるガイドブック『ニッポン47都道府県 正直観光案内』を片手に旅に出よう! 県立 7FT291.0ミ 市立291.09ミ 『晴れた日は巨大仏を見に』 (幻冬舎文庫) 巨大仏が林立 県立 7FT291.0ミ ジェットコースターにもほどがある (集英社文庫) あこ 『無脊椎水族館』 宮田珠己 県立 青森 ザ・古墳群~百舌鳥と古市 全89基 齢90を超えてなお新しい作品を生み出し続けた芸術家の人生──『スタン・リー マーベル・ヒーローを創った男』 ボブ・バチェラー 県立 『妻のトリセツ』を買ったのは、どういう人たちなのか? あし 女の取扱説明書 (SB新書) し 天皇陛下のプロポーズ あ 近代東京の地政学 青山・渋谷・表参道の開発と軍用地 『限界都市 あなたの街が蝕まれる』 (日経プレミアシリーズ) 県立 大学318.7G34 都市のスポンジ化、老朽マンション 『天才を殺す凡人』会社を舞台装置にした物語論としての面白さ 千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) あ 神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 『最後の頭取 北海道拓殖銀行破綻20年後の真実』銀行の本分 河谷 8FN338.6カ 大学338.61Ka98s VOL.317 2019.02.20 『お金の流れで読む日本と世界の未来』歴史は少しずつ形を変えながら、似たような形で反復する FS333.6ロ ファイナンシャル・タイムズ、誰も目をつけていないものを買う、AIとブロックチェーン 楽しくてためになる『胎児のはなし』 けし (009)『産後クライシス』 (ポプラ新書) 原爆投下の決断者は『まさかの大統領』だった け 『原子爆弾 1938~1950年』――いかに物理学者たちは、世界を残虐と恐怖へ導いていったか? 『民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道』 県立 8F311.7レ 大学311.7L57m 『シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室』豆腐とちくわとそうめんを彫ってみよう! 六713タ 『めんそーれ!化学 おばあと学んだ理科授業』本当の学びとは何か? 岩波ジュニア新書 県立 6FY243モ 市立889 『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』歴史を加速させる男たちの熱いストーリー 県立 大学538.9D46u 『吃音 伝えられないもどかしさ』誰にでも居場所がある社会をつくるために 県立 8F496.9コ 市立496コ 公 予測精度の向上が、ビジネス戦略に破壊的な転換をもたらす──『予測マシンの世紀 AIが駆動する新たな経済』 県立 8FN336.1ア 大学336.1A19y VOL.316 2019.02.13 ちばてつやの見た中国 『ひねもすのたり日記』 総員玉砕せよ! (講談社文庫) 『あの戦争から遠く離れて』 私につながる歴史をたどる旅 (新潮文庫) 『戦争中の暮しの記録―保存版』 『堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?』いよいよ新時代に突入か! 寿司の世界と世界の寿司 県立 青森 『NHKラジオ深夜便 絶望名言』 頭木弘樹 明けない夜もある 県立 7F902.7エ 市立902エ 『BL古典セレクション2古事記』八百一万(やおいよろず)のボーイズラブ! 『誰も農業を知らない』 プロ農家だからわかる日本農業の未来 有坪 プロ農家の声に耳をすませば 県立 8F610.4ア 市立610ア 大学610.4A77d 『スーパーカブは、なぜ売れる』世界で1億台! 超ロングセラーの秘密 県立 8F537.9ナ 市立537ナ 『東海道ふたり旅 道の文化史』エッセイの名手が読み解く知的でビジュアルな東海道五十三次 けあし 特命全権大使米欧回覧実記 1 普及版 アメリカ編―現代語訳 1871-1873 (1) け 『ビジネスの限界はアートで超えろ!』右脳と左脳が融合 増村 県立 大学(サン)336Ma68b VOL.315 2019.02.06 『ぼくと数学の旅に出よう 真理を追い求めた1万年の物語』「数」に秘められた歴史と驚異、そして情熱 県立 6FY241ロ 市立410ロ 大学410.2L36b 六410ロ 『情熱でたどるスペイン史』めまいがするほど複雑な歴史を、「情熱」という養分で解き明かす 県立 6FY223イ 『パスタでたどるイタリア史』(岩波ジュニア新書) 県立 6FY238 市立699 六383イ 公383.8I33 『お菓子でたどるフランス史』 (岩波ジュニア新書) 県立 6F238イ 市立757 『森と山と川でたどるドイツ史 』(岩波ジュニア新書) 県立 6FY223イ 市立817 『王様でたどるイギリス史』 (岩波ジュニア新書) 県立 6FY223イ 市立847 『新天皇 若き日の肖像』 み 『NEW POWER』ニューパワーで世界を変革する指南書 8FN336.1ハ 大学361.5H51n 『原節子の真実』 8F778.2ハ 市立778ハ 『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』”でっちあげ”を超える悪夢 けあし 『でっちあげ』 (新潮文庫) VOL.314 2019.01.30 『肉声 宮崎勤30年目の取調室』初めて明かされた「肉声」が語る真実 県立 市立368ヤ 大学368.61Y65n フジテレビはどうやって宮崎の取り調べ録音テープを入手したのか。 『記憶術全史 ムネモシュネの饗宴』温故知新の読後感 県立 8F230.5ク 市立230ク 大学141.34Ku96k 知的生産の技術 (岩波新書) 『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』 『記憶力を強くする』―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を買ったのは、どういう人たちなのか? 県立 8F002.7フ 市立002フ 大学002.7R72f 『縄文時代の歴史』 (講談社現代新書) 県立 8FA212ヤ 公 縄文時代のふるさと 篠田 『新版 日本人になった祖先たち』 縄文時代の遺跡は台地だけでなく低地にまで及んでいる。 世界と日本の今がわかる さかのぼり現代史 (だからわかるシリーズ) あ 日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義 けあだ 『無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアノ』 マイク・スタントン 県立 7FX788.3マ 市立788ス 大学788.3Ma51S キッシンジャー超交渉術 だ トラブルを未然に防ぎたいなら ”『巨大システム 失敗の本質』”を読め! 8F509.8ク 『失敗の本質』―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 『地球外生命と人類の未来──人新世の宇宙生物学』 地球外文明を探すことでわれわれ自身を救え 県立 市立440フ 『時間と宇宙のすべて』 『共犯者 編集者のたくらみ』「志」より「部数」を重視、あの編集者の仕事術 県立 つまらない仕事を減らせ──『NO HARD WORK!』 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』 大学159.4F47n VOL.313 2019.01.23 『生き残る判断 生き残れない行動』知識も準備も経験も、危機を察知できてこそ活きる 県立 8F369.3リ 市立369リ 『人はなぜ逃げおくれるのか』―災害の心理学 (集英社新書) 7FS369.3ヒ 市立 正常化バイアスなど 『核兵器』テクノロジーの世紀にこそ学ぶべき核兵器の恐ろしさ 多田将 県立 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』ファクトで満たせば、世界に希望が溢れ出す 『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと』 〈効果的な利他主義〉のすすめ 『反共感論』 社会はいかに判断を誤るか ブルーム 県立 市立141フ 大学141.6B58h 『ファスト スロー』(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) VOL.312 2019.01.16 『文藝春秋作家原稿流出始末記』この原稿は”だれ”の”なんという作品”なのか?! 県立 市立024ア 『肉筆で読む作家の手紙』 青木 県立 アメリカ特殊部隊の戦い方を変えた『ドローン情報戦』 県立 8F396.2ヘ 市立396ベ 『ハンター・キラー』 アメリカ空軍・遠隔操縦航空機パイロットの証言 『無人暗殺機』 ドローンの誕生 『世界の無人航空機図鑑』 軍用ドローンから民間利用まで 県立 8F538.6ト 『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』地球レベルの悲観と、事業レベルの楽観と 県立 大学538.9D46u 『イーロン・マスク』 未来を創る男 『ジェフ・ベゾス』 果てなき野望 『Xプライズ宇宙に挑む男たち』 ガスリー 県立 8F538.9カ 『陸軍と厠』もし、あなたが戦場で便意をもよおしたら VOL.311 2019.01.09 残業武勇伝を塗り替えろ! 『残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?』 中原 大学366.32N33z 『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか? 』 県立 8F706.7フ 市立706フ 大学706.7H85n 『サザビーズで朝食を 競売人が明かす美とお金の物語』 フック 県立 青森 大学706.7H85s 『印象派はこうして世界を征服した』 県立 8F723.0フ 市立723フ 大学723.05H85 『辞書編集、三十七年』ことばを編むとき、人間模様が見えてくる あ 『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』ドヤ顔で行ったら、浦島太郎だった 大学007.3Ko39b 『核兵器』極小の世界が生み出す、極大の破壊力のメカニズム 多田将 県立 『文系と理系はなぜ分かれたのか』単純だが、悩ましい分類のこれまでとこれから 県立 7FS002オ 大学002O51b 公 『理系バカと文系バカ』 (PHP新書) 『理系に学ぶ。』 「文系力」こそ武器である (詩想社新書) 『学問のしくみ事典』 茂木監修 県立 実録自伝!旧ソ連の女ゴルゴ13 ”『最高の女性狙撃手 レーニン勲章を授与されたリュドミラの回想』” 県立 市立289パ 『白い死神』
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みすず no.656 2017.1/2 2016年読書アンケート特集 1.辻山良雄 Title店主 『介護するからだ』 細馬 県立 市立369ホ 大学369.26H94 『プリズン・ブック・クラブ』 『70歳の日記』 サートン 県立 7F933サ 市立935サ(前著 独り居の日記 けあしだ) 天使園 亜紀書房 串田孫一 緑の色鉛筆 平凡社 standard booksシリーズ あ 2.佐々木力 科学史・科学哲学 インド代数学研究 林 け 上田正昭著作集 日本古代史 けだ 世界の複数性について ルイス し スターリン秘史 不破哲三 け 『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』 天才の挫折と輝き ドラッツィオ 河出書房新社 青森 市立723ド 3.関口すみ子 思想史・ジェンダー史 近代日本 公娼制の政治過程 け 親鸞とその時代 平 けだ 行人 夏目漱石 <男の恋>の文学史 小谷 けし 4.細川周平 音楽 ブランコ・ヴケリッチ獄中のからの手紙 山崎 ゾルゲ事件に連座した、ユーゴスラビア人ジャーナリスト け ブランコ・ヴケリッチ 日本からの手紙 山崎 け ブラジルの光、家族の風景 日系一世の写真 童謡の近代 周 けあ オルフェウ・ダ・コンセイサォン モライス 映画黒いオルフェの原作。 け 5.外岡秀俊 ジャーナリスト 正義論改訂版 ロールズ けだ 欧州複合危機 遠藤 中公新書 英国EU離脱の背景 あだ 沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか 安田 け 沖縄・憲法の及ばぬ島で 川端 震災学vol.9 東北学院大学発酵 花森安治装釘集成 唐沢 け 6.藤井省三 中国文学 陳独秀文集1 東洋文庫 トロッキー派 けあだ 魯迅 秋吉、参考 魯迅 後期試探 中井 炸裂志 閻連科 けあし(前書)父を想う、年月日、人民に奉仕する 文化大革命を問い直す 勉誠出版 (参考)莫言の文学とその精神 台湾渡航記 河原 7.上村忠男 学問論・思想史 Nicholas Chare and Dominic Williams eds., Representing Auschuitz At the Margins of Testimony, 2013 乱世の政治論 長崎 人文学の可能性 村井 ロラン・バルト 篠田 けだ ロラン・バルト 石川 中公新書 あだ 死者とともに 林 8.○木伸明 アイルランド文学 ×村上隆のスーパーフラット・コレクション 村上 リーチ先生 原田マハ けあし 自画像の思想史 木下 9.五十嵐太郎 建築 『人工地獄』 現代アートと観客の政治学 ビショップ 大学704B47j 『偶有性操縦法』 磯崎新 TOKYO インテリアツアー 浅子 『美の考古学』 松木 8F702.0マ 市立702マ 10.名和小太郎 情報工学 EPUB戦記 小林 カルチャロミクス エイデン (参考)バベルの図書館 けし 死を迎える心構え 加藤尚武 11.佐藤文隆 物理学 『コンピュータが仕事を奪う』 新井紀子 市立 公 「百学連環」を読む 山本 アメリカの反知性主義 ホーフスタッター けだ 希望の思想 大賀 こ 12.小西正○ 南アジア文化史 Bastar Folk Art shrines, figurines and memorials アフガニスタン流出文化財報告書 東京藝術大学 カンボジア 石澤 築地の外国人住宅 中央区 にほんばし 永井 たいめんけn 13.永田洋 地学 ゲーム理論と共に生きて スズキ 『ビッグデータと人工知能』 西垣 科学思想史の哲学 金森 け 雪あかり日記/せせらぎ日記 谷口 14.高橋悠治 作曲家・ピアニスト 福井桂子全詩集 悪としての世界史 みき 源氏物語 安原 河北 心のなかの身体 ジョンソン けだ 15.立岩真也 社会学 昭和後期の科学思想史 金森 け しかし、誰が、どのように、分配してきたのか 矢野 (参考)生存学の企て 補章 こ 16.斎藤誠 経済学 『中央銀行が終わる日』 岩村 県立 『バブル 日本迷走の原点』 永野健二 県立 8F332.1ナ 市立332ナ 大学(サン)332.1N16b 六332ナ 『住友銀行秘史』 國 17.小澤実 西洋中世史 近代日本のヒストリオグラフィー 松沢 西洋写本学 ビショップ け 『ロマネスク美術革命』 金沢百枝 The Viking Diaspora Medieval Europe, Wickham 18.宮下志郎 フランス文学 セネカ ロム 白水社 け 十字架と三色旗 谷川 しだこ ロレンザッチョ 光文社 け 滞欧日記 萬年 娼婦の栄光と悲惨 バルザック けだ 書簡の時代 コンパニョン けし 19.永江朗 フリーライター 日本語のために 池澤夏樹 けあしこ すべての見えない光 ドーア けあし 『戦争まで』 歴史を決めた交渉と日本の失敗 加藤陽子 県立 6FY220カ 市立210カ 六210カ 公 反東京オリンピック宣言 小笠原 死 ジャンケレヴィッチ だこ 20.斎藤成也 人類学 漢字廃止の思想史 安田 け 『新たな魚類大系統』 遺伝子で解き明かす魚類3万種の由来と現在 遺伝子から探る生物進化4 宮 県立 大学467.5Sh88i.4 天智と天武 園村 真理の探究 佐々木 ヒトと文明 おもと だ 21.竹内洋 社会学 自由の思想史 猪木 あこ 文学熱の時代 木村 あだ The Hidden History of Admission and Exclusion at Harvard, Yale, and Princeton ヒットラーがそこへやってきた 西(関連)ヒトラーの時代 のだ 22.根本彰 教育学 知識の社会史2 百科全書からウィキペディアまで バーク けこ 公共図書館の無料原則と公貸権制度 稲垣 けし (関連)図書館と表現の自由 松井 けあ 『大学入試改革』 海外と日本の現場から 読売新聞教育部 県立 8F376.8タ 市立376.8ダ 大学376.8Y81d 公 23.飯田隆 哲学 Plural Logic, Oxford Science before Socrates, oxford 黄昏の調べ 大久保 し 24.山口二郎 政治学 都市と暴動の民衆史 藤野 けだこ 現代日本外交史 宮城 中公 あだこ 欧州複合危機 遠藤 あだ ひょうすべの国 かわで けあし 狩りの時代 津島 けあし 25.冨原眞弓 フランス文学 四人の申し分なき重罪人 チェスタトン けあし 片手の郵便配達人 パウゼヴァング けし 26.服部文祥 登山家・作家 『屋根裏の仏さま』 オオツカ 県立 7F933オ 市立933オ ヴォイド・シェイパ 森 けあし マインド・クァンチャ けあし 『漂流』 角幡 BLUE GIANT 漫画 サピエンス全史 27.國分功一郎 哲学 過去と未来の間 アーレント(特に「自由とは何か」) けだこ 活動的生 アーレント だこ 革命について あれンと 28.三島憲一 ドイツ思想 ミクロストリアと世界史 ギンズブルグ けだ 歴史意識の断層 近代 想像された社会の系譜 テイラー けこ パラダイム論を超えて 中山 クーンの構想に疑問 治安維持法の教訓 内田 け 『科学者と戦争』 池内 岩波新書 県立 7FS407イ 大学1611 科学者は戦争で何をしたか 益川 こ 29.江口重幸 精神医学 滞欧日記 脳の探求者ラモニ・カハール 中公 けあし 猫脳ゴルジ染色図譜 『果報者ササル』 県立 7F933ハ 市立936バ 柳田國男全集11 ちくま文庫 <問い>の問答 南 けあ 説教節を読む 水上 精神医学と制度的精神療法 ウリ 祖父三浦謹之助の想い出 精神医学の歴史と人類学 鈴木 30.生井英考 映像人類学、アメリカ研究 アメリカを創る男たち 南 だ 都市と暴動の民衆史 富士の けだ 31.加藤幹郎 映画学 映画と移民 板倉 け 『パリとセーヌ川 橋と水辺の物語』 小倉 中公 日本語論 県立 7FS235.3オ 市立235オ 大学 公 運河を地下化して陸上を統一的に 日本映画 の大衆的想像力 羽鳥 マーク・トウェイン ポケットマスターピース06 集英社 ロード・ジム 世界文学全集 かわで けあしだこ 32.小沼通ニ 物理学 見える光、見えない光 朝永振一郎 あ 戦間期国際政治史 斎藤 だ 武器輸出と日本企業 望月 あ 野の花のあったかい話 徳永 33.岡田秀則 映画 ×「世界のクロサワ」をプロデュースした男 鈴木 彼女のひたむきな12カ月 ヴィアゼムスキー けあ 『圏外編集者』 都筑 県立 34.板内徳明 ロシア民俗学史 私のロシア文学 渡辺 はだしで大地を 大田 『団地の空間政治学』 詩人が読み解く自民党憲法法案の大事なポイント 日本語のために 池澤夏樹 35.平尾隆弘 評論家 自画像の思想史 木下 『戦争まで』 歴史を決めた交渉と日本の失敗 加藤陽子 県立 6FY220カ 市立210カ 六210カ 公 怪書探訪 古書 け 鶴見俊輔 村瀬学 牙青聯話 余録 井上 36.江沢洋 物理学 プロイセン・ドイツが観た幕末日本 敵か友か 張 『戦争まで』 歴史を決めた交渉と日本の失敗 加藤陽子 県立 6FY220カ 市立210カ 六210カ 公 『日本近代技術の形成』 <伝統>と<近代>のダイナミクス 中岡哲郎 朝日選書 県立 8F509.2ナ 大学502.1N42 公 現代天文学史 小暮 け 37.杉山光信 社会学 がレール デュペ 38.阿部公彦 英文学 地鳴き、小鳥みたいな 保坂 けあし 『学術書の編集者』 橘 県立 近世日本の「礼楽」と「修辞」 けあ 北山十八間戸 荒川 39.李孝徳 ポストコロニアル研究 排除と抵抗の郊外 森 アファーマティヴ・アクションの行方 川島 だ 後期近代の眩暈 ヤング け、こ 下層化する女性たち 小杉 けあ 人種神話を解体する 竹沢 け 40.郷原佳以 フランス文学 現代思想と政治 市田 ×近代における幸福の分配 宮本 表象の奈落 蓮 け 『「赤」の誘惑』 フィクション論序説 蓮實 文学論 県立 7F904ハ 市立 批評的差異 ジョンソン 小説技術論 渡部 し 41.山根貞男 映画 貸本マンガと戦後の風景 高野 ザ・カルテル ウィンズロウ し 「犬の力」の続編 あし タイム・スリップの断崖で ○秀美 私のロシア文学 渡辺 『丸山眞男の敗北』 県立 大学(新書)311.21Ma59 42.岡田温司 美術史・思想史 溝口健二論 木下 怪物的思考 田口 けだ ディドロの唯物論 大橋 アルテ・ポーヴェラ 池野 だ 偉大なる時のモザイク アバーテ け 自然の鉛筆 撮るボット け 43.斎藤貴男 ジャーナリズム ×デジタル・ジャーナリズムは稼げるか スマホが神になる 島田 原爆にも部落差別にも負けなかった人びと 大塚 けあ 44.大野克嗣 物理学 『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』 村井 8F486.4ム 市立 45.松野孝一郎 生物学 『人工知能と経済の未来』 井上 人工知能のための哲学塾 三宅 だ 「こつ」と「スランプ」の研究 諏訪 だ 46.松本俊彦 精神医学 優生思想と人間社会 米本 けあしこ 『ドアの向こうのカルト』 佐藤 7F916サ 市立916サ 芸能人寛容論 武田 (デビュー作)紋切り型社会 け ×国境とJK 尾 47.宮地尚子 精神医学 ラガ クレジオ 48.川那部浩哉 生態学 沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか け 手話を生きる 斉藤 けあだ 『ヘッケルと進化の夢』 佐藤 県立 8F289.3ヘ 市立289ヘ 『絶滅の地球誌』 澤野 県立 8F304サ 市立304サ 大学Sa96 『新世界ザル』 アマゾンの熱帯雨林に野生の生きざまを追う 伊沢 県立 大学489.95I98 定本西鶴全集 上田秋成全集 49.岡崎宏樹 社会学 ×作田啓一vs.見田宗介 奥村 生の欲動 けあし 現実界の探検 赦すこと デリダ バラの奇跡 ジュネ 光文社 プリンス論 西寺 50.阿部日奈子 詩人 セカンドハンドの時代 けあし ×ポーランドと他者 関口 残像 わいだ あし 風もかなひぬ 伊藤伊 狂うひと にっぽんのかわいいタイル 昭和レトロ・モザイクタイル編 け 51.柿沼敏江 音楽学 越境と覇権 池上 あ イスラムと音楽 新井 コンサートという文化装置 宮本 けあ(前書)教養の歴史社会学 ヘンリー・ソロー 今福 あし 音響彫刻 Klang Objekte ばしぇ 52.徐京植 作家 ヨーロッパ的普遍主義 ウォーラーステイン けこ セカンドハンドの時代 リリス レーヴィ け 53.坂上香 ドキュメンタリー映像作家 沖縄戦・最後の証言 森 し 3・11と心の災害 蟻塚 け 憎むのでもなく、許すのでもなく シリュルニク あ 54.大谷卓司 情報倫理学・科学技術史 『人類進化の謎を解き明かす』 ダンバー 崩壊国家と国際安全保証 遠藤 悪意の心理学 岡本 あだこ 正直シグナル ペンとランド け 『うわさとは何か』 ネットで変容する「最も古いメディア」 松田 中公新書 県立 7FS361.4マ 大学文庫2263 55.増成隆士 美学 いのちの遠近法 菅野 だこ BLUE TO BLUE 駒形 やあ、キミはなんてきれいなイロなんだ こさかしんいち 56.新田啓子 アメリカ文学 ○鳥通信 森鴎外 マヤ文明 実松 け 松谷警部と向島の血 平石 あ オール・アバウト・ラブ フックス 57.津田○太郎 漢方医 易経入門 氷見 『介護するからだ』 細馬 県立 市立369ホ 大学369.26H94 『脳はいかに治癒をもたらすか』 ドイジ 県立 市立491ド なぜ時代劇は滅びるのか 春日 し 大変を生きる 小山 けし 58.松本卓也 精神病理学 思い上がり・ひねくれ ビンスワンガー だ 認知症ガーデン 上の 仙人と妄想デートする 村上 59.大井玄 医学 コーラン 井筒 岩波文庫 だこ 「コーラン」を読む 井筒 けしだ、だ 60.鈴木一誌 ブックデザイン 『ゼロからトースターを作ってみた』 『装飾とデザイン』 山崎正和 県立 8F757.0ヤ 市立 自然の鉛筆 撮るボット け プロパガンダ・ポスターにみる日本の戦争 田島 け 61.増田耕一 地球環境科学 『水の未来』 沖大幹 岩波新書 『クマゼミから温暖化を考える』 chang, Inventing temperature measurement and scientific progerss,2004 近代科学のリロケーション ラジ 62.新庄郁夫 沖縄/日本文学 うんじゅが、ナサキ 崎山 下丸子文化集団とその時代 道場 けだ ゲイの可視化を読む 黒岩 けだ 現代思想 緊急特集・相模原障害者殺傷事件 2016 それってどうなの? 沖縄の基地の話。 63.大野英士 フランス文学 『世界を破綻させた経済学者たち』 マドリック 県立 総説カバラー 山本 け ユダヤ神秘主義 け、カバラとその象徴的表現 け ショーレム カバラ 箱崎総一 け ボッティチェリ<プリマヴェラ>の謎 ポンセ 天界と地獄 すエデンボルグ 鈴木大拙訳 講談社雨文芸文庫 (け) スエデンボルグ 鈴木大拙 講談社文芸文庫 け、え セラフィタと聖書 おおすが 64.西平直 教育人間学 しぐさの民俗学 常 けあしだろ 待つしかない、か。 木田 人口の心理学へ 柏木 こ 65.三原弟平 ドイツ文学 本邦最初の経験的心理学者としての鎌田鵬の研究 広島の心学 及川 細川候爵家蔵版・澤庵和尚全集 抜隊禅師法語 鈴木編 66.松本潤一郎 フランス文学・思想 終わりなき不安夢 アルチュセール ×哲学においてマルクス主義者であること アルチュセール ドゥルーズ 書簡とその他テキスト ダーク・ドゥルーズ カルプ け 「労働」の哲学 濱本 ローザの子供たち、あるいは資本主義の不可能性 うえむら 認知資本主義 山本 だ 『プリズン・ブック・クラブ』 終わりなき対話 湯浅 ミクロストリアと世界史 ギンズブルグ け パリはわが町 グルニエ こ ヴァルター・ベンヤミンの墓標 タウシグ 『負債論』 貨幣と暴力の5000年 グレーバー 大学337.2G75f 六209ブ 公 ☆借りたお金を返さないと、というのはモラルの言明であって、経済的な言明ではない。 ヒップの極意 フェイゲン 愛の妖精 サンド 岩波 タイベレと彼女の悪魔 シンガー け フラナリー・オコナー全短編 67.廣瀬浩司 フランス哲学 動物と出会う 木村 言語と自然 ポンティ だ ×思考する動物たち ばいい 内的時間意識の現象学 ふっさー0ル ちくま学芸文庫 <知の意志>講義 け 68.川端康雄 イギリス文学 「わたしのソーシャリズム」へ おおぬき 投資社会の勃興 坂元 歴史の工房 草光 69.福島聡 ジュンク堂難波店 モノたちの宇宙 シャヴィろ け 情念・感情・顔 円d脳 『村に火をつけ、白痴になれ』 栗原 県立 8F289.11イ 市立289イ 叫びの都市 原口 負債論 グレーバー 70.矢野久美子 思想史 ミクロストリアと世界史 ギンズブルグ けだ うんじゅが、ナサキ 崎山 71.上野千鶴子 社会学 『兵士とセックス』 ロバーツ 県立 大学235.06R52 戦場の性 ミュールホイザー 介護するからだ 細馬 狂うひと ワイルドフラワーの見えない一年 松田 けあし おばちゃんたちのいるところ けあし 72.苅部直 日本政治思想史 徂徠集 序類1 東洋文庫 集団的自衛権の思想史 篠田 あ 戦う演劇人 菅 け 『みすず書房旧社屋』 潮田 県立 73.岡村民夫 表象文化論 溝口論 木下 立原道造の夢見た建築 たねだ け ジョバンニの銀河 椿 74.石原千秋 日本近代文学 『アウシュヴィッツの囚人写真家』 『ブラックアース』 ホロコースト 県立 ナチズムは夢か 南 サピエンス全史 私たちの”感情”と”欲望”は、いかに資本主義に偽造されているか? け 75.早川尚男 物理学 『最後の秘境 東京藝大』 『全国アホ・バカ分布考』 76.田中純 思想史 感じるスコラ哲学 山内 こ <コンチクショウ>考 三橋 けしだ 歌の子詩の子、折口信夫 映画の声 御 け 77.村田宏 美術史 マン・レイ 芸術論集 78.小松美彦 科学史・科学論、生命倫理学 脱原発の哲学 佐藤 けあ 近代錬金術の歴史 ディーバス 近代科学と聖俗革命 村上 村上陽一郎の科学論 岡村昭彦と死の思想 高くさ けあし 憲法主義 内山 し 79.成田龍一 日本史 映画の声 御 引揚げ文学論序説 朴 け 歴史家 服部之○ 松尾 け 戦争とは何だろうか 西や あこ 狂う人 80,巽孝之 アメリカ文学 『第三帝国の愛人』 ラーソン 県立 市立234ラ 勝者なき戦争 ビッカートン けし アンドレ・ブルトンの詩的世界 塩 け 王様のためのホログラム エガー図 けあし 横断する知性 おかもと 81.斉藤修 経済史・歴史人口学 『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎』 ちくま学芸文庫 かもめ、ワーニャ伯父さん、三人姉妹、桜の園 チェーホフ 白水ブックス かわいい女・犬を連れた奥さん 新貯油文庫 1970 チェーホフ 沼野 82.最相葉月 ノンフィクションライター イエス伝 若松 あ 統合失調症をほどく 中居 『ゲノム革命』 ヒト起源の真実 ハリス 市立469ハ 種の起源 光文社 『青い海の宇宙港』 川端 春夏編 秋冬編 県立 7Fカワ 市立913.6カワ 83.梅津順一 経済思想史 戦後民主主義をどういきるか 三谷 だ マックス・ヴェーバー研究の現在 うつ 近代ヨーロッパとキリスト教 中野 トランプ 文藝春秋 84.長谷正人 映像文化論 まわりの舞台の上で 荒木 けあ 森卓也のコラム・クロニクル け 伯爵夫人 蓮 デラックスじゃない 溝口健二論 木下 85.宇野邦一 フランス文学 メシュガー シンガー グリンバーグ批評選集 われわれの友へ 不可視委員会 自然権と歴史 シュトラウス 筑摩学芸ぶんこ だ 現代議会主義の精神史的状況 シュミット だ 86.澤田直 フランス文学 対面的 大浦 あし 戦後思想の光と影 三浦 フローベール全集第10巻 書簡 87.○信子 作家 少年が来る ハン こびとが打ち上げた小さなボール せひ けあ 水はみどろの宮 け 海路残照 森崎 あ 神々の明治維新 安丸 しだ 88.大谷尚文 フランス思想 人類の記憶 サン=ブランカ けだ 木を植えた男 ジオの ビルマの竪琴 竹山 89.冨山一郎 思想史 異族の原基 森崎 沖縄戦場の記憶と慰安所 原爆体験と戦後日本 直野 沖縄戦後民衆史 森 複数の旋律を聞く 森 90.成田善弘 精神医学 『読んでいない本について堂々と語る方法』 バイヤール パリ・レヴュー・インタヴュー1 作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう、同 高峰秀子かく語りき けあし 強父論 91.田口富久治 政治学 定本 丸山眞男回顧談 デモクラシーと国民国家 副題 岩波現代文庫書庫G-219 憲法の無意識 柄谷 戦後民主主義をどう生きるか 三谷 日米安保と戦争法に代わる選択肢 92.石田雄 政治学 『介護民俗学へようこそ!』 未来を変えた島の学校 山内 けし 熟慮と討議の民主主義 柳瀬 原爆にも部落差別にも負けなかった人びと 大塚 けあ あきらめることをあきらめた 小森 93.花崎○平 哲学 四人のカールとフォイエルバッハ 服部 レーヴィットから京都学派とその「左派」の人間学へ 近世哲学 コミネしょてん ヘーゲルの判断論 小峰書店 ヘルダーとカント 高文堂 ベーメとヘーゲル 高文堂 近世転換期のし相違 口論 日本プロテスタント小史 こいとのちの言葉者 94.酒井忠康 美術史 マティスの切り絵と挿絵の世界 海の 『異形建築巡礼』 石山 県立 異形でチェック 我が詩的自伝 吉増 李○○ ヴァルラーべ みすず 余白の芸術 95.徳永○ 哲学・社会思想史 ハーンの仕事については、 平川、西成 96.野田正彰 評論家、精神科医 動くものはすべて殺せ タース 『兵士は戦場で何を見たのか』 フィンケル 県立 8F91.2フ 市立391フ(前書)『帰還兵はなぜ自殺するのか』 スイス人サミュエル・ブレの人生 ラミュ けあし 雪豹 ましー線 変容するドイツ政治社会と左翼党 木戸 だ 『果報者ササル』 97.加藤典洋 文芸評論家 セカンドハンドの時代 敗北力 鶴見 尾形亀之助詩集 ×日本はなぜ敗れるのか 山本 (関連)虜人日記、私の中の日本軍、現人神の創作者たち、徳川家康 ブリンジ・ヌガグ ターンブル 98,橋口稔 イギリス文学 The canon of sir thomas wyatt's poetry 写本の読み取り 99.伊東光晴 経済学 破綻からの奇蹟 盛田 日本の技術形成 沢井 時間かせぎの資本主義 首都レーク 最後の資本主義 ライシュ けあ 経済学のすすめ 佐和 100.原武史 思想史 天皇と葬儀 井上 けあし 椿の局の記 山口 中世王家の成立と院政 栗山 (関連)摂政政治 古瀬 大妃 スジ 未翻訳 ×初期社会主義の地形学 梅森 101.前田耕作 アジア文化史 『薬師寺白鳳伽藍の謎を解く』 白鳳文化研究会編 県立 エリュトゥラー海案内記 東洋文庫 治安維持法の教訓 内田 ミックロストリアと世界史 ギンズブルグ ビッギヒストリー クリスチャン 102.上山安敏 思想史 渡邉○基 瀧井一博 異郷こそ故郷 徳永 美談の「修正」と「解体」 ×ヴェーバー『職業としての学問』の研究 野崎 ×カール・シュミットと五人のユダヤ人法学者 初宿 フランス・ユダヤの歴史 菅野 けだ 103.谷川○ 美学 ピラネージ<牢獄>論 長尾 日仏「美術全集」史 島本 け 風景画考 山梨 バーバリアン・レンズ ティリエ け(関連)カスティリオーネの庭 中野 マルセル・デュシャンとアメリカ 平芳 高柳誠詩集成 104.杉田英明 比較文学・比較文化 木佐木日記 星の王子パリ日記 内藤 あし 初詣の社会史 平山 け メッカ巡礼記 ジュバイル 緑の色鉛筆 串田 あし 105.富士川義之 イギリス文学 セバスチャン・ナイトの真実の生涯 だ 日本文学全集12 松尾芭蕉 河出書房新社 2016 (関連)近代以前 江藤 石川啄木 キーン 地蔵千年、花百年 柴田 歴史の工房 草 (関連)明け方のホルン モリス、 106.喜安朗 フランス史 開発と共生のはざまで 高橋 ×環境に挑む歴史学 水島 ミクロストリアと世界史 グローバル時代の歴史学 ハント 歴史の工房 草 107.鈴木布美子 映画 マルセル・デュシャンとアメリカ 平 人工地獄 ビショップ にもかかわらず ロース けし 映画の声 御 108.三中信宏 進化生物学 早田文蔵 語 生物学の哲学入門 森元 けし 109.伊佐眞一 沖縄近現代史 昭和天皇の戦後日本 豊下 中学社会 新編 新しい日本の歴史 ヒトラー カーショー 『日本にとって沖縄とは何か』 新崎盛暉 県立 7FS219.9ア 大学 公立 沖縄自立の経済学 屋 110.川本隆史 社会倫理理学 広島市西区己斐町 佐伯 下丸子文化集団とその時代 道場 職業としての学問 圧縮版 晃洋書房 光と闇 森有正説教・講演集 (関連)森有正の日記 はじまりの日 ディラン 111.十川幸司 精神分析・精神医学 精神医学におけるスペクトラムの思想 村井 『人間と機械のあいだ』 心はどこにあるのか 池上高志 8F114.2イ 市立114イ 『生命、エネルギー、進化』 レーン 市立467レ プラハの墓地 エーコ マチネの終わりに 平野 112.山形浩生 評論 21世紀の資本 ピケティ (関連)格差と再分配 ピケティ 『戦後東京と闇市』 石榑 市立213イ 現代中国の産業集積 伊藤 はじめての深層学習プログラミング 清水 アメリカの反知性主義 ホーフスタッター 岸辺なき流れ ヤーン 死の鳥 その他の物語 エリスン 113.田崎晴明 数理物理学 横浜駅SF ○刈 ビニール傘 岸(新潮 2016.9) 114.千田善 国際ジャーナリスト、セルビア・クロアチア語通訳 中東から世界が崩れる 高橋 となりのイスラム 内藤 けあし(関連)黒い本 パムク 徳は孤ならず 木村 (関連)橋を架ける者たち ロックの英詞を読む バラカン 空海 高村 115.西崎憲 小説家・翻訳家・作曲家 あひる 今村 星野智幸コレクション2 サークル 116.ノーマ・フィールド 日本文学 ナポリ小説 エレナ・フェランテ 宗秋月全集 117.富永茂樹 知識社会学 パリ創生 アザン 暗い山と栄光の山 ニコルソン 円環の破壊 118.近藤和彦 西洋史 ハムレット 高橋 大修館 歴史の工房 草 119.キャロル・グラック 日本史 チャチュナーマ 120.小沼純一 音楽 ブラインド・マッサージ ○ 書簡の時代 コンパニオン オリエンタル・ピアノ アビラシェド オルフェウ・ダ・コンセイサォン モライス パンドラの少女 ケアリー 121.大島洋 写真家 Hibi 深瀬 武蔵野美術大学美術館・図書館所蔵作品目録 大辻清司 署名はカリガリ 化石詩人は御免だぜ、でも言葉は。 (著作)ペチャブル詩人、どんどん詩を書いちゃえで詩を書いた プラハの墓地 122.鈴木了二 建築 ハワード・ホークス映画読本 山田 錯乱の日本文学 石川 『建築の前夜 前川國男論』 松隅洋 県立 市立523マ タブッキをめぐる九つの断章 和田 けし アーレント=ブリュッヒャー往復書簡 ケーラー 123.野谷文昭 ラテンアメリカ文学 ゲルダ・タロー ロゴイスカ セサル・ベジェホ全詩集 コスタグアナ秘史 け、物が落ちる音 バスケス テラ・ノストラ フエンテス 124.鈴木裕子 女性史研究・フェミニズム・社会運動史 国民の天皇論 伊藤 山代巴 模索の軌跡 牧原 女・オルグ記 伍が 京城のモダンガール 徐 け 在日朝鮮人 歴史と現在 水野 けあだこ 125.小谷真里 作家 吸血鬼 佐藤 消滅世界 村田 WOMBS 白井 (関連)宇宙の戦士 ハインライン 四人の交差点 キンヌネン (関連)水野継承者ノリア、ミニチュア作家 バートン 胞子文学名作選 田中 126.鎌田慧 ルポライター 国家と石綿 永尾 け 起て、飢えたる者よ 砂古 セカンドハンドの時代 治安維持法の教訓 内田 水俣の海辺に「いのちの森」を 宮脇 127.○田収 ドイツ文学 ヌメロ・ゼロ エーコ 日々の光 ルービン 絶筆 野坂 その姿の消し方 堀江 国際昔話話型カタログ 歌ー 128.武藤康史 評論 吉野朔実は本が好き 伝記 伊藤整 そね イーヴリン・ウォー傑作短編集 (関連)スクープ ウォー 谷沢永一 二巻選集 浦西 言視社 日本プロレタリア文学史年表事典 温泉文学事典 文化運動年表 昭和戦前編 け 定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー 山田 ヒッチコック映画読本 山田 ヒッチコックに進路を取れ 山d ハワード・ホークス映画読本 やま 映画秘宝 やま 129.中野晃一 政治学 ポスト・デモクラシー クラウチ 『日本の女性議員』 どうすれば増えるのか 三浦 県立 市立314ミ 変える 奥田 130.妙木浩之 精神分析 長田弘全詩集 ヒトラー カーショー 野戦病院でヒトラーに何があったのか ホルストマン けし 吉本隆明と「共同幻想論」 山本 131.勝俣誠 アフリカ地域研究 ジェイン・ジェイコブズの世界 別冊環22(関連)アメリカ大都市の死と生、<都市>のアメリカ文学学 チュニジア革命と民主化 ○木 南に向かい、北を求めて ドル不満 ピノチェト将軍の信じがたく終わりなき裁判 われらのアメリカ万華鏡 文化を折り返す 小馬 132.市村弘正 思想史 世界文学の文献学 アウエルバッハ ミクロストリアと世界史 告白 アウグスティヌス 中公文庫 山田訳 再編集版 133.原章二 哲学・美学 世界文学全集31 シュティフター 晩夏 集英社 (関連)恋する女たち、女一人大地を行く、女と刀、マンスフィールド・パーク シルトの岸辺 グラック 岩波 (関連)タタール人の砂漠 遺言 志村 詩を読む人のために 三好達治 夢のなかの夢 タブッキ 134.山田稔 文学 白鳥随筆 (関連)世界漫遊随筆抄、文壇五十年、昔日の客 ブブノワさんというひと ゆれる葦 網の 一期一会・さくらの花 石○の花 広津 135.蔭山宏 思想史 破断の時代 ホブズボーム 歴史の眼1 イメージが位置をとるとき ユベルマン 事件の現象学1 非日常性の定位構造 前の 書物変身譚 今福 (関連)ヘンリー・ソロー 今福 ヘーゲルからニーチェへ レーヴィット 136,松沢弘陽 日本政治思想史 カール・バルト 宮田 国家と宗教 宮田 戦後民主主義をどう生きるか 三谷 ひとびとの精神史 栗原 (関連)朝鮮の戦争 もr-リス 想い出袋 鶴見 岩波新書 137.栗原彬 政治社会学 下丸子文化集団とその時代 道場 宇井純セレクション1、2,3 水俣・女島の海に生きる 緒方 吉田山百人一晶 篠原 捨身なひと おざわ 138.杉橋陽一 ドイツ文学 関東大震災朝鮮人虐殺の記録 西さき (関連)現代史資料6 みすず、ヘイトスピーチ 安田 日本の朝鮮侵略史研究の先駆者 中塚 (関連)日韓併合小史 編年体大正文学全集第15巻 大正十五年 (関連)朝鮮開国と日清戦争 渡辺 山下一海著作集 第9巻 高野ムツオ第六句集 139.坪内祐三 評論家 円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション 140.古田一晴 ちくさ正文館 武満徹・音楽創造への旅 立花隆 ジョージ・キューカー、映画を語る 桜前線開架宣言 山田 141.生田滋 前近代東南アジア史 お茶を愉しむ 滝口 インディア領の成立とポルトガル人の定住 斉藤 142.三光長治 ドイツ文学 強父論 阿川 けあし 『七十五度目の長崎行き』 吉村 エッセイ 県立 7F915.6ヨ 市立915.6ヨ 響きある東西文化 宗 <救済>のメーディウム 竹 リヒャルト・シュトラウスとホーフマンスタール 三宅 143.丘沢静也 ドイツ文学 小学校の先生ウィトゲンシュタイン ヴュンシュ 『原発プロパガンダ』 本間 岩波新書 県立 7FS539.0ホ 大学1601 144.沼野充義 ロシア・ポーランド文学、現代文芸論 スターリン批判 和田 セカンドハンドの時代 自明の真実 ゴロヴァニフスカヤ エッセイ集 完全にポーランドだけのことではなく 145.増田聡 音楽学 ブルースと話し込む オリヴァー (関連)『街の人生』 岸政彦 県立 市立361.6キ 大学361.61Ki56m 「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか 浅羽 国のために死ねるか 伊藤 二〇世紀日本レコード産業史 生明 けこ ×すごいぞ!私鉄王国・関西 黒田 146.保坂和志 小説家 自叙伝・日本脱出記 多すぎ いわなみ あだ 私という他人 セグペン 壁抜けの谷 山下 現実宿り 坂口 ひょうすべの国 ○野 『ボブ・ディランの21世紀』 湯浅学 県立
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635 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/11/10(月) 23 04 42 照れているのか、それとも本気で嫌がっているのか。汗臭いと言って、真っ赤になって 後退りする式はとても可愛く、思わず近寄って抱きしめたくなったが、自制する。 朝、たっぷりと式を抱きしめた際に、式の汗の匂いがどんなものか知っているし、式が 思っているような不快なものではなく、どんな麻薬よりも強烈に僕を虜にするものだと 証明するには、近寄って抱きしめるのが一番なんだけど、つい先ほどメディアさんに 「常識を考えなさい」と叱られたばかりだ。 もっとも、 「葛木先生もメディアさんも、本っ当に凄いんですね」 という霧島さんの言葉どおり、あのお二方の方が遥かに凄いのだが。 差し出したタオルを受け取った葛木氏が首筋と顔を拭くと、終わった瞬間にメディアさんは ささっと近づいて、今度はスーツの埃を払う。 曲がったネクタイを直し、ズボンにもブラッシングをかけた後、ローブのどこからか靴墨と ブラシを取り出し、跪(ひざま)く形で革靴を磨きだす。 その間、葛木氏は基本的に微動だにしない。が、メディアさんがやりやすいように、ほんの 少しだけ体を傾けたり、靴先をずらしたりしている。 そして、終わったのを確認した後、「終わりました、宗一郎さま」と三つ指ついて構えそうな メディアさんの手をそっと取り、左の薬指に軽くキスをした後、ほっぺに今度はしっかりと キスをする。 「ひゃー。夫婦って強いですねぇ」 霧島さんのその言葉が、今の状況を端的に言い表していると思う。 男子生徒など口笛を吹いて冷やかしている命知らずもいるし、そうでなくても思わず拍手を してしまい、周りもつられていつの間にか大喝采となっている。 とは言え、思わず拍手をして祝福したいような気持ちにさせる光景と言うか。 この公衆の面前でそういう行為が出来る辺り、メディアさんも葛木氏もやっぱり只者ではない。 ……朝のは、絶対ただの八つ当たりだったと思うなぁ。あるいは、僕たちの行動がメディアさん たちの火をつけたのか。 「なぁ、幹也。夫婦ってああいうもんか?」 「そうだね。二人の間で合意が出来るのなら、何だって出来るのが夫婦ってもんじゃないかな」 やや呆れた表情でメディアさんたちを見ていた式がぽつりと聞いてきたので、僕はそう答えた。 実の所、夫婦という関係は非常に曖昧だと思う。 家族というものは基本的に血で繋がるものだが、その中で唯一夫婦だけは血で繋がらない関係だ。 『motherのmを取るとother』という英会話か英語学習教室のCMがあったが、 血ではなく、意思によって家族となるのが夫婦というものなんだと思う。 ただ、フランスでは出生率向上のために各種手立てを尽くしたが、どうも一番効果があったのは 婚外子を積極的に容認した(同棲カップルでの出産を既婚と同等に扱う)事ではないか、という 話もあるくらいで、夫婦というものはハードルの高いものでもあるようだ。 そういう意味においても、強い意志によって夫婦となったメディアさんが、こういう行為に 走るのは分からないでもない。 聞いたところによると、メディアさんは「幸せになるのが怖い」という事を言っていたそうだが、 最近の暴走ぶりを見るに、どうもその恐怖はどこかに行ったようだ。 あるいは、開き直って幸せを追求する事にしたのか。 ひょっとすると、メディアさんもアーチャーさんの消滅に衝撃を受けて、その傷を癒すべく 葛木氏との接触を求めているだけなのかもしれない。 ただ、仮にそうだとしても、僕に式や織が居たように、メディアさんには葛木氏がいる。 葛木氏は寡黙で、はっきりと何かを行うタイプではないが、どんな事になってもメディアさんを 力の限り支える人だ。 そういう夫に巡り合えたのはメディアさんにとって大きな幸せで、葛木氏にとっても支える妻が 居るというのが、励みになっているように思える。 やっぱり、この人たちは理想的な夫婦だな。 【選択肢】最近、短くてごめん A:で、式。今朝の返答を今、しっかり聞かせて欲しいんだけど、どうかな? B:えーと。じゃ、式。タオル投げるんで、受け取ってね 698 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/11/12(水) 23 39 46 さて、いつまでもあの二人を見ていたい所なんだけど、そうもいかないので、とりあえず 目の前の用事を片付ける事にする。 「えーと。じゃ、式。タオル投げるんで、受け取ってね」 「ああ」 何で式がゴシックテイストな衣装を着ているのか、とか、今朝の返事は結局どうなったんだ ろう、とかも思うわけなんだけど、まずは式にタオルを渡し、汗を拭いてもらう。 今日はいつ雨が降っても可笑しくない空模様で、気温はやや低めだがその分湿度は高く、 蒸し暑い。まあ、仮に今が冬であっても、あれだけ動き回れば汗だくになるだろう。寧ろ、 夏だからこそ、汗がすぐ冷えないから良いのかもしれない。 とは言え、じっとしていても汗が肌にまとわりつく不快感があるのが今の時期というもの。 僕が渡したタオルで顔を拭き、次に袖をまくって腕をふいた式だが、やはりそれだけでは 満足できないようで、胸元を見て、その後、ちらりとメディアさんの方を見た。 多分、服も着替えたいという事だったと思うんだが、メディアさんはにんまりと笑い、式は 露骨に舌打ちをする。 ……一体なにがあったんだ? 「そう言えば、何で式はここで組み手をしていたの?」 本当は服のほうを聞きたいんだけど、先ほどのメディアさんの表情を見て、あえてこちらを 尋ねる。 「聞くな」 「え?」 「だから、聞くなと言っているんだ」 「う、うん。分かった」 僕としては何気ない質問だったんだけど、式としては何故か触れて欲しくない所だったようで、 ぎろりとしたキツイ目で睨みつけられた。 睨み付けられたんだけど…… 「もー、式さんたら。すごく可愛いですって、その格好」 「いや、だから俺は」 「可愛いですって」 「いや、」 「可愛いです!」 「……ありがとう」 何故か霧島さんが可愛いを連発し、式が折れる光景を目にする事になった。 式の今の格好とあの組み手には何か関係があるみたいで、霧島さんにそれを尋ねようと口を 開きかけると、式がさっきよりも格段に物凄い目で睨み付けてきたので断念した。 「いい事、坊や。良い女には秘密が付き物なの。だから、良い男ってのは、その女の秘密を 受けとめるだけの度胸が必要よ。あまり検索するのは良くないわ」 「はぁ」 葛木氏からキスをされて、しばらく舞っていたメディアさんだが、そろそろ落ち着いたようで、 僕たちの側に来ると口を挟んできた。 「でも、閣下は葛木先生が聞いてきたら、何でも答えるんですよね?」 「当然です! 夫婦間に隠し事は禁物なんですから!」 「でも、やっぱり墓まで持っていきたい秘密はありますよね?」 「そりゃ、やっぱり恥ずかしい過去や後悔している事もあるけど、それを含めて全てを宗一郎様が 受け入れてくれたら今の私があるんだし。宗一郎様が求めるのであれば、やっぱり全てをお答え するのが妻というものでしょう」 「という事は聞かれない限りは答えない、と」 「正直、心苦しくはあるけれど、そこはやはり人として隠しておきたい微妙な女心というやつよ」 「いや、閣下はサーヴァントですって!(つっこみ)」 「そこはスルーする所よ!(つっこみ返し)」 「……俺、何でこんな所に居るんだろ」 「まあ、平和という事かな。良い光景だと思うよ。うん」 女三人寄れば姦しいというが、メディアさんと霧島さんは二人だけでも十分盛り上がり、 式も僕も置いてきぼりという感じだ。 まあ、この手の話に式が積極的に関わる姿、というのは想像しにくい。興味津々で聞き耳を 立てるも話に加われず、聞き耳だけ立てている姿なら簡単に想像できるんだけど。 だから式はウサギだと思うんだけどなぁ。 「あのー、顧問。そろそろ指示を頂きたいんですが。それとも、ただ顔を出しただけで、今は 僕らに一任してもらえるのでしょうか?」 葛木先生と式との組み手が終わり、部室に戻って待っていた部長が待ちきれずに僕に話しかけて きたのは、そんな時だった。 【選択肢】現在時刻は10時。11時から仮の追悼式です。 A:一任する B:指示を出す 【選択肢2】Aの場合は次の行動を ①:諜報部の部室にこのままいる ②:柳洞寺の本堂周辺に行く ③:客間に戻ってみる ④:追悼式の準備の手伝いに行く 【選択肢3】Bの場合は指示内容を イ:掃除を行う ロ:簡単な講義を行う ハ:追悼式の準備の手伝いに行く 869 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/11/16(日) 23 37 07 「ああ、ごめんごめん。 最近、外部顧問らしい仕事をしていない事だし、今日は講義を行おうか。時間が時間なんで、 講義というよりは訓示に近くなるかもしれないけど。 ほら、霧島さんたちも戻った、戻った」 部長の言葉に僕は答え、未だメディアさんと談笑している霧島さんたちを急かして諜報部の 部室に入る。 どうやら式と葛木氏の組み手は諜報部の活動の一環のようだけど、それが終わった後、 部長たちは部室に戻り、霧島さんたちは外で談笑という具合に分かれたようだ。 どちらが正しいかと言われれば、間違いなく終わった後は素直に部室に戻った部長達の方 なんだけど、霧島さんたちはメディアさんと話していたため、叱るのも難しい。 それに結果から言えば、僕だって組み手が終わった後、式と雑談をしていたわけで、他人を 叱れるような立派な立場に無い、という事になる。 結局のところ、僕がメディアさんに認めてもらった曖昧な立場、というやつが全ての原因の ようだ。 僕は柳洞寺仏教諜報部の外部顧問を引き受ける際に、毎日は諜報部に顔を出せない事を 告げているし、メディアさんもその条件を受け入れて(ただし、期限までの諜報部再建を 条件にして)僕との契約書を交わしている。 そして、僕が不在のときに諜報部をどうするのか、という事についても基本的には今まで どおり、つまりメディアさん達から特別の指示が無い限りは、部長や霧島さんらが独自の 判断で行動する、という事になっている。 これは、僕は専門知識を請われて特定業務遂行のために一時的に呼ばれた外部の人間で あるのに対し、諜報部の部員たちは言わば正社員であり、部長はその名の通り部のトップで あるという事、指導員として何度か訪れた際に諜報部の部長は諜報部のトップは自分だと いう意志が強く、僕が居る時ならともかく、僕が居ない時にただ命令だけ出していても 反発するだけだろう、と判断したからだ。 ただ、ずっとこのままにするつもりもなく、随時部長の指示を確認し、的確でないのなら その権限をどこかで取り上げるつもりだった。 今回、メディアさんにしばらく諜報部に専念するように言われた事で、必然的に僕が諜報部に 顔を出す時間も増えるだろう。暫く部長に任せる事で部長自身に「自分の方針の何が駄目なのか」に 気付いて欲しかったんだけど、それは諦めて諜報部の再建に全力を注いだ方が良さそうだ。 「顧問」 「うん。皆、席に着いたかな」 部長に促されて、僕は声を出して確認をする。眠そうに欠伸をしている者はいるが、空席はなし。 式はあの衣装を着たまま壁にもたれかかっているし、何故かメディアさんもどこからともなく パイプ椅子を取り出し、座っていたりする。葛木氏は見えないが、良いんだろうか。 「えーと、まずは彼女の事を紹介しておこうかな。彼女の名は両儀式と言って……」 「いい。オレの事はさっきメディア閣下が紹介した」 わざわざ閣下の所を強調して式が口を挟む。 言うまでも無く不機嫌な式が睨みつけると怖いものがあるんだけど、衣装が衣装のため、 諜報部の部員たちは一斉に歓声を上げる。 『リアル銀様だ』とか『ジャンクだ、ジャンク』『乳酸菌だろ』はともかく、『《I megu daisuki》だろ』 は意味が分からないんだけど。 というか、諜報部、本当に大丈夫なのかな。心配になってきた。 「はいはい、静かに。講義中は私語は厳禁です。和気藹々と行うのは良い事だけど、どこぞの 大学の講義室や学級崩壊した教室じゃないんだから。 敵陣営から『柳洞寺諜報部は講師が私語を慎めと言わないと誰もが話っぱなしだ』と陰口を 叩かれるのは嫌だよね。僕も嫌だし」 僕がそう言うと、部員たちはしゅんと大人しくなった。 今まで僕が講義をしている最中に部員たちが騒ぎ出した事はないので、やっぱり式の影響が 大きいんだと思う。そもそもメディアさんがどうやって式にあの服を着せたのか、どう部員たちに 説明したのかも分からないんだし。 「じゃ、今日の講義に入ろうか。とは言え、時間があまりないので、講義というよりは訓示に 近いかもしれなけど」 そう前置きして、僕は部員たちを見渡す。 「さて、第二種警戒態勢が発令されて今日で三日目。初日にいきなり敵の襲撃を受けるという 予想外の出来事があったけど、その後は順調に何事もなく警備が行えて一安心と言った所だと 思う。 初日の襲撃についても、皆が機敏に動いてくれたおかげで柳洞寺から奪われたり破壊された ものはない。遅くなったけど、諜報部の顧問として皆にお礼を言っておきます。本当にありがとう」 そう言って、僕は頭を下げる。 実際のところ、防げたのは運が良かったという一言に尽きるんだけど、部員たちが機敏に 動いてくれたのは事実だ。 「ただ、運がよかった面もあるので、今後も訓練を重ねていきたい。運命の女神は勝者にしか 微笑まないけど、死神は勝敗に関係なく襲い掛かってくるものだからね。 この大戦が終わり、諜報部の解散式を迎える時に、ここの誰一人も欠ける事なく解散式を 迎えるようにするのが僕の役目だと思っている。そのためには君達にもかなり無理を強いる かと思うんだけど、メディアさんへの忠誠心でそこは乗り切って欲しい」 今ここに居るのは、眠そうな顔をしている者、疲れきった顔をしている者、爛々と目を 輝かせる者と様々だけど、ここにいる全員を守っていきたいと思う。 今が事実上の戦時中である以上、死は突然に、だが公平にやってくる。 遠坂陣営の陸上部や間桐陣営の弓道部と違い、直接戦う事の少ない諜報部はそれほど戦死者が 出るとは思わないのだけれども、潜入操作を行う際、どうしても犠牲は出るだろう。あるいは、 治安の悪化により、お店を訪れている最中に敵の攻撃に巻き込まれるとか。 普通に生活していても、突然、見知らぬ人に切りかかられる時代だ。不慮の事故は避けられない にしても、諜報部の任務の一環で危険な行為を行う際、そのリスクを可能な限り下げるのが僕の 仕事だと思う。 「そして、敵の襲撃を撃退した後の諜報部というのは、ちょっと警戒心が足りないというか、 緩んでいる所があると思う。 柳洞寺の施設に損害は無く、漏れた情報もない。遠坂陣営のアーチャーは消滅した。けれども、 それだけだ。何かを得たわけじゃない」 「しかし、遠坂陣営のアーチャーを消滅させた事は大きなメリットだと思いますが」 部員の一人がそう発言する。 「柳洞寺も佐々木さんが重傷を負って、療養を余儀なくされている。遠坂陣営は消滅、こちらは 療養と差はあれど、現状において離脱しているのは一緒だよ。そして、柳洞寺と遠坂が戦力を 低下させたのに対し、我様、セイバー、間桐、イリヤの陣営はどこも戦力を低下させていない」 「しかし、多国間の戦争というのはそういうものでしょう」 言外にそれでもメリットと思うのかな、という言葉を込めた僕の発言に対し、彼は慌てて、 そう返答してきた。 「うん。だから戦争や戦闘なんてやるもんじゃない。やるなら無傷で勝てるくらい圧倒的な戦力を 揃えるか、弱者とのみ戦うかだけど……夢物語なのは分かっているよね」 そう言うと、彼は黙って下を向いた。 この時の柳洞寺の戦力はノーマル竜牙兵(2:2:1:4)のみであり、重装騎兵や弓騎兵は 研究が始まったばかりで、しかもこの段階では海のものとも山のものとも知れぬものであり (現状より高性能だという事が分かっていても、それが費用対効率に優れているのかどうか、 という面で)、「劣る質を数で補う」方式が良いと思われていた。 しかし、数で補おうにも竜牙兵を作成する予算がなく、また増えれば増えるだけ維持費も嵩む。 柳洞寺の主敵と言える遠坂凛にしても、すでに彼女が敵対している間桐陣営と手を結んでいたため、 決戦の際も間桐が主体となり、柳洞寺はその補佐、援軍で良いと軽武装、小規模路線を主張する者が 主流であった。 当然、無傷で勝てるくらいの圧倒的な戦力を保有する、というのは間違いなく夢物語だったのだ。 「というわけで、戦うことが下策である、という事は理解してもらえたと思う。 では、柳洞寺はどうするべきか。 メディアさん。柳洞寺の主目的、言うならば戦略目的は何ですか?」 「そうね。基本的には相互不干渉の権利を得る事かしら。全体的に見て、セイバーやギルガメッシュ よりも弱者とは言え、彼らの保護下で兵や資源を提供して生きる気はないわ。 そういう意味では、全ての勢力と恒久不可侵条約の締結が戦略目的かしら」 僕の質問に、頬に手を当てて少し考えた後、メディアさんはそう答える。 「霧島さん、翻訳を」 「閣下が葛木先生と、深山町内で、冬木市で、商店街で、デパートで、衛宮邸で、遠坂邸で、 過去、現在、未来の全てにおいて、膝枕からディープキスまで、誰にも妨害される事なく、 イチャイチャできる権利と権限を得ることが柳洞寺の目的であると仰(おっしゃ)っています」 「うん、翻訳ありがとう。僕も同意見だ」 ちょっと私はそんな事思っていないわよ、という声が聞こえたが、式がここぞとばかりに メディアさんを羽交い絞めにしていたので、僕は聞こえないふりをした。 「葛木氏とメディアさんが幸せな日々を送るための環境を整える事が、柳洞寺の最大の存在意義で ある事は言うまでも無いと思う。 以上の事から、柳洞寺はこの戦争の主役となるのではなく、外交によって他国の交戦を促し、 あるいは敵対心を煽る事でこう着状態に陥らせ、敵を弱め、こちらの地位を相対的に向上させて 侵略させない事が重要になる。 ここまで言えば、諜報部が柳洞寺においてどれだけ重要な立場にあるか分かってもらえると思う。 時には謀略を行い、時には汚い手を使ってでも柳洞寺の幸せを守るのが諜報部の役目だ。 評価される事は難しいかもしれないけれど、誇りに思って良い。諜報部が、メディアさんと葛木氏の 幸せのために存在する事を。 そして、そのために諜報部は全力を尽くさねばならない」 「閣下に敬礼!」 部長のその一言で、部員たちは一斉にメディアさんに向けて挙手の礼を行う。 この辺りの何も言わなくても一致団結できるノリの良さは、良くも悪くも諜報部の特徴だと思う。 未だ式に羽交い絞めにされているメディアさんはじたばたしているが、後の祭りというやつだし。 うん、僕もちょっと腹を立てていたのかもしれない。こうやってメディアさんを冷やかすのが 最高に楽しい。 まあ、後が怖くもあるんだけれども。 【選択肢】現在時刻は10時30分です。 A:「言わせてもらうけど、朝っぱらから布団で抱き合っていた貴方達こそどうなの!」 B:「さっさと追悼式に行きなさい!」 889 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/11/17(月) 23 12 09 「それなら言わせてもらうけど、朝っぱら布団で抱き合っていた貴方達こそどうなの! 同じ布団で上下に抱き合って、しかもあんなに舌を絡めあって。10分以上もお互い目が空ろに なるまでキスを続けた挙句、しかも『馬鹿だなぁ、鼻で息をすれば良いんだよ』みたいなイベントも 起こさないなんて、どれだけ手馴れているの!」 予想通りというか、予想外というか。僕たちに冷やかされたメディアさんは、そんな爆弾を 落としてくれた。 あ、式が固まっている。無理も無いか。 「式さん、それ本当ですか!」 「やっぱり、二人は付き合っているんですね!」 「諜報部は閣下と葛木先生のみならず、顧問と特別顧問の恋愛も全力でサポートしますよ! おはようからおやすみまで、ライオンの如く暮らしを見つめる事を誓います!」 「うん、ありがとう。だからちょっと落ち着いてね」 メディアさんの言葉に暴走する諜報部部員。やっぱり、諜報部の将来が心配でならない。 例えば潜入先でカレン・オルテシアの独白を聞いて、衛宮邸宅に押し入って「衛宮さん、 責任を取るべきです!」と詰め寄る霧島さんの姿とか。うん、簡単に想像できるな。 「それで、黒桐さん。閣下の発言は事実なんですね?」 椅子から立ち上がり、ペンを片手に霧島さんは発言する。 「できれば、お二人の馴れ初めを」 「プロポーズはどちらからされたのですか? また、その言葉は?」 「生まれてくる子供には何と名前をつけるのですか?」 「輪転機、輪転機止めろ。一面差し替えだ、号外も出すぞ!」 「ちょっと待った」 霧島さんの発言を皮切りに、部員たちは次々と立ち上がり、矢継ぎ早に質問を浴びせていく。 無論、こちらが答える暇など与えてくれない。というか、質問が明後日の方向に向いて行ってる 気さえするが。 「えーと、馴れ初めは僕が高校生になるちょっと前に式を見て一目惚れして、入学式の時に声を かけた。プロポーズは僕からで結婚してください、と。生まれてくる子供は実際のその時に 式と一緒に考えるかな。今の段階だとそういう状態になっていないので。 新聞と号外は、ちょっと勘弁して欲しい。 他に聞きたいことはあるのかな? 無ければこれで終わりにして、追悼式に行きたいんだけど。 そろそろ時間なので」 誤魔化そうかな、とも思ったんだけど、誤魔化した所で良いことはないだろうと思ったので、 そのまま答える事にした。 大体こういうのは、戸惑ったり照れたりするのが面白いから皆騒ぐのであって、ちゃんと 答えてしまえば、案外面白くも何とも無いものである。 メディアさんの場合も、恥らうメディアさんが面白いから諜報部の皆が騒ぐのであって、 メディアさんが堂々としていれば……それはそれで崇拝される気がするなぁ。寧ろ、恋愛事の 相談をされて、それだけで日々の御飯が食べれるような人になるとか。 とりあえず僕が淡々と答えたため、盛り上がっていた諜報部の部員たちはどこか白けた表情を 見せて、固まっていた式も話が心配していた方向に向わない事にほっとした表情を見せていた。 「はは、それでは拙僧が一つ。黒桐殿は夢を見るための夜か、それとも夢をかなえるための朝か、 どちらを望まれますかな。また、両儀ど「式で良い」式殿はどちらを望まれますか」 僕やメディアさんがまだ来ないので、呼びにきたのだろう。開けっ放しのドアから顔を覗かせた 零観さんはそんな事を聞いてきた。 【選択肢】 A:夢を見るための夜 B:夢をかなえるための朝 C:答えない(答えられない) 46 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/11/22(土) 16 27 45 「夢をかなえるための朝ですかね」 零観さんの質問に僕はちょっと考えた後、そう答えた。 「ほほう。理由は?」 「夢を見るための夜、というのは夢に逃げているような気がするんです。夢をかなえるための朝は 現実を捉え、前向きだと思うんですが」 「なるほど」 僕の言葉に零観さんはいつも通りのにこやかな顔を見せて頷く。 「式殿はどうかな?」 「愚問だ」 式は少しも考える事なく答える。 「夢の中でどんなに良い夢をみた所で、目が覚めたら泡と消えるのならそんなものに意味は ないだろ。そんな夢を見るくらいなら、いつもと変わらぬ日常の夢を見たほうがマシだ」 「うむうむ。結構、結構」 式の言葉は僕の言葉よりも辛辣で、ある意味、零観さんに喧嘩を売っているような言葉 だったけど、それでも零観さんは人の良さそうな顔のままだった。 「では、夢が叶えてはいけない夢や叶わない夢、例えば血縁と結ばれる事であったり、 死別した恋人と再び会う事であった場合はどうするかな?」 「それは……」 「それこそ、目を覚まさせて現実を見させるしかないだろ。そんな夢、現実にされたら こっちが迷惑する。諦めさせるか、別の夢を見つけるようにしてやるのが一番だ」 零観さんの質問に、口ごもる僕に対して式はまたも躊躇無く切って捨てる。 と同時に、何故か僕を睨んでいて正直、ちょっと怖い。 「いやはや、式殿はお強い。明確ですな。ですが、人はそれほど強くないものです。 そもそも坊主というものは、現世の不安に付け込み、あるかどうかも分からぬ来世や 極楽浄土というもので金と人を集めておる。 罪を犯す事なく人が生きる事は困難であるし、あるいは人が生きているという事は それだけで罪であると説法し、だから金を出せ、奉仕活動をせよと解く。 そして、その金と労働で坊主は良い物を食い、良い酒を飲み、良い袈裟を着る」 実に生臭い生き物である、と零観さんは続ける。 元々零観さんは達観した所、もっと言うと豪放磊落(らいらく)な所があったが、 ここまで断言するとは流石に思いもよらなかった。 「じゃ、何のために坊主はいるんだ」 「上から吸い上げた金を下に落とし、下を救済する。ま、富の再配分ですな。 金のある者からは金を、金の無い者からは労働力を出させ、心の病んだ人間には 口先で希望を、体を病んだ人間には食料と存在意義を与える。 その目的は、己が権力を保持、拡大するためであるが、それによって現世救済となる。 いや、なっていた、ですな。今はその役目を政府が担っております故」 かか、と零観さんは笑う。 「拙僧の言い方で惑わされたようだが、夢をかなえると一口で言っても方法と方向がある。 例えば、ある人がある人を一方的に好きになった。振り向いてもらえるよう努力し、 振り向いてもらい、お互いに全ての障壁を乗り越えれば良いかなえ方となりますが、 無理心中など悪いかなえ方もある。 前向きであり、行動的である事が良いことなのではなく、例え夢を見る夜を望んでいても、 節度ある付き合い方であれば良いのではないか、夢をかなえるための朝に疲れたものが、 一時的に休む場を夢を見るための夜に求めても良いのではないか、そう思うわけですな」 「つまり?」 「物事には何事にも程度、方向というものが存在する、という事ですな」 結論を言え、と言わんばかりの式の言葉に零観さんはそう答える。 「宗教は阿片だと言ったのは、レーニンだったかスターリンだったか忘れましたが、例え 阿片であっても少量であれば痛み止めとなり、大量となれば廃人となる。痛み止めとして使えば、 薬となるが、自己の快楽のために使えば正に廃人となる道を突き進む道具にしかならない。 正に宗教を表している言葉ですな」 「宗教とうより、思想そのものではないのでしょうか?」 「まあ、その面も無きにしも非ずというやつで。狂信的な思想は宗教となるものですから」 やはり程度が大事ですぞ、と零観さんは言う。 この言葉を後に僕たちは実感する事になる。 決して強敵ではなかったが、潰しても潰しても何度となく柳洞寺の活動を妨害をしてきた 平和団体。彼らの狂信的な思想と理念を僕たちが理解する事はついに無かったが、もし、 彼らが戦国時代の石山本願寺、根来衆や雑賀衆くらいの資金を武装を保持していれば、 大きな敵となって立ち塞がったに違いない。 話し合いの通じない相手との抗争というのは、ほとんど悪夢そのものだ。 本願寺も雑賀、雑賀も宗教団体だからこの例えは可笑しいはずなんだけど、平和団体の 狂信的な思想は正に狂った宗教団体が相応しいと思う。まあ、宗教法人の敵が平和団体と いうのも皮肉が利いていると思うんだけど。 「さて、拙僧からはそこまでです。柳洞寺の幕僚も皆、葛木夫妻を応援しておりますし、 黒桐殿と式殿が恋人同士であるのなら無論それを応援する準備も用意もありますぞ。 ただし、黒桐殿と式殿は恋人同士なので、諜報部や研究班が崩壊するほど、あまり濃厚な お付き合いは遠慮して頂きたい。夫婦であれば、どんな濃厚なお付き合いであっても、文句は ありませぬが。まあ、若い坊主も多いので彼らの苦行をあまり増やしすぎるもの困り者ですな」 とても宗教家とは思えぬ発言を連発している零観さんだが、ちゃんと修行を積んだ高僧であり、 普通の修行僧にこの考えを教えるのはただの逃げになると思っているようだ。 この辺りは一休さんでお馴染みの一休和尚に近いのかもしれない。彼もまた飲酒、肉食、 女犯はおろか、妻帯し子供もいたというが、同時に高僧として知られる。宗教というか、教えの 本質を捉えようとして、試行錯誤した結果なのだろう。 一般の僧侶から見れば若い零観さんがその境地に達しているのは、本人の人柄のなせる業 だろうか。 「では、移動しますか。部長は後をよろしくお願いする。式は……」 「オレは残る」 「うん、それが良いだろうね」 式はあのゴシックテイストな衣装を着せられたままなので、さすがにお葬式に近い追悼式には 問題があると思う。 着替えさせてくれませんか、という意思を込めてメディアさんを見たものの、メディアさんの 答えは否。式もまあ、無理にでも参加したいというわけでもないようなので、この場に残って もらう事にした。 「じゃ、式さん、式さん。黒桐さんとの馴れ初めを!」 「はいはい、霧島さん。そういうのは後で。あと、部長。今日はこの後自習にして良いよ」 「分かりました」 先ほど注意したばかりだというのに自制する気のない霧島さんに、気だるそうな式。 まあ、他の子も興味津々なので止めるだけ無駄だろう。 そう思って僕は部長に自習にする権限を与えた。 追悼式の場所に向いながら僕は考えた。式の言葉と零観さんの言葉は、重い。 僕が式をどれだけ好きでも、それが式の負担となるような事はいけないし、諜報部の活動に 支障をきたすような事も駄目だ。 その意味で、今朝のメディアさんの叱責は当然なんだろう。 ただ、式は気付いているのだろうか。式の言葉はそのまま織との関係に関する言葉となる。 居なくなった織。もう、会える事はない、と言った織。確かに織と会えるのは夢の世界だけだろう。 もし、式が織との関係をそう前向きに捉えてくれているのなら、嬉しいんだけど。 【選択肢】今日は良い夫婦の日です A:一旦話をここまでにして、良い夫婦の日のイベント話に移る B:このまま話を続ける なお、Aの場合、今日、明日で終わらない可能性もあるので、そこの所を考えて 投票をお願いします。ふじのんファンの人には、ふじのんが止まっているのはゴメン としか言えない。申し訳ないです。 いい夫婦の日記念イベント 夢を叶えるための夜 黒桐幹也の結婚 第6ターン 15 黒桐幹也の結婚 第6ターン 13 黒桐幹也の結婚
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38312.html
登録日:2017/11/22 Wed 02 25 00 更新日:2024/05/16 Thu 20 03 05NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 さそり座 イケメン ハイカラバンカラデモクラシー ハロウィン生まれ ハーレム パワーファイター モテ男 リア充 一夫多妻 二刀流 伊達男 体育会系 兄弟殺し 天元様 天元突破 奥さんは美人 妻帯者 宇髄天元 小西克幸 巨漢 忍 忍びなれども忍ばない! 愛妻家 本当は優しい人 柱 残響散歌 毒家族の被害者 派手 派手に行くぜ! 派手好き 派手柱 濃すぎるキャラクター性 爆弾 祭りの神 結構重い過去持ち 銀髪 音の呼吸 音柱 鬼殺隊 鬼滅の刃 いいか?俺は神だ!お前らは塵だ! まず最初はそれをしっかりと頭に叩き込め!!ねじ込め!! 俺が犬になれと言ったら犬になり猿になれと言ったら猿になれ!!猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらう(・・・・)のだ! そしてもう一度言う 俺は神だ!! 善逸(やべぇ奴だ…) 宇髄(うずい)天元(てんげん)とは『鬼滅の刃』の登場人物の一人である。 CV 小西克幸 ◆目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆外見 ◆性格◆宇髄の妻まきを 雛鶴(ひなつる) 須磨(すま) ◆戦闘能力譜面 装備 ◆流派 ◆活躍 ◆余談 ◆プロフィール 誕生日―10月31日(さそり座・ハロウィン) 年齢―23歳 身長―198cm 体重―95kg 出身地―不明 趣味―嫁と温泉巡り、秘湯探し 好きなもの―ふぐ刺し ◆概要 柱の称号を持つ9人の鬼殺隊最高位隊士の一人「音柱」。 初登場は鬼殺隊本部にて炭治郎、禰豆子の処分に関する柱合裁判で、他の柱たちと共に姿を見せた。 曲者揃いな鬼殺隊にあってなお特異な経歴で入隊した男であり、宇髄は表向き(それすら裏だが)は江戸の頃には絶えたとされる忍の末裔。 ただし、ある理由から彼は忍を抜けており、「元忍の鬼殺隊・柱」という肩書きとなる。 そのため戦闘能力だけでなく、隠密行動や情報収集といった技能に長けている。 さらに柱の中では唯一の既婚者で、3人の巨乳美人なくノ一を部下兼妻として迎えている甲斐性持ちでもある。 ◆外見 二刀を背負った筋骨隆々の大男。 頭にはサラシを巻き、顔面は左眼にペイント、ピアス、宝石で飾られた額当て等とにかく派手に装飾されている。 また、髪色は銀色に複数の色が散った虹色、爪も複数の色で塗り分けられているといった徹底ぶり。 大正時代の人間としては確実に浮きまくりであるが、化粧を落とし装飾を外した素顔は正統派の美青年。 本人としては「地味だから」と不本意らしいが、敵愾心全開だった善逸が認めるくらいには美青年である。 ◆性格 変わった人の多い柱の中でも、とりわけ目立つ存在。柱には過激だったり、コミュケーションに難のある人も少なからずいるが、彼はかなりコミュケーションが取りやすい。物事の尺度を派手や地味で語り、派手そうな事柄があると少年のように目を輝かせる。過剰な装飾品も派手だからということだろう。忍なのに。 自らを「派手を司る祭の神」と称したりと残念センスだが、それを受けて「俺は山の王だ」と口にした伊之助には「気持ち悪い奴だな…」とドン引きな態度を示すなど色々面倒臭い。 ただし、根は面倒見の良い人物であり、炭治郎たちとも上記のやりとりや強烈な腹パンを通してすぐに打ち解けた。……善逸は嫉妬に燃えていたが。 禰󠄀豆子に対する考えは、(自身や自身の家族が鬼に襲われた経験がないためか)だいぶ温和な方であり、人を襲わないことが証明されてからは、特に敵視はしていない。 また、かなりの愛妻家でもあり、自分の命より名も知らぬ一般人や妻3人の命の方が大事だと大真面目に、しかしサラッと語れるいい男。 命の順序は「妻>堅気の人間>俺」と「派手に」決めており、妻にも任務より自身の命を大切にするよう言い聞かせている。 そんな宇髄のことを彼女たちも愛しており、夫婦間、妻同士共に関係は非常に良好。 妻が3人いること自体は彼が浮気性だからとかではなく、宇随家の「十五歳になったら3人の女性を妻に持つ」という掟によるもの。 「妻は一族の長が相性を考慮して選ぶ」らしいが、後述する過去そして仲の良さからして、経緯は切っ掛けに過ぎないのだろう。 豪快で気さくな兄貴分といった性格の宇髄だが、この手のキャラでは珍しく傲慢ではなく、自身の実力を過信せず、比較的謙虚に振る舞っている。 「この広い国には俺より凄ェ奴がうようよしている」と嘯くのは柱の中にあっても同じであり、特に煉獄杏寿郎や悲鳴嶼行冥、時透無一郎らを自身より格上の存在として捉えている様子。 案外、普段の傲岸不遜な物言いも自分自身に自信をつけ、奮い立たせるためのものなのかもしれない。 面倒見が良い、話が通じる、意外と謙虚など、 良い意味で、当初のイメージが大きく覆ったキャラ と言える。 忍びらしさと忍らしくなさという、ある種矛盾を抱えた男だが……。 忍・宇髄天元について 嘘じゃねぇよ 忍は存在する 姉弟は九人いた 十五になるまでで七人死んだ 一族が衰退していく焦りから 親父は取り憑かれたように厳しい訓練を俺たちに強いた 生き残ったのは俺と二つ下の弟のみ そして弟は親父の複写だ 親父と同じ考え 同じ言動 部下は駒 妻は跡継ぎを産むためなら死んでもいい 本人の意思は尊重しない ひたすら無機質 俺はあんな人間になりたくない 生来の性であったかは定かではないが、とにかく、幼少から同じ教育を受け一人前になるまで生き残った兄弟にも差異があった。 弟は環境に順応し、望まれた能力と精神を持つ忍になった。 兄は与えられた訓練をこなす能力はあれど心までは忍になりきれず、そんなものになりたくないという拒否感を心中に抱いたまま育ったのだ。 それからどのくらい経っただろう。天元は忍を抜け、鬼殺隊に入隊していた。 ある時、産屋敷耀哉―――お館様は彼を肯定し感謝を述べる。 自分を形成する幼少期に植え込まれた価値観を否定しながら戦いの場に身を置き続けるのは苦しいことだ 矛盾や葛藤を抱えながら それでも人を守るために戦ってくれてありがとう 俺の方こそ感謝したい 貴方には お館様が受け入れてくれたから、肯定してくれたからこそ、俺は、どっちつかずの俺は居場所を手に入れられたのだと。 ◆宇髄の妻 宇髄が妻にしている3人の女性。 3人ともくノ一であり、宇髄が忍だった頃からの付き合い。かつての経験を活かして潜入工作や避難誘導などで宇髄をサポートしている。 容姿も性格もバラバラで、時たまコントのように揉めることがあるが、基本的には姉妹のように仲が良い。 なお3人とも堕姫から美しいと判断される美女で、おまけに例外なくスタイル抜群な巨乳。 まきを あたしたちも加勢するから頑張りな猪頭! CV 石上静香 宇髄の妻その1。20歳。 宇髄の親戚にあたる人物。前髪だけ色の違う短めのポニーテールが特徴的。 気の強い姉御肌で勝気な口調が目立ち、ヘタレ気味な須磨に喝を入れる姿を見せる。 身体能力がずば抜けているが、短気な気質が災いして任務に失敗することもあるらしい。 雛鶴(ひなつる) やはりどこかできちんとけじめをつけなければ恥ずかしくて陽の下を生きていけない その時四人が揃っていなくても恨みっこなしです CV 種﨑敦美 宇髄の妻その2。21歳。 忍の里では宇髄家に次ぐ序列の家の出身。 髪をオールバックのポニーテールにした女性。 穏やかで落ち着きのある雰囲気が特徴。よく張り合っているまきをと須磨を嗜めるなど、妻3人のまとめ役を買って出ている。 忍だった時代に人の命を奪ったことを悔いており、罪滅ぼしも兼ねて上弦の鬼を討伐した後は一線を退いて穏やかに生きることを宇髄に提案している。 とは言ってもくノ一らしく度胸もあり、上弦の鬼を相手にしても臆さず宇髄の援護に回れるだけの胆力を持つ。 ファンブックによれば諜報能力、戦闘能力のバランスに非常に優れているとのこと。 須磨(すま) ほんと気持ち悪いですほんとその通りです!天元様に言いつけてやります CV 東山奈央 宇髄の妻その3。19歳。 元は彼女の妹が宇髄の妻になる予定だったが、「自分が行きたい」と大泣きした挙句襖を突き破る実力行使で宇髄に嫁いだ。 ウェーブのかかった長髪が特徴。 天真爛漫だが泣き虫かつヘタレ気味で、自身を「味噌っかす」と自虐し泣き言やネガティブな発言が目立つが、必死に避難誘導をする辺り単なる泣き虫ではない。 というか、潜入していた時の立ち位置は須磨「花魁」である。他2人の潜入能力は不明だが、少なくともくノ一として一流の能力を持つことは想像に難くない。 ファンブックの情報によると、男性女性どちらも好きという両性愛者らしい(*1)。 ◆戦闘能力 柱の中でも2番目に位置する怪力に加えて元忍らしい俊敏さと高い洞察力を併せ持ち、一般人はおろか炭治郎たちのような隊士ですら話しかけられるまで接近に気づけない程に気配を希薄にできる。 某暗殺一家がごとく身体には毒への耐性も付けているが、あまりに強い毒に対しては完全な無効化はできない。 また善逸と同じような超人的な聴力と絶対音感を併せ持ち、彼ほどの精度は無いにしろ聴覚のみで周囲の状況を把握する事も可能。 武器はヌンチャクのように鎖で持ち手の先端同士を繋いだ大振りの2本の日輪刀。刀身の色は金色。 単純な二刀流で戦うこともできるが、片方の刀を振り回して高速で回転させたり、斬撃を放つ瞬間に片方の刃の先端を指で掴むことで刃の間合いを伸ばして離れた相手を攻撃するトリッキーな剣術を駆使する。 また、剣術だけでなく下記にある様に特製の火薬玉を併用していることが特徴。 譜面 絶対音感による超人的な聴力で相手の攻撃動作の律動を読み、脳内で音に変換する宇髄独自の戦闘計算式。 これにより相手の癖や死角を読み取る事が可能になり、唄に合いの手を入れるが如く音の隙間を攻撃すれば打撃を与えられるようになる。 譜面の完成には時間をかけた分析が必要であるものの、以降は格段に有利な戦闘ができる。 装備 ムキムキねずみ CV 木村昴 ボディビルダーの如き肉体を持ち二足歩行する化け物以外の何者でもない外見をした鼠の忍獣。 使役者である宇髄と同じ額当てを身に着けており、高度な知能と1匹で日輪刀を運搬できる筋力を持つトンデモ鼠である。 宇髄の命令のみならず他の隊員の命令も忠実に遂行できる柔軟性も兼ね備える。 アニメ版の大正コソコソ噂話によると、根性のある鼠だけを集めて鍛えただけでなく、自らの肉体美に惚れ惚れするナルシストな一面も持っているらしい。 宇髄は「影の鬼殺隊といってもいいだろう」と自負している。 因みにアニメ版では「ムキッ」「ムキッ」を言わせるためだけに大物声優が起用されたが、そもそもこれは大半の読者及び視聴者が擬音だと思っていたため声優が就くこと自体を予想した人が少なかった模様。 火薬玉 宇髄独自の武装。 剣の刃が触れると、刃との僅かな振動と摩擦熱によって起爆する仕組み。 上弦の鬼の体を焦がすほどの威力があり、フェイントや牽制、更には音の呼吸の斬撃と同時に使われたりとよく多用される。 当然これだけで鬼を滅ぼすことはできないが、中距離への範囲攻撃を有していることで戦いの幅を大きく広げている。 もちろん間違って暴発すれば即爆死なので取扱いには要注意である。 毒苦無 一度に何本も発射できる連弩のような大掛かりな装備を雛鶴に持たせており、状況の打開に大いに役立った。 やはり胡蝶しのぶ特製であろうその毒は十二鬼月の下弦の鬼にも通用したという。そして上弦の鬼には…。 ◆流派 全集中 音の呼吸 音の呼吸は雷から派生した呼吸である。 斬撃を打ち込むごとに爆発が発生するが、前述の通り火薬玉を併用するため、演出ではなく実際に起こっている。 全体的に体術と剣術を複合させた技構成であり、走力や瞬発力が重要となる流派。 爆発を伴う攻撃も多いことから「的確に状況を判断できる観察眼」と「技巧の精密さ」も求められるテクニカルな一面も持つ。 型一覧 壱ノ型 轟(とどろき) 2本の刀を振りかぶり、叩きつけるようにして放つ爆撃のような斬撃。 二連の爆撃は地面深くに大穴を穿つ程の威力があり、実際に爆発も発生するためとてもうるさい。 肆ノ型 響斬無間(きょうざんむけん) 2本の刀をヌンチャクのように振り回して目の前に爆発と斬撃の壁を形成する広範囲攻撃技。 作中では正面からの攻撃から多くの面積を守る用途で使われた。 伍ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう) 2本の刀をそれぞれ高速で回転させた状態で突進しながら、無数の爆発を生みつつ流れるような連続した斬撃を放つ技。 なお無数に発生する爆発音の影響で周囲は非常に騒がしくなる。 ◆活躍 竈門兄妹の裁判の際は即刻処刑を言い放った煉獄に賛成したが、炭治郎の弁明に対しては「それならその鬼が人を喰っていないこと、これからも喰わないことを口先だけじゃなく証明しろ」と中立寄りの意見を出している(*2)。 その後、鎹鴉から煉獄の訃報を受けた際には「煉獄ですら上弦の鬼には勝てないのか」と彼を高く評価していたことを思わせる反応を見せた(*3)。 そして、煉獄の戦死から4か月が過ぎようとしていた頃、突然蝶屋敷に現れ、アオイとなほを攫おうとしていた。というか既に腕と肩に抱え悠々と屋敷を出ようとしていた。 カナヲと、任務を終えて偶然屋敷に戻ろうとしていた炭治郎が阻止しようとしたため一端事なきを得るが、「俺は女の隊員が必要だからこいつらを連れていく。継子じゃない奴は胡蝶の許可を取る必要もない」という隊律に則ってこそいる(が家主が聞いたらキレそうな)道理で依然として宇髄は譲らない(*4)。 だが炭治郎に加えて善逸と伊之助が首を突っ込んで来たことで少し考え、アオイの代わりに3人を任務に同行させることに決めた。 宇髄が取り組んでいたのは吉原の遊郭に巣食うと思われる鬼の探索。 自分が客として通って探りを入れても手応えがなかったため、くノ一である3人の妻を潜入させていたのだが、彼女らの定期連絡が途絶えたため遊女として事件及び妻の安否の調査ができる女の隊員を調達しようとしていたのだ。 ということで炭治郎たちは彼の手であまりにも不細工な女装を施され、当たりがついていた3軒の店に売られてゆくのだった…。 そんな不細工ども(伊之助はともかく)を思惑通りに売り込めたのは宇髄の顔とトークが要因の9割強であることは言うまでもない(*5) 。 しかし、調査開始からしばらく経って京極屋に潜入していた善逸からの定期連絡が途絶え、消息がわからなくなってしまう。 宇髄はこれを「自身の判断ミスが原因」とし、炭治郎・伊之助に対して「任務の打ち切り」と「花街からの脱出」を命じるのだった。 その後、宇髄は京極屋の旦那から蕨姫花魁と雛鶴の情報を聞き出すと、切見世から衰弱した雛鶴を回収した後、蕨姫花魁=堕姫の討伐に向かう。 地下空洞での伊之助と堕姫の分身体・蚯蚓帯の戦闘を聞きつけると、音の呼吸の斬撃、というか爆撃により地上から地下空洞までの風穴を開け参戦、目にも留まらぬ斬撃により蚯蚓帯を瞬殺する。 その後、地下空洞に囚われていた須磨とまきを、大勢の遊女達の無事を確認すると、散り散りになりながらも堕姫の元へ逃げた蚯蚓帯を追跡する。 なお、この際に3人の嫁達を気遣い労う様子は非常にイケメン。そりゃモテるよね。 そして、禰豆子の暴走を必死に食い止める炭治郎の前に音も無く現れると、同時に堕姫に気づかれることなく彼女の頸を切断する。 炭治郎が命を省みずヒノカミ神楽を使用し、禰豆子が鬼化を急速に進めることでやっと追い詰めた相手を瞬殺するという柱としての実力を見せつける形となった。 こうして吉原に巣食っていた鬼を宇髄が無事討伐し、任務完了かと思われたが、 日輪刀で頸を切断されたにもかかわらず身体が崩壊せず、大粒の涙を流して泣きじゃくる堕姫の様子に疑念を抱く宇髄。 次の瞬間、堕姫の呼びかけに応じるようにもう一体の鬼が彼女の身体から出現する。 宇髄は即座に攻撃を仕掛けるが、堕姫をあやす鬼にこともなく躱され、逆に傷を負わされてしまうのだった。 へぇ やるなぁあ 攻撃止めたなぁあ 殺す気で斬ったけどなあ いいなあお前 いいなあ こうして真の上弦の陸とも言うべき妓夫太郎・堕姫兄妹との死闘の幕が上がる。 初撃こそカウンターを喰らったものの、周りの人間を逃がしつつ妓夫太郎の血鬼術・飛び血鎌を捌いて反撃する宇髄。 妓夫太郎は「今まで殺した柱たちと違う 選ばれた才能だなぁ」と妬みをぶつけるが、宇髄はこれを一笑に付す。 才能? ハッ 俺に才能なんてもんがあるように見えるか? 俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな 俺が選ばれてる?ふざけんじゃねぇ 俺の手の平から今までどれだけの命が零れたと思ってんだ (そう 俺は煉獄のようにはできねぇ) そんな宇髄に妓夫太郎は「だったらお前がまだ死んでない理由は何だ?俺の“血鎌”は猛毒があるのに」と憤るが、「俺は忍の家系なんだよ 耐性つけてるから毒は効かねぇ」と切り捨てる。 しかし、いかに毒耐性が強い元忍でも上弦の鬼の猛毒を完全に無効化することはできず、血鎌の毒は宇髄の体を確実に蝕んでいた。 それに気づいた妓夫太郎は勝ち誇ったように凄惨な笑みを浮かべるが、宇髄はなおも強気の姿勢を崩さず、二刀流を活かした変則的な剣術と火薬玉を駆使し、上弦兄妹と互角の戦闘を繰り広げる。 兄妹の頸を同時に狙う宇髄が自分達の不死のカラクリを見抜いていることに勘付く妓夫太郎。 そこへ地下空洞から追いついた善逸と伊之助、そして禰豆子を安全な場所に退避させた炭治郎が参戦、吉原に潜入した鬼殺隊の剣士が戦場に集結する。 勝つぜ 俺たち鬼殺隊は 下っ端が何人来ようが勝機は生まれない、頼みの綱の柱が毒にやられている以上お前らの勝ちはないと言い放つ上弦兄妹だったが、宇髄は負けじと勝利を宣言する。 余裕で勝つわボケ雑魚がァ!! 毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ 人間様をなめんじゃねぇ!! こいつらは三人共優秀な俺の“継子”だ 逃げねぇ根性がある 手足が千切れても喰らいつくぜ!! そしてテメェらの倒し方はすでに俺が看破した 同時に頸を斬ることだ 二人同時にな そうだろ!! そうじゃなけりゃそれぞれに能力を分散させて弱い妹を取り込まねぇ理由がねぇ!! ハァーッハ!!チョロいぜお前ら! 自分は煉獄の様にはなれないとある種の自嘲を浮かべた宇髄。 しかし、毒に侵されながらも闘志衰える事なく味方を鼓舞するその姿に、炭治郎は確かに今は亡き炎柱の面影を見るのだった。 その後、宇髄は炭治郎と共に妓夫太郎との交戦を再開。 戦力として劣る炭治郎が宇髄の死角の援護に徹することで次第に統制のとれた連繋を見せるようになる。 そこへ雛鶴が藤の花の麻痺毒を塗った苦無を大量に乱射、妓夫太郎が防御行動をとった隙をついて、自身にも苦無が刺さることを厭わずに宇髄が両脚を切断、さらに苦無を1本突き刺す事に成功する。 とうとう追い詰めたかに思えたが、妓夫太郎は瞬時に麻痺毒を分解し、円斬旋回・飛び血鎌で反撃、頸切断は失敗に終わる。 その後も宇髄は隙をついて妓夫太郎の頸を背後から狙うものの、頸を180度回転させて歯で日輪刀を受け止める鬼ならではの戦法によりまたしても失敗、直後に炭治郎が堕姫と戦う善逸と伊之助の援護に回ったことで、妓夫太郎と単独で戦闘を続行する。 しかし、とうとう毒が全身に回ったのか心臓が停止、さらに左腕を切断されてしまう。戦力の要である宇髄の死亡により鬼殺隊の勝利は絶望的かと思われたが…… 「譜面」が完成した!!!勝ちに行くぞォオ!!! 自分以外の全員が戦闘不能になりながらも諦めず、隙をついて隠し持っていた苦無を突き刺し、麻痺した妓夫太郎の頸に刃をかける炭治郎。 しかし、あと一歩のところで反撃されてしまい頸切断に失敗、万事休すかと思われたが、間一髪で死んだと思われていた宇髄が炭治郎の危機を救う。 実は宇髄は筋肉によって自ら無理矢理心臓を止め、一時的に毒の巡りを止めていたのだった。 さらに独自の戦闘計算式「譜面」を完成させると、毒に体が侵されている状態にもかかわらず片腕で円斬旋回を全て捌ききり、そして左目を切られながらも自身の体を盾に妓夫太郎の身動きを封じる。 その隙を見逃さず、全身全霊の力を振り絞りヒノカミ神楽を使用した炭治郎が妓夫太郎の頸切断に成功、同時に善逸と伊之助が堕姫の頸を切断し、激闘に決着をつけるのだった。 その後、死の間際に発動した円斬旋回の暴走は何とか回避するも、とうとう毒が全身に回り、死を覚悟した宇髄は愛する3人の妻たちに遺言を語ろうとするが…… 最期に言い残すことがある…俺は今までの人生 天元様死なせたらあたしもう神様に手を合わせません 絶対に許さないですから ちょっと黙んなさいよ 天元様が喋ってるでしょうが 二人とも静かにしてよ…! (嘘だろ?何も言い残せずに死ぬのか俺) (毒で舌も回らなくなってきたんだがどうしてくれんだ 言い残せる余裕あったのにマジかよ) 善逸に匹敵する顔芸により泣き叫ぶ須磨とそれを黙らせようとするまきを、2人を諌める雛鶴の騒動により遮られてしまう。 妻たちの痴話喧嘩によって完全にタイミングを逸し、遺言も遺せずにこの世を去ることに半ばギャグ顔で絶望する宇髄だったが、そこへ禰豆子がヒョコッと登場。 血鬼術・爆血により妓夫太郎の猛毒を解毒し、宇髄の命は救われたのだった。 ちなみに妻3人は、突然炎に包まれたせいで「火葬しようとした」と勘違いし(*6)、特に須磨は禰豆子に対して「お尻を叩きます!お姉さんは怒りました!!」と顔芸で喚きながら折檻しようとしたが、毒が消えたことを知ると一転して号泣しながら夫に抱きつき、禰豆子に礼を述べた。 そして、宇髄の連絡を受け現場に急行した蛇柱・伊黒小芭内が到着する。 自身の引退の意向を示す宇髄に対し、伊黒はネチネチ皮肉を交えながら「ただでさえ若手が育っていないんだから早く怪我治してこれからも頑張ろうぜ(意訳)」と難色を示す。 そんな伊黒に宇髄は「いいや若手は育ってるぜ お前の大嫌いな若手がな」と笑みを浮かべなから返すのだった。 忍時代から自らの在り方に苦悩し、そして幾人もの命が自らの手から零れていったと自身を卑下していた音柱・宇髄天元。 しかし、宇髄は部下と共におよそ100年ぶりに上弦の鬼の一角を討伐するという偉業を成し遂げた。 そして何より、禰豆子の血鬼術や伊之助の山育ち故の特異な体質も絡んだ結果論ありきとはいえ、愛する3人の妻と自身を慕う若き剣士たちの命、自身の手が届く範囲の人間の命を確かに守り抜き、死の遊郭から全員を引き連れて帰還したのである。 ちなみに隠の後藤によると、炭治郎たちは互いの無事を喜びあった直後に気絶したとのことだが、宇髄はというと、嫁に支えられながらとはいえ自らの足で戦場を後にしたという。 後処理に訪れた隠達はその頑丈さに全員がドン引きしていた。おまけに引退するどころか隊員として普通に任務に励んでいることも発覚。 主人公達がいくら成長しようと、やはり柱は別格の存在のようである。 しかしそれでも片目と片腕を失っては柱を継続することは難しかったようで、戦闘後に柱の称号を返上。後進の鬼殺隊士の育成に勤めており、特別強化訓練「柱稽古」では第1の試練担当として3人の妻とともに指導に当たり、体力強化のためのスパルタ指導を行なっている(*7)。 柱稽古編では頭の巻き布をやめて従来の額当てに似た眼帯をつけ、下に隠していた長めの髪をさらして着流しという出で立ちで、相変わらずの派手さだった。 死線を共にした炭治郎が稽古にやってきた時は、嫁さん3人とともに遊郭編にはなかった素の笑顔で喜んでいた。 ◆余談 ・間違われやすいが… 「宇随」ではなく「宇髄」である。 ・卑下してはいるが… 祭りの神を自称するなど自信に溢れる言動だが自己評価は低く(忍という育ちに対する自己嫌悪もあると思われる)、本人は柱の中では才能に恵まれないと自称している。 読者からも上弦の中では最も格下の陸との戦闘で引退に追い込まれたことから「最弱の柱」呼ばわりされることも。 但し、痣の発現無しで上弦と互した柱はほぼいない中で、宇髄は「譜面」完成後なら隻腕・隻眼となった状態でも妓夫太郎と互角に渡り合えた。 何より上記の通り100年以上倒されることがなかった上弦の鬼の討伐を成し遂げたことから、歴代の鬼狩りの中でも屈指の実力者であることは間違いない。 また本作では非常に重要な毒への耐性持ちなので、「後半まで健在だったら戦況が大きく変わっていたのでは」との声も。 ・モテる 柱の中では一番モテる。聞き上手であることがモテる秘訣で、三人の嫁を抱えてる器量からも納得である。 ・派手好きの一方で… 忍時代の地味さの反動から派手好きとなったのだが、ファンブックにおける妓夫太郎からの評価など地味な箇所での技量や堅実さが高く評価されており、忍時代の性が骨の髄まで沁み込んでいる事が窺える。 ・鎹鴉まで派手好き 大正コソコソ話によると、自身の担当になっている鎹鴉は宇髄同様に派手好きな性格。 鴉の中のファッションリーダーらしく、宇髄やムキムキねずみとお揃いの宝石付きの額当てを装備している。 ・「キメツ学園」では 番外編『中高一貫!キメツ学園物語』では学園の美術教師を担当。 本編と同様にモテモテなようで、「輩先生」と呼ばれ慕われているが(*8)、授業中にダイナマイトを爆発させようとする困った人でもある。 なお、3人の嫁達も購買の店員として登場しているが、関係性は不明。 教師なのに、生徒である炭治郎、善逸、伊之助とバンドを組んでいるが、歌も演奏も壊滅的に酷い。小説版のとあるエピソードでは、キメツ学園が総力を挙げて彼等の学園祭参加を止めようとしている。バンド名はハイカラバンカラデモクラシー。 ならば俺が派手に追記・修正してやろう 誰よりも派手な記事を書いてやるぜ もう派手派手だ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ド派手に行くぜ!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ まきをが石上静香、須磨が東山奈央、雛鶴が種﨑敦美か。やっぱり豪華な面子。 -- 名無しさん (2021-12-06 21 52 39) 新OPが鬼滅の世界観に落としつつも宇髄さんらしい派手な曲でますます楽しみ -- 名無しさん (2021-12-07 19 35 00) 「お前の人生幸せだな(“自分が守るべきだったはずが助けられなかった人たちが大勢いる”旨の自嘲でしたが、よりによって戦っていた鬼の過去は……。皮肉にも彼の故郷も鬼の正体同様『女に自由がない世界』……)」、そもそも鬼殺隊側は鬼の過去など知りようがないから誰にも非はないとはいえ「それ鬼に堕ちた遠因なんや……」を知らぬうちに抉ってしまうのがまた辛い -- 名無しさん (2021-12-12 14 29 45) ↑×2 『残響散歌』歌詞にところどころ音柱を歌った箇所があってベリーグッド! -- 名無しさん (2021-12-15 16 42 31) 「忍獣」の二字を見ると頭に「怪」の一文字を付けたくなってしまう昭和特撮世代の悲しい習性((´;ω;`)ウッ…) -- 名無しさん (2021-12-19 15 03 13) イケメン嫌い(善逸)を部下にしたとは知る由もなく、仲介(解説)役になりそうな炭治郎は真っ先に潜伏完了していた・・・w -- 名無しさん (2021-12-19 15 56 28) ムキムキねずみの声、木村昴かよ。 -- 名無しさん (2021-12-27 00 08 34) アニメ版のムキムキねずみの気合の入り方に草。公式グッズ発売で更に笑った -- 名無しさん (2021-12-27 00 25 41) 相変わらず声優の無駄遣いっぷりがド派手過ぎる -- 名無しさん (2021-12-27 23 16 19) 良く見たらOPにムキムキネズミ出てるんだな -- 名無しさん (2022-01-03 09 57 46) ( 忍者でも海賊でもなく、ゴセイナイトのCVさんだけど )宇髄「 忍ぶどころか、暴れるぜ! 」 or 「 ド派手に行くぜ! 」+ 不死川さんのCV 関さん「 ファァァイナル・ウェェェェェイブ!! 」...をイメージしたヒトは結構いると思う...かな? -- 名無しさん (2022-01-03 16 40 10) ↑×7【大正コソコソの更に後】伊之助「…で、オッサン、『忍獣』ってのはあんたが考えたのか?他の忍者も使ってたのか?」天元「う~ん、戦国時代に根来忍者がカブトムシとかフクロウとか白蟻とかを仕込んでたらしいんだな。あと、風魔ならぬ『魔風忍者』ってのも使ってたらしいんだが、資料で見る限り荒唐無稽過ぎて…だいたいサザエを忍獣に仕込むって信じられるか?俺はウソだと思ったねぇ」 -- 名無しさん (2022-01-05 15 06 39) アニメでの引率の先生感の凄さよ -- 名無しさん (2022-01-23 01 43 59) 「お前上弦じゃねえだろ、それにしちゃ弱すぎる」からの若干ギャグっぽい流れから、すぐに「何でこいつ首落としたのに死なねえんだ」と気付いて気を引き締めるの強者感あって良い -- 名無しさん (2022-01-23 02 13 39) アニメ版だと嫁さんのふとももと尻と谷間が気になって話に集中できねぇw -- 名無しさん (2022-01-24 17 56 31) 柱や鬼狩りに共通してる練り上げられた肉体と卓越した剣技に加え、流れや状況を把握して「譜面」を完成させながら戦うのがカッコいい。 -- 名無しさん (2022-01-24 19 08 52) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-01-25 15 21 12) ログ化しました -- (名無しさん) 2022-02-10 10 33 26 ほとんどの隊士が辿る鬼に身内を殺されて入隊って経歴じゃないからか価値観がフラットだよね。悪い意味じゃなく普通 -- (名無しさん) 2022-02-15 21 31 05 宇髄さんの音の呼吸は雷の呼吸から独自に生み出したモノ...ってことは、鳴柱の桑島とは知り合いなのかな? -- (名無しさん) 2022-02-15 21 46 43 これだけ人徳性に差があることを考えると、弟が主導で引き継いだ実家の忍って普通に断絶しててもおかしくなさそうだけど、原作でもそういうのって明言されてないの? -- (名無しさん) 2022-02-19 01 30 05 確か上弦を倒したら五体満足でも引退を決意してんだよな。頭領の産屋敷なら許してくれると思うが、魔戒騎士の様に家族を失おうと命ある限り戦い続ける組織だったら、後ろ指を指されて批難されていただろう。 -- (名無しさん) 2022-05-04 08 13 29 ちゃんと心の内に一本スジの通った信念があるのでこんなにもカッコいい。 -- (名無しさん) 2022-07-02 18 55 24 正直最初はただの傲慢キャラで柱であること鼻に懸ける奴と思ったら愛妻家、仲間想い、上の者を敬い、面倒見がよいというモテない理由がないガチのイケメンだった。個人的に無一郎が体格羨ましがったり、身体能力、経験値の高さから柱では真ん中の実力だと思う。 -- (名無しさん) 2022-11-02 00 57 25 目の前で旦那燃やされた(ように見えた)のに、次に出て来る言葉が禰豆子への罵倒じゃなくて「お尻を叩きます」なのが人の好さを感じさせて好き。嫁三人も出番少ないのに良いキャラしてる -- (名無しさん) 2023-05-03 19 52 34 ↑柱稽古とエピローグの出番が今から楽しみですね。 -- (名無しさん) 2023-05-03 20 04 37 初登場時や連れてく時の悪印象を完全に払拭した男。あの活躍でも対鬼に置いて実質柱下位だから煉獄はじめ柱の層の厚さと印象強めたいいキャラクター -- (名無しさん) 2023-06-01 10 13 35 記事でも触れてるけど、最終決戦にいたら結果が変わっていたかもしれないし、本人が最弱と自称しても「譜面」作成能力がめちゃくちゃ強い。途中リタイアしたのが惜しい人材だわ -- (名無しさん) 2023-06-28 01 05 25 柱会議の時は隊士が鬼連れてるとかって前代未聞の案件だし、遊郭編では嫁三人の安否不明とか身内になにか起こってる非常事態だからな… 前者は冷静でいられても後者はどうしようもない… -- (名無しさん) 2024-01-07 22 03 42 嫌いな柱などいないけど鬼滅の刃の中では炎、音、風の柱が最高に好き! -- (名無しさん) 2024-05-16 17 43 52 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/03/10 Sat 20 12 59 更新日:2023/01/29 Sun 12 36 36NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 インド 三大宗教 三教 三法印 上座部仏教 仏教 大乗仏教 天部 如来 密教 戦争の種にならないことで有名 ←ということもなかった 明王 本地垂迹 生きている人のための宗教 神を持たない宗教 菩薩 諸行無常 釈迦 開祖は最近立川で家計簿とにらめっこする毎日 ざっとした概要 仏教ってなに? 哲学っぽい宗教。仏となるための教え。これを説き始めたのは、釈迦(シャカ)族の王子ゴータマ・シッダールタ。 日本では古くに神仏習合(=神道との融合)をして、今に続いている。 日本では、確かに外来に由来する神道(信仰)の一部という感覚で取り入れられたが、扱いについては暫くは坊さん達による研究、国家守護の為の学門という扱いで一般人向けでは無かった。 仏教の側面には多神教・アニミズム・汎神論がある。同時に、一神教・無神論・虚無主義・楽観主義・反神秘主義・反形而上学なども。 仏ってなに? 「悟りを得た者」を指す語。仏陀(ブッダ)、特に悟った後のゴータマを指す。 「仏」の語が指すものは他に、死者・絶対者・無・虚無・虚空・霊・魂・八百万の神的存在・あらゆる全てなど多種多様。 もう少し細かい概要 仏教とは何か? 元々の目的は、自らが仏になること。元々の形態は、実践的思想と思想の実践。 教団化した後の大乗仏教も目的は同じなのだが、解脱があくまでも個人的な体験である(と思われる)以上、一度の人生での修行の完成をあくせく急いで目指すよりも、来世を繰り返す中でいつかの人生での解脱を目指して日々を正しく生きる事が何よりも大事である。……とされるようになった。 僧の身ならばついでに困ってる人でも助けられる位にまでなれば御の字である。 世の中には苦しか無いが、原因を突き詰めていくと凡ては有るけど無いも同じだと御釈迦様がお気づきになった時に仏教は産声を上げたのだと、仏教では考える。 宗教学・神話学の研究によると、もともとの初期仏教の教義(特に知識階層向けの教義)は、信仰するべき神を持たない。しかし現在の仏教は、前述のように多神教や一神教などの神秘主義的・形而上学的な側面も持っている。 この理由は、仏教が象徴的な「師」を崇拝しているためである。この「師」は例えば、開祖のゴータマ、ゴータマ像から派生した仏(如来・菩薩・明王)、神々(天部)である。 こうした多面性は、仏教のベースがインド神話(古代インド哲学)であることも理由である。 歴史学から見ても、その影響力は大きい。しかし、西洋では長らく中途半端に知られていた。例えばかつての西洋では、ブッダは古代ローマの神、エチオピア人、またはマーキュリー(ヘルメス)と同一視されていた。さらには仏教の虚無主義的な面ばかり注目したことで、イエス・キリストの打破を目指す悪魔崇拝だと誤解されることさえあった。 この辺は大乗仏教が伝わった日本でも勘違いされている事だが、本来の仏教の目的は仏様を拝む事では無いのである。 これを分析し再評価する人々が現れ始めたのは、近代になってからである。オリエンタリズム・民俗学・文化人類学からの注目が高まり、さらに哲学や社会思想が仏教を取り入れた。 自然科学的な哲学は、仏教の開祖であるブッダ(ゴータマ)を、超常者でなく哲学者と見なしている。 一方で現代でも世界宗教の一つであるし、物語やファンタジーにも影響を与え続けている。(*1) 仏とは何か? 空(インド哲学)の項目もあるように、この世の真実に目覚めた人のこと。 故に如来、仏陀である。(意味は同じ) 前述の通り多義的な存在。古代インドや初期仏教では基本的に「悟りを得た者」だったが、後に神格化・神秘化が進み、多種多様な神話や宗教と融合するに至った。 その結果、仏教には相反する無数の性質が含まれるようになった。例えば、 一神教としての仏教 仏教とキリスト教には類似性がある。端的には、「景教」はキリスト教ネストリウス派から始まり、仏教と融合していった。景教の広まった地域には、中国はもちろんとして、日本も含まれると推測されている。 アジアでは一神教(キリスト教)そのものも広まっていった。日本ではイエズス会による布教があり、神仏習合の文化に加わっている。例えば、唯一神は「大日」と日本語訳され、大日如来と同一視された。 (なお神仏習合によって、大日如来は日本神話の最高神かつ皇祖神である「天照大御神」と同一視されていた。また、明治維新による近代化以降では、神道の一神教化(≒国家神道化)および、天皇の唯一神化が進められた。 例えば、帝国大学の宗教学者の加藤玄智は、「日本に於きましては天皇陛下に対し奉る時は吾々臣民は絶対的服従でありますが、西洋に於きましては、歴史的に神に対して絶対的服従を要求されて居ることになつて居ります」と発表した。) 汎神論としての仏教 例えば、四字熟語に「 一切皆仏 」「一切皆空」(いっさい全ては仏=空)とある。真理と虚偽、強と弱、金と塵、あらゆる物事さえも仏と見なす仏教思想には、二項対立や多元論をまとめる一元論がある。「生滅即不生滅」「万物同根」「是非一体」「有無一体」とも。 これだけではイミフすぎるが、そもそも敗北や死も「仏」なのが仏教である。 「解脱は名づけて虚無といふ。虚無はすなはちこれ解脱なり。解脱はすなはちこれ如来なり」 滅びること(= 寂滅 )は仏に成ること(=成仏)、と仏教では説かれる。というのも、成仏・虚無・虚空はまとめて「ニルヴァーナ」(nirvana)と表現されるため。仏や僧侶の滅びも寂滅・入滅という。 元々の仏教では、仏であるゴータマが死んだ(=80年の生を終えて涅槃(ニルヴァーナ)に入った)ことを、寂滅・入滅という。 「仏」が「成仏」するという話にハァ?となるかもしれない。だが、そもそも仏教や多神教では前後の論理展開がぶっ飛んでいるのがザラ。例えば、大黒天(=シヴァ)は「殺害、剃刀、殺されたもの」("the killing" "the razor (that kills)" "that which is killed")という異名がある。 あなたは”時”にして、悪い時、未熟な時、熟し過ぎた”時”。 あなたは殺害、剃刀、殺されたもの。 あなたは助力者にして敵対者。そしてこの両者の破壊者。 (山際素男訳『マハーバーラタ』第7巻 159ページ 三一書房) Thou art Time, thou art bad time, thou art time that is premature, and thou art time that is over-mature. Thou art the killing, thou art the razor (that kills), and thou art that which is killed. Thou art the auxiliary and thou art the adversary, and thou art the destroyer of both auxiliaries and adversaries. ( Mahabharata Book 12, Section 285(CCLXXXV) ) なぜ加害側と犠牲側が同一なのか? そもそもなぜ「A」と「Aでないもの」が同一なのか? 説明は全くないが、ともかくそういう一体化がインド的思想・仏教である。 言わば「逆もまた真なり」。 そこに説明をつけたり解釈を加えると、仏教の哲学的側面が強まってくる。 この辺も空(インド哲学)で説明出来てしまう。 ざっくり言うと、仏になること(=解脱)とは、束縛から解き放たれることである。 象徴的・神秘的に言うと、輪廻の輪から外れて二度と自分の望まぬままに生まれて来る事の無いことである。 生き物に限らず、生きとし生ける物は自分の生の形を選べない。 人の身ばかりか神や魔すらが生まれもった宿業や属性から逃れられないが、仏のみはそれすらからも自由なのである。 因果応報や宿業、善いことをすれば来世が報われる、悪い事をすると地獄に落ちるといった事が仏教的な戒めとして語られるが、本来の仏教にそんな思想は無い。 と云うより、それらのインド的な運命論から逃れる道として御釈迦様が見出したのが仏教(=仏に到る道)なのである。 つまり、人としての釈尊の死も何らおかしいものではなく、悟りを拓いた釈尊は浄土を開き輪廻を超越した“仏”と“成”ったのである。 己は最初から『無我』であり、この世は『空』である。 釈尊は二度と自らの望まぬままに生まれてくることは無い。 この境地と同じ処に行こうと云うのが“教え”なのだ。 根本的な教典を紐解けば大乗仏教の基本も同じである。 よって宗教としての仏教の本質とは御釈迦様の言葉の積極的な解釈と普遍化によって、それを学ぶ人間皆で御釈迦様に近い所に行こうとする行為なのだとも言える。 日本では最初は国家の守護を担う役目を担わされ、現在では生を終えた人を彼岸に送る宗教として定着しているが、それを仏教の本来の道から外れた道と呼ぶのもまた違う。 仏教とはあくまでもその時に生きる人を救う為の思想であり、世の姿もまた時と共に刻々と変わるものだからである。 仏の教えに触れたものが正しく生きる道を選んだとするのならば、それは間違いなく仏の道に沿った行いであるし、 仏の名により救われた衆生が自分もどんな形であれ、仏の道に沿いたいと願うならば、そこには貴賤も差別も性差も年齢の差も無いからである。 細かい経緯 ■仏教 『仏教』は紀元前6~5世紀頃にインド(というより現在のネパール)で誕生した、成道者(仏陀)たるシャカ族出身の偉大なる王、ゴータマ・シッダールタが開いた世界三大宗教の一つ。 誕生したインドでは隣接するイスラム教徒と、排斥したバラモン教が姿を変えたヒンドゥー教徒による激しい攻撃を受け滅亡寸前となったが、 対岸のスリランカやタイ、ヒマラヤのチベット、中国を経て朝鮮半島や日本と云う、東アジアに信仰が広がった。 ※インドに関しては吸収によるヒンドゥー化と云うのが正しい模様。 根本的な世界観が共通しているのである。 特に日本では、道教の影響を受けて変化した大陸仏教から更に、日本古来の神道と結びつく等の独自の進化を遂げており、 他地域の仏教とは大きく形態を変えているのが特徴である。 現在の総信者数は約4億6千万人と、三大宗教では第3位。 実はヒンドゥーに信者数では負けているのだが、インドにのみ限定されるヒンドゥーに対して、 他地域の文化圏に強い影響を与えた歴史により三大宗教に数えられている。 インドでは滅亡寸前と云うのは事実だったが、近年では再びバラモン教に根付くカースト制度への反発から仏教に回帰する傾向も見られる様だ。 また、ハリウッド俳優を初め西欧人にも仏教徒である事を公言する人も増えている。 【起源】 シャカ族の王子として何不自由ない暮らしをしていたシッダールタ王子が29歳の時に「自らの満ち足りない心(苦)」を晴らすべく家と妻を捨て、 バラモン教の修行者となったのが始まり。 しかし、バラモンの厳しい苦行の中でも疑問は解けず(断食、片足立ちによる生活…etc.)、6年目にして苦行を「無駄」と看破しネーランジャラー川で身を清め、 村娘スジャータの乳粥で腹を癒やすと菩提樹の下で瞑想に入り、 「この世の全ては複雑に他の物と結びつき、自由にならないのが本当なのに、愚かにも執着を持ち手放したくない等と願うから思い悩むのだ、 ならばその原因を見定め、それへの執着を捨てる事が出来れば幸福(輪廻から解放される)になれる」……と云う真理を悟る。 ……これが仏教の基本原則であり、教えの基本である。 後の大乗仏教で極楽往生を目指す、六道輪廻からの解脱を目指すと云う思想が誕生しているが、 結局の所はこの真理を悟り、仏陀となった釈迦牟尼(シャカ族の聖者)の思想を多くの人が実現出来る様に分かり易いイメージを後付けしただけに他ならない。 この真理を得るべく御釈迦様が得たのが「中道」の思想であり、これは「どちらにも属さない境地」を示す。 無論、優柔不断を奨励している訳では無く、自らの意志で真理を見極め、確固たる自分であれ……と説いているのである(己の解答に否定に否定を重ね、己の存在を疑う程に突き詰めても尚、答えを投げ出さない事で漸く答が見えるかな?と云う境地である)。 この「中道」を貫く為に示した道が「八正道」、 上記の宿縁と解脱を4段階に分けて説明したものを「四諦」と云う。 ……さて、偉大な聖人の誕生を危惧して瞑想の邪魔に訪れた「魔羅(マーラ様)」をも退け真理を得た御釈迦様だが、 当初は自分が至った境地が他人に理解する事は不可能と考え、自分一人の胸の内に閉まっておくつもりだった(実際に伝わったかどうかは怪しい)。 ……しかし、真理の達成の後の更なる瞑想の最中に、バラモン教の最高神である創造主ブラフマー(梵天)が御釈迦様の下に現れ、 その真理を万物の生命に伝える事を懇願(梵天勧請)。 これにより、神をも自らの思想に従えた御釈迦様が、自らの真理により世の中の苦しみを無くそうと旅に出たのが教義の起こりとなったのである。 【大別】 仏教は大まかに分けると上座部仏教と大乗仏教に二分できる。 またこの二系統に加えて、チベット仏教を第三の系譜として区分されることもある。 以下に、その違いをざっくり説明してみる。 ■上座部仏教 開祖の釈迦に倣い、修行により世の凡る苦難と執着からの解放により仏(如来)となるのを目指す。 スリランカやタイ、東南アジアと南方に派生した為に南伝仏教ともいう。 もっとも、後には現地の信仰と結び付き大乗仏教のような形態となっている。 上座部とは、釈尊の弟子の内の古参の派閥から派生したと云う意味であり、彼らが集会で上座に座っていたことから付けられた。 言うなれば、本来の形式を守りたい保守派の呼び名であったのである。 基本経典を古代インド言語のパーリ語で記したことから「パーリ仏教」ともいわれる。 ■大乗仏教 原始仏教のうち、修行者では無い信者をも救うべくとの考えから生まれた大衆部仏教が形を整えられたもの。 中国で当地の道教思想・儒教思想を取り込む等、伝わった土地の思想も取り込みつつ大勢を救う道を示すのが特徴。 バラモンの神秘思想が取り込まれた発展型である秘密仏教(密教)や、釈尊に倣い瞑想の中で真理を悟ろうとして生まれた禅も含まれる。 要は、釈尊の言葉の積極的な解釈と研究により個人のみで修行を完成させるのではなく、知識を皆で共有したり、それを利用して僧ではない信徒にも悟りの道を拓こうという改革派の呼び名である。 三大宗教としての仏教とは、この大乗仏教の分派と発展により根付いた歴史だと言える。 なお、上記の上座部仏教を南伝と呼ぶのに対して、こちらを北伝仏教ともいう。 ■チベット仏教 原始仏教のうち、ヒンドゥー教に飲み込まれる少し前の仏教がチベットに伝来したもの。 上座部仏教(南伝仏教)とはインド古来の仏教の教えを継ぐ点で共通項があるが、南伝系は釈迦没後から初期の教えを土台とするのに対し、 チベット系は釈迦没後より数世紀を経て密教などが発展した、いわゆる後期インド仏教を受け継いだ点で異なる。 広義の大乗仏教に含まれるが、大乗仏教の主流をなす漢籍仏教とは相互に影響がほとんどないのが特徴。 チベットからモンゴル、満洲族など、主にユーラシア大陸北部に広まった。 ※大勢を救う大乗仏教に対し、修行者自身しか救われない上座部仏教を小乗仏教と呼んでいた時期もあるが、現在では侮蔑語とされる為に自重するのが正しい。 上座部仏教の立場からすれば念仏を唱えるだけで修行者以外も救われる大乗仏教に一家言ある所であろう。 尚、元来は釈迦は現世の苦しみを救う事のみを説いている為に死者や霊魂、死後の世界の概念等は存在していなかったのだが、 大乗仏教に於いては地獄や極楽の概念が生まれている。 ※より正確にはインド哲学の根付いた社会で生まれたので、来世や輪廻、霊魂の有無は「当たり前」の所からスタートしている。 釈尊が呪術を否定したのも、本質を見失い修業が疎かになるのを戒めた為で、身辺を守る祈祷や在家信徒の願いによっては弟子達にも呪術は許していたそうである。 【主な用語】 ■仏陀 本名はゴータマ・シッダールタ。 梵名シャーキ(釈迦)。 仏陀とは「成道者(真理を悟った者)」と云う尊称で、古代インドの聖者の事で仏や如来と同じ意味となる。 日本での通称は釈尊、御釈迦様、釈迦牟尼。 29歳にして修行の道に入り、35歳で真理を悟って以降、80歳で入滅するまで45年に渡り布教に努めた。 釈迦とは出身部族の名前であり、釈迦牟尼とは“シャカ族の聖者”と云う意味である。 歴史上、仏陀と呼べるのは御釈迦様しか居ないのだが、仏教では世界は人間如きには計れない程に長い時間を循環すると考えているので、 釈迦以前にも6人の仏陀が居ると説かれた(釈迦を含め「過去七仏」と呼ぶ)。 釈迦の教えが完全に忘れ去られる末法の世界には、弥勒菩薩が未来の仏陀として降臨すると予言されている。 ちなみに、よくインド人扱いされるが、生まれたのはネパールである。 ■阿羅漢 原意は「資格を有する者」。施しや尊敬を集めるに足るある一定の域に達した修行者を指す。 学説も様々で大本の確たる定義も定かではないが、 大乗仏教に関しては「成道者だが、自ら開眼した仏陀と違い、他の聖者からの教えを受けて悟りを開き解脱した者」としている。 釈尊その人に「自分と同じ域に達した」と認めた500人の直弟達である五百羅漢と「過去七仏」を区別するといった意味をもつ定義だが、 宗派によって解釈はバラバラ。 ■三法印 仏教に於ける人生に於いて知って、目指すべき三つの基本原則。 諸行無常 世の凡ての物は絶えず変化し留まる事は無い。 諸法無我 世の凡ては因縁により生じ、何物も独立はしないと云う事。 涅槃寂静 煩悩を断ち切り涅槃に至れば、凡て無問題。 ■三蔵 中国では『西遊記』でも有名な偉い坊さんの名前としても引き継がれているが、経蔵、律蔵、論蔵の三種の基本教典の形態の事。 経蔵 御釈迦様の言葉を纏めた物。大乗仏教や密教の各根本教典も含まれる(釈迦の言葉の解釈と扱われる為)。 律蔵 仏教教団の守るべき戒律を纏めた物。 論蔵 仏典の注釈書。 この三蔵をマスターした僧侶を「三蔵法師」という。そのため西遊記の玄奘のほかにもこの称号を得た僧侶はいる。 ■六波羅蜜 安心して彼岸に渡る為の修行法を6段階に分けて解説した物。 布施波羅蜜 財や仏の教えを施し安心を与える。 持戒波羅蜜 戒律を守る。 忍辱波羅蜜 苦難に耐える。 精進波羅蜜 仏道を極めるべく努力する。 禅定波羅蜜 瞑想により精神を養う。 般若波羅蜜 真理に至る智慧を得る。 ※般若とは仏教用語で「智慧」の意味。 ■六道輪廻 天道 人間道 修羅道 餓鬼道 畜生道 地獄道 ……の六道を指し、解脱をするまでは輪廻の転生の輪を廻り続けると云う大乗仏教の思想。 あるいは、輪廻は空間的事象や死後に赴く世界ではなく、心の状態を示しているともされる。 「神」の住む天道も衆生の一つに過ぎず死後はまた閻魔の裁きを受けて六道のいずれかに転生する。 仏教の天道では悟りを啓くこともできないし死すらある。 更に上位に仏の世界が位置するが、本来的には上位と云うより完全に輪廻から外れた世界であり、これを浄土と云う。 【仏の種類】 ※本来の仏とは釈迦のみだが、仏教の成立によりバラモン教の神々や仏教の教義の解釈に伴い、様々な仏が考え出された。 尚、人が死後に仏や神になるのは一神教でないなら割とある。(*2) ■如来 梵名 タターガター 上記の様に本来「仏」とは如来のみを指す言葉であった。 成道者たる仏陀を指す言葉だが、大乗仏教の成立と派生により、様々な思想上の「仏」が生まれた。 釈迦に倣い、シンプルな修行者の姿をしているが、思想上の最高仏である大日如来のみは王者として煌びやかな冠と衣を纏う。 ■菩薩 梵名 ボーディーサットヴァ 元来は修行中の釈迦が神格化された存在で、 転じて如来の前段階にある仏や、自らも修行中の身でありながら、衆生を救うべく菩薩の位置に留まる(と、された)仏をこう呼ぶ様になった。 菩薩とは梵名を漢訳した菩提薩埵を略したものである。 如来に比べて衣装が煌びやかなのは、王子であった釈迦の姿になぞらえた物。 観世音菩薩や地蔵菩薩などが有名。 ■明王 本来は密教独自の尊格だが首位の不動明王や愛染明王は一般層にも信仰される。 如来が姿を変えた者、或いはその従者であり、悪魔や悪竜、悪鬼と云った救い難き者も仏陀の教えに力づくでも導き救う。 菩薩と同じく煌びやかな衣装を纏うが、戦闘専門らしく忿怒相で武器を携えた姿が多い。 持明者(マントラを操る者)の王者と云う意味。 ■天部 バラモン(ヒンドゥー)の神々が釈迦の説法に感銘を受けて帰依(屈伏)した存在。 本来は密教独自の尊格だが、多様な現世利益の効能から日本の神々に混じり熱い信仰を得る。 仏教を広める存在では無い為に地位は低いが、非常に祟りが多く、本格的な信仰や扱いが難しい鬼神の類も多い。 四天王や、その主の帝釈天、弁才天等が有名。 民間信仰にも良く取り入れられ、神社で日本由来の神様と仲良く祀られたりもしている。 ■垂迹神 仏教の仏や神が神道や民間伝承の神と集合した存在。 古事記の神々は実は仏教の尊格の変身であるとするのが基本形だが、日本独自の尊格も生まれている。 「権現」や「明神」とは元々は垂迹神を指す言葉である。 ぶっちゃけた話が、各文化圏に適応すべく土着神とのすり合わせを行う、多神教で良く見られる習慣といったもの。 ■三身 大乗仏教における、仏の3種の在り方。三身説とも呼ばれ、仏教を大衆向けに体系化する過程で生まれた解釈の一つ。 元々二身と定義されていた他、「そもそも完全な一である仏を分けて考えるべきではない」という意見も昔からあるが、主として次のように定義される。 ■応身 仏が衆生を救済すべく、教えを広めるために現世に現れた姿。分かり易く化身とも言われる。 その代表とされるのが生前の釈尊。 ■報身 仏陀となるための修行を成し、完全な功徳を備えた身。悟りを開いた者が入滅した、正真正銘の不滅の成道者。 神格化された釈尊である釈迦如来や大乗仏教の代表的な如来である阿弥陀如来や薬師如来がこれ。 つまり、既に修行を経て仏となった者を指す。 ■法身 仏陀の教えそのものとしての仏の身。要は、教えが不滅たる仏の身体ないし存在そのものである、という解釈に基づく。 教えの中に釈尊その人の人格や、そこから来る更に深い理解を得ようという発想から生じた概念とも言われる。 仏教の成り立ちの起源を釈尊以前にまで遡るばかりか、宇宙開闢をも越えた平行世界的な観点から見出だそうとした「華厳経」の盧遮那仏や、更にそれをも発展させたと考えられる、多元宇宙的な概念をも内包する密教思想の根源仏である大日如来をこう呼ぶのは、宇宙その物の法則とも呼ぶべき天然自然の理が釈尊を誕生させたのだ……と考えられた為。 つまりは宇宙の根元と=としての仏の本性こそが「空」であり、宇宙その物である故に、そこに存在する凡ての物もまた、等しく仏となり得る証となるのである。 【仏教の登場人物や教義をモチーフとした作品】 ブッダ(手塚治虫) 聖☆おにいさん(中村光) 仏ゾーン(武井宏之) 孔雀王(萩野真) 阿佐ヶ谷zippy(岩佐あきらこ) 悟れ!弥勒ちゃん(ぼるぴっか) 一休さん 西遊記 女神転生シリーズ 女犯坊(滝沢解) 追記・修正は自らの成すべき生き方を見つけ、輪廻より解き放たれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブッダがある男をジゴクから助け出すため、切れやすい蜘蛛の糸を垂らした。ナンデ? -- 名無しさん (2013-12-15 06 24 23) ↑地獄に居たそこ男が「かつて小さい蜘蛛を助けたことがある」から、その小さい蜘蛛に見合った救いを差し伸べた。更に言えば、「蜘蛛の糸が切れないようにと、男が自分の下の奴らを蹴落とそうと暴れた所為で、蜘蛛の糸が切れた」。つまり「自身に固執せずに、広い心をもつか無心で上り続けていれば、蜘蛛の糸は切れなかった可能性が高い」。お釈迦様が男の人間性をテストして、男は落第だった。それだけ -- 名無しさん (2013-12-15 06 36 12) 有名な「日本人に見つかった結果」の一例。日本に伝来していきなり魔改造の洗礼を受けた。 -- 名無しさん (2014-01-03 21 45 51) ↑個人的には浄土信仰辺りから日本の仏教は(本家から見て)おかしくなり始めた気がする -- 名無しさん (2014-01-03 22 06 30) 世界に先駆けて 坊さんの妻帯許可と女人解禁やったんだよな 日本仏教 -- 名無しさん (2014-01-03 22 15 11) 水戸黄門なんかは儒教を勉強してたから「仏教は仏教、神道は神道できちんと分けろや!」とか言ってたそうな。 -- 名無しさん (2014-01-03 22 19 25) ↑まあ彼が信奉してる南朝の国教自体が…立川… -- 名無しさん (2014-01-03 22 22 13) そう言えば今開祖がルームシェアしてるのも立川だな -- 名無しさん (2014-01-03 22 27 33) 福井県の爺さんが 家が熱心な真宗門徒なのに 先祖が織田信長と 一緒に一向宗を駆逐したとか自慢げに話してたな 宗門にも色々あるんだな -- 名無しさん (2014-01-23 19 26 16) うーんゲイのサディストってタグ外れないものか。ニンジャスレイヤー限定だし。なんか辛い(;w;) -- 名無しさん (2014-09-23 16 04 33) 執着捨てんのなんて死んでからいくらでも出来るし、生きてる間は俗物でいいや。 -- 名無しさん (2014-09-23 16 22 20) 江戸時代、檀家や寺請けやらで権威持って好き勝手やっていたのは悪い……かもしれないが悪いのは俗な坊主であって建物や巻物や仏像に何の罪があったって言うんだ。 -- (2015-02-11 23 32 39) アブラハム宗教とは違って、金と絡むイメージがなくていいですね -- 名無しさん (2015-02-11 23 43 00) 悟るなんて俺にはできないが、不貞寝ぐらいならできる -- 名無しさん (2015-11-20 14 39 01) ↑浄土真宗のターゲットまんまじゃないかw -- 名無しさん (2015-11-26 23 29 27) 資産は持たないけど修行場を使う権利はもらうよ! 寄進することは徳だよ!ってあたり現代仏教の基礎はできてたような気もする -- 名無しさん (2016-10-06 16 23 42) ↑リアリストの集団ですから。 -- 名無しさん (2016-10-06 18 39 44) 調べてもわかんなかったからここに書き込むんだけど、千手観音って男?女? -- 名無しさん (2016-10-06 21 16 32) 観音は両性というから、千手観音も多分両性具有か無性 -- 名無しさん (2016-10-06 21 46 59) ふたなりかぁーっ!! -- 名無しさん (2016-10-06 22 09 51) ↑観音は一応男性設定だが、変化観音には女身も多いので実質両性になれる。チベットだと女神なのに日本だと白衣観音になってたりするし、観音自体も元々が女神らしい。 -- 名無しさん (2016-10-06 22 36 06) 執着を捨ててもいいけど、どうせならそれをいい方向に活かしませんか?(by密教) -- 名無しさん (2016-10-10 22 40 43) 悟りを開くには執着を捨てろと言われたので悟りを開くという執着を捨てました -- 名無しさん (2016-10-26 19 44 12) それもまた悟りへの道 -- 名無しさん (2016-10-26 19 47 44) なんか一時の感情とかで揺れ動いたりせず、理性で物事を判断できるようになる……みたいなイメージだけど少し違うのかな -- 名無しさん (2016-11-12 01 58 06) ↑怒りや憎しみの感情が沸いたとしても、それすらも原因を探ってしまおうってのが正しいと思う。別にネガティブな感情や欲望も捨てろとは言ってないんだよね。それに振り回されてるのは愚かだけど、突き抜ける程にその感情に自分が突き動かされる原因を探ってそっちから自分と世の中の関係の解答を見つけちゃったらそれも悟り(そこまですると元の行為もしたくなくなってるだろうってのもあるが)。 -- 名無しさん (2016-11-12 02 10 31) 確かピーター・ウェラー(ロボコップ演じた人)は仏教徒で、年に何回か日本に来てると聞いたな。あと、私見だけど他の宗教に比べると、幾分は規制というか規則は少ないんだな。 -- 名無しさん (2016-11-12 06 46 45) 「ざっとした概要」が加筆されすぎて全然ざっとしてないから、8割9割は「細かい経緯」へ移動させた方がいいと思う -- 名無しさん (2017-03-04 18 04 19) ↑24そもそも天部に女神がいたり仏陀自信妻も息子もいるのに弟子が結婚禁止・女人禁制とかおかしい話ではあるわけだが -- 名無しさん (2017-05-29 17 18 15) ↑ブッダは認めてたが、後の教団が「女居ると修行にならねー!!」て騒ぎだしたのが始まりらしいね。修行がなってないなあ。 -- 名無しさん (2017-05-29 18 29 39) ↑ 龍樹「まったくだな」 -- 名無しさん (2017-06-18 01 41 29) ウルティマIVにも登場していたな。外見は「偉大な哲学者」 -- 名無しさん (2019-05-10 15 52 34) ケン・イシカワ時空では仏の名を冠するものが出たら虚無の戦いに引き込まれる -- 名無しさん (2021-07-27 12 20 55) ↑まあ、ゲッター線も積極的に選んだ相手に悟ることを迫ってくる宇宙の意思と解釈出来るし。 -- 名無しさん (2021-07-27 14 02 17) 日蓮宗(正宗)は日本の他宗派からするとやはり異質なのかな(揉めそうなので揉めない程度にレスあったらよろしくお願いします) -- 名無しさん (2022-01-19 19 01 04) 他宗教にもいえるのだけれど、仏教って長い歴史のなかで蓄積され紡がれた知識があるから現代で文字通りどんな人間にたいしても何がしかの解釈をあたえられる(その宗教の知識の範囲内で)し世間的にもうけがいい反面で、某小説いわく「それで“本人”は救われるからな(被害者はべつとして)」ともいえるのだよね(ちなみに不可知論者) -- 名無しさん (2022-03-16 23 19 09) 名前 コメント